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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■さようなら、みなさん! 鳩山日ソ交渉五十年目の真相
“領土はなくならないが、シベリア抑留者の生命には限りがある” 半身不随の鳩山一郎首相が河野一郎と共に、「日ソ国交回復交渉」に命を賭した。国交正常化後50周年目に公開された日本側とソビエト側との会談記録を対比させながら、ギリギリの交渉を再現。冷戦時代の中、アメリカからの脅しと自民党内の反対派による党議拘束にあいながらも、拘留者の帰還・国連加盟を果たし、玉虫色扱いに持ち込んだ北方領土問題の原点を抉る。
木本書店 / 0円 / ISBN 4905689007
■歴史の教師 植村清二
第二の人生は、幼いころからの憧れだった著述業を一本の柱に生きてみようと思った。第一作が、一昨年上梓した伯父の評伝『直木三十五伝』(文藝春秋)。第二作が、このたびの『歴史の教師 植村清二』である。これは、昭和の初めから終わりにかけて、61年の長きにわたり一教師をとおした父の伝記である。ひとりの教師の生き方をとおして、今日の日本をもたらした戦後の教育を考えてもらえば、著者としてそれ以上のことはない。
中央公論新社 / 0円 / ISBN 4120038114
■戦争指揮官リンカーン─アメリカ大統領の戦争
アメリカの「自由と民主主義のための戦争」は南北戦争から始まった。軍事に素人だったリンカーン大統領は、当時の最先端技術であるモールス電信を駆使して将軍達を動かし北軍を勝利に導いた。だが、戦死者62万という凄惨な戦争となった。南軍のリー将軍は語った。「戦争がむごたらしいのはいいことだ。そうでないと、我々アメリカ人は戦争が好きになり過ぎるかもしれない」。アメリカの戦争の原型となった南北戦争をひもとく。
文春新書 / 0円 / ISBN 4166605623
■笑って泣いて歩いて書いた ─女性ジャーナリストの五〇年
1960年代から80年代にかけて書いた署名原稿を中心に選んでまとめた。結婚・出産退職制、女子若年定年制など労働をはじめ政策参加、福祉、家族などさまざまな領域の女性差別が浮き彫りにされて、一種の女性史といえよう。 同時にサラリーマン家庭の専業主婦の日々に疑問を持ち、大学生に新聞記者にとチャレンジした自身の経歴や写真を加えて個人史ともなっている。
ドメス出版 / 0円 / ISBN 4810706761
■ワーク・ライフ・バランスの実践─企業事例に見るその手法と実際
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が、経営者の間で一般化し始めている。背景にあるのは底の見えない出生率の落ち込みと、「次世代育成支援対策法」の施行。政府は企業に「家庭生活と両立できるような働かせ方」を求めている。とはいえ、「過労死」や「サービス残業」を国際語にしたわが国のこと、解決法が簡単にあるわけでない。試行錯誤が続いている企業の現場をルポし、その中から他の企業にも実務ヒントとなる情報を探し出して提供した。
日本リーダーズ協会 / 0円 / ISBN 4890170057
■映画で学ぶおしゃれな英語
「英語を話せるようになる一番良い方法は、映画のセリフを覚えることだ」と気がついたのは50年も前のこと。映画には、心に響く言い回しがあちらこちらに出てきます。人生の機微に触れていたり、微妙で繊細な感情が込められていたり。 この本では、「タイタニック」から「ミリオンダラー・ベイビー」まで45本を選んで、それぞれの映画から印象的なフレーズを取り上げました。また、そのフレーズが、ほかの映画ではどう使われているかにも注目し、TPOによって使い方の違いを比べられるようにしました。
NHK出版 / 0円 / ISBN 4140350733
■反骨の記者 松林冏
数ある記者の中でも、これほど波乱に富んだ人がいただろうか。小学校を出るか出ないかで大杉栄に入門、無政府主義を叫んで駒込署にぶち込まれた。 苦学の末、時事新報の記者になるが、「満州事変に出兵するな」という反戦ビラを撒いてクビに。地方紙の通信員としての活躍が見込まれて朝日新聞に拾われるや、二・二六事件などで特ダネを連発。 中国戦線では従軍記者として何度も死線をくぐり、南方でも活躍。 戦後は各地の支局長として後進を育成。今年満102歳を祝った。
東京図書出版会 / 0円 / ISBN 4862231659
■高松塚古墳は守れるか
地下から現れた飛鳥美人に日本国民は驚嘆した。ところが34年後の今、古墳は解体に追い込まれている。保存修復の過程のどこに問題があったのか探ってみると危機管理の態勢に欠ける霞が関の通弊が浮かび上がってくる。それでは現地で保存する方策はあったのか、保存科学の面から探ってみた。高松塚壁画の保存問題を100年を超える日本の文化財行政の歴史の中に位置づけて論じた。
日本放送出版協会 / 0円 / ISBN 4140910828
■マスコミ生存の条件 Web2.0が変えるメディア地図
清華大学で「日本のメディア・現状と課題」を6回に分けて講義した。優秀で熱心な学生に教えるために、半世紀近く過ごした日本のメディアの実態をあらためて勉強した。 マスメディアはインターネットの登場によって世界的に歴史的な岐路に立たされている。だが、既存メディアの重要性はむしろ高まっている。情報氾濫のネット社会にあって、マスメディアは今こそ本来の使命を再確認し、高い志を持って、より良質の情報を提供すべき責任がある。
日経BP企画 / 0円 / ISBN 486130248X
■「青森・東通」と原子力との共栄
原子力発電が世界的に再評価されているなか、日本で原子力関連施設が集中立地されているのは、青森県下北半島だ。3つの原発、原子燃料のサイクル施設、中間貯蔵、核融合実験施設などが揃い、今や世界一の原子力平和利用センターに発展している。 総投資額は5兆円に達する見込みで、地域振興でも大きな成果を上げている。現地取材を中心に、この雄大な国策プロジェクトをリポート。多くの関係者にもインタビューしている。
東洋経済新報社 / 0円 / ISBN 4492800751