2025年06月19日 14:00 〜 15:30 9階会見場
「知ってもらいたい『モンゴル抑留』の真実~天皇皇后両陛下のモンゴル訪問を前に」 元読売新聞編集委員 井手裕彦さん

申し込み締め切り

 ウェブ参加:2025年06月19日12:00
 会場参加: 2025年06月19日12:00

♦︎参加には事前申し込みが必要です。こちらからお申し込みください。

 会見当日の開始1時間前までに申込者全員にウェブ参加用のURL をメールでお送りします。

 

天皇皇后両陛下が7月前半にモンゴルを公式訪問する。滞在中に、戦後の抑留中に亡くなった日本人の慰霊碑への献花を行うことが検討されている。

第2次世界大戦後、約57万5000人がソ連領内に連行された「シベリア抑留」はよく知られるが、そのうち約1万4000人がモンゴルに抑留され、およそ1700人が命を落としたことはほとんど知られていない。

読売新聞大阪本社の編集委員だった井手裕彦さんは、モンゴル国立中央公文書館で、日本政府も入手していなかった計379人の抑留者の死亡記録を入手、その内容を遺族へ届ける取り組みを無償で行いながら、戦後80年の今も日本政府に提供されていない機密資料の開示をモンゴル政府に働きかけている。こうした取り組みは井手さんの著書『命の嘆願書 モンゴル・シベリア抑留日本人の知られざる物語を追って』(2023年 集広舎)に詳しい。またウェブサイト(モンゴル抑留死亡者名簿)でも詳細を公開している。

両陛下の訪問を前に、モンゴル抑留の全体像や調査の現状、遺族を探しだして記録を届ける取り組みについて聞く。井手さんは5月27日からモンゴルで再調査を行い、6月13日に帰国する予定。

 

『命の嘆願書 モンゴル・シベリア抑留日本人の知られざる物語を追って』(集広舎、2023年)

 https://shukousha.com/information/publishing/11156/

ウェブサイト(モンゴル抑留死亡者名簿) 

 https://mongolyokuryuu.com/


ゲスト / Guest

  • 井手裕彦 / Hirohiko IDE

    ジャーナリスト(元読売新聞大阪本社論説委員・編集委員) / journalist

ページのTOPへ