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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■私は世界一素晴らしい第二の人生を送った─玉生道経 画家に転身した元官僚

早房 長治 (朝日新聞出身)
元法務官僚の第二の人生 ジャーナリストは人と会う仕事である。私も約50年間で5万人近い人と会った。その中には、無名だが、世の中に尽くした人、私を教え導いてくれた人もいる。そういう人を何人か、書いてみたくなった。玉生道経氏は法務官僚として「仮面の人生」を送った。定年を迎えて、絵画への情熱が爆発する。描きまくり、絵のためなら、他人に迷惑をかけることも厭わなかった。そういう人生があってもいいのではないか。
彩流社 / 0円 / ISBN

■38度線・非武装地帯をあるく 

小田川 興 (朝日新聞出身)
「非戦平和」の願い込めて 最後の「冷戦の現場」は苛酷な歴史と地政学が交錯し、「矛盾」のマグマはなお熱い。だが、いまそこで「雪どけ」を肌で感じる。金剛山、開城での北朝鮮ガイドとの会話。弾痕に覆われた労働党舎跡に育つ「統一の樹」。一方で離散家族の慟哭はやまない。植民地支配から分断に至る隣国と日本の「痛史」を思うと、ガラス細工のような南北和解を結実させるプロセスに日本の参加が欠かせない。在韓被爆者問題を契機に朝鮮半島を取材して40年。何よりも国家でなく「民草」の絆が平和の源泉だと思う。
高文研 / 0円 / ISBN

■主役なき世界─グローバル連鎖危機とさまよう日本

岡部 直明 (日本経済新聞専務執行役員主幹)
多極化する世界と日本の針路 グローバル経済は米国のサブプライム問題を震源に戦後最悪の危機に直面する。それはドル不信を招き原油高騰、食料危機に波及する。環境危機は深刻化し、核拡散の不安も消えない。連鎖する危機のなかで米国一極時代は終わりを告げる。 大欧州の台頭と中国など新興国の発展は多極化時代を裏付ける。そのなかで、日本は改革を先送りし地盤沈下を続ける。「主役なき世界」にあって、日本の針路を示す。日経コラム「核心」を中心に再構成した。
日本経済新聞出版社 / 0円 / ISBN

■科学技術記者クラブ名鑑

(財)新技術振興渡辺記念会発行
省庁再編で2001年(平成13)1月に科学技術庁と文部省が「文部科学省」になると同時に、「科学技術記者クラブ」は45年間の幕を閉じた。科技庁が発足した1956年(昭和31)5月当初、記者クラブは「原子力記者会」といい、首相官邸の中にあった。「科学技術庁記者クラブ」と称したのは翌年、通称“馬小屋”と言われる科技庁だった。以来、記者クラブ員は述べ約1100人にもなる。そのような科学技術記者の足跡を残した「記者クラブ名簿」が出てきたが、貴重な資料である。どんな方がクラブの歴史を築いてきたかが分かる、というので何らかの形で残したいと思った。 個人情報やプライバシーのわずらわしい時代だが、単なる名簿である。思い出話も加えて大げさだが「名鑑」とした。各社に記者への配布方を協力してもらう予定だ。浅井 恒雄(日経出身)
非売品 / 円 / ISBN

■百寿者百話─生き方上手の生活法

前坂俊之(毎日新聞出身)
90・100歳生涯現役の秘訣を解明 日本を代表する健康長寿・生涯現役の達人たち70人の生き方、創造力の秘訣を名言百語にまとめたもの。平櫛田中(107)、大西良慶(107)、小倉遊亀(105)、三浦敬三(102)、瀬島龍三(95)、山本玄峰(95)、徳富蘇峰(94)、松下幸之助(94)と多士済々の不老長寿の天才たちです。粗食・腹7分、食わなければ創造的な長生きができる。また、高齢になるほど体力・筋力が大切という健康訓、それ以上に気力・精神力・持続力こそ天寿の秘訣という生活習慣など、高齢社会の真っただ中にいるわれわれには元気のでる指針です。
海竜社 / 1500円 / ISBN

■凛として潔く   桑野美栄子の生き方  

武藤 誠 (朝日新聞出身)
波乱万丈の生涯 激動の昭和とともに、波乱万丈の人生を生き抜いた女性に出会った。嬰児で捨てられた一人息子の母への思いが、一冊の本を産んだ。 取材をしながら、残すべき記録にはぎりぎりの期限があることを思い知らされた。 また巻末の発起人名簿は、一枚で時代を物語っている。安保闘争の頃には、大学教授、作家、侍従長、裁判官、編集者、新聞記者らが、新宿の一つの飲み屋に集まって侃々諤々 の議論を繰り広げていたのだと。
自費出版 / 円 / ISBN

■アフリカ・レポート ─壊れる国、生きる人々

松本 仁一 (朝日新聞出身)
アフリカ政府の批判を事例で報告 「独立の時代」から半世紀がたつのに、アフリカが貧しいのはなぜか。それは指導者が人々を食い物にしているからだ。これまでタブーだったアフリカ政府批判を、本書は具体的な事例をあげながら報告する。すぐれた農業力を、自らつぶしたジンバブエのムガベ政権。貴重な石油資源を中国に売り渡して平気なアンゴラ政府、スーダン政府……。その結果、食えなくなった国民は母国を捨て、世界に散っていく。ロンドンへ、パリへ、そして東京の歌舞伎町へ。
岩波新書 / 0円 / ISBN

■反米主義  

近藤 健 (毎日新聞出身)
ブッシュ政権を超えて まっとうなアメリカ批判を反米主義ときめつけるレッテル貼り、無分別なアメリカ・バッシングという反米主義が流行している。この両方に牽制球を投げる意図で書いた。 反米主義と反米感情は同じではない。アメリカニズムに反対するという本来の意味での反米主義の内実とはなにか、現在の反米現象の源であるブッシュ政権を超えて考えてみた。結論的にいえば、それは資本主義システムのなかでよりましな資本主義を模索する自分探しであるというのが、私の解釈である。
講談社現代新書 / 0円 / ISBN

■地球の風 港のバラード101日  

宇咲 冬男 (産経新聞ウエーブ産経幹事)
赤道や銀河は海へなだれ込み
虫聴くや戦車の墓場見て来し夜

俳句と連句の普及で西欧の主要国のメインは巡った。一昨年、安い船で地球一周の船旅の話が舞い込んだ。千載一遇のチャンスだった。101日間、19の寄港地で23カ国の裏街道が歩けた。地元民との交流、船の仲間のシニア、ヤングのへだてない友情。ドラマがあった。記者の目に戻った。「SANKEI EXPRESS」にコラム風紀行を半年連載。それが目に止まり文芸社から『地球の風』が出版された。紀行文であってそうでない文。本名・小久保誠
文芸社 / 0円 / ISBN

■惜別 仕事人生  

大倉 文雄 (朝日新聞出身)
正史に残らない記録 朝日新聞東京本社の有楽町から築地への移転、マリオン建設、六本木ヒルズ再開発の秘話。新聞記者としてスタートしテレビ朝日、静岡朝日テレビと移った48年間の「仕事人生」をまとめた。 南極観測やアフリカのチンパンジー調査を取材し、テレビ事業ではブロードウェー・ミュージカルでトニー賞を取り、地方テレビ局の経営。そしてデジタル化の放送政策に携わった18年間の記録。学生時代から憧れた中国の大自然と文化遺産を訪ねた旅行記を加えた。
近代文芸社 / 0円 / ISBN
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