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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■小さな書斎から

砂原 和雄(産経新聞出身)

▼人生の出会いと別れ 

 ふるさと奥飛騨の高校を出て上京。佐藤春夫と出会ったのを機に小説家をめざし、新聞記者生活を経て作家生活へ。小説を書いている合間に、ふと「1カ月ほどしたらまたおいで」と告げた春夫との若いころを思い出したり、ときには散歩中に目についた美しく咲いたばかりの草花にみとれたり、木陰を揺らす小鳥の声に心動かされるなど、心に残る出会いと別れをありのままつづったものです。物書き人生を支えてくれた妻は天国へ召される間際、「元気なうちは一人で頑張ってね」と言いました。本書は妻に捧げるささやかな紙碑です。

 


静人舎 / 2750円 / ISBN 4909299254

■好時好日 樸菴漢詩集

前田 隆弘(NHK出身)

▼〝風雅の遊び〟つづった一書 

 旅や閑居で折々、心に浮ぶことなどを、五言、七言の詩句にする〝風雅の遊び〟に、漢文や中国語の素養も全く無いのに取り組んだ。漢字と戯れながら、規則に沿って並べるだけで、平凡な題材も格調高く表現できたと思え、名句を生み出す夢さえも抱かせる。典故や雅語もかえって新鮮。石川忠久先生指導の下、20年余り詠みためた愚作のうち82首に、発想の背景などの軽いエッセイを添えて、誰にも分かってもらえる漢詩集とした。


文藝春秋 / 2970円 / ISBN 4160090613

■スマホ社会と紙の本

高橋 文夫(日本経済新聞出身)

▼スマホ時代の本の役割とは 

 活字メディアが頂上を登り詰めようとする一方、代わりに新興のデジタルメディアがてっぺんを目指し、急坂を上がってくる。そのような状況下でデジタルメディアにあらがう活字メディア、つまり本は読み手にどんな影響を及ぼしているのか。デジタル時代の本の役割とは何か―それらを、現場の目撃者でもある読者からの様々の「証言」として、デジタルメディアに制圧される前に書き留めておきたい、とつづられた新しい時代の読書論。

 


論創社 / 2420円 / ISBN 4846023680

■日本プロ野球の歴史 激動の時代を乗り越えて

菅谷 齊(共同通信出身)

▼激動を生き抜いた真実 

 ベーブ・ルース来日を機に発足したプロ野球は大谷翔平の出現によって「大リーグに追いつき追い越せ」との宿題を果たした。その間、およそ100年。名勝負、記録の裏面で事件にも遭遇しながらしぶとくしのいできた。1960年代半ばからの取材と古今の球界関係者、愛好家などの話を後世に伝えるべくまとめた。エピソードは100を数え図書館の蔵書となる歴史書でもある。

 2023年12月出版、B5版、400超ページ、写真200余枚。2023年度ミズノスポーツライター賞優秀賞。

 


大修館書店 / 14300円 / ISBN 4469269727

■金吾の黒

秋山 哲(毎日新聞出身)

▼女性の自殺、二人の男性の苦悩 

 筆名「檜節郎」としての私の3冊目の小説。これまでと同様にオンデマンド方式で出版し、アマゾンと楽天ブックスで販売している。戦後間もなくの京都が舞台。中国帰りの女性が茶室で自殺する。深い関係にあった茶道家元の後継者と、女性の幼い養子の二人が女性の死を理解しようと苦しむ。33年たって二人が暗闇の茶室で対峙し、苦しみの結論を導き出そうと対話する。小早川秀秋が残したという茶碗が影の主役となる。

 


パブファンセルフ / 2200円 / ISBN 4802086016

■ソーシャル・シンキング 自分で考え、発言する力を養う

長谷川 智(朝日新聞出身)

▼ビジネスパーソンの教養を問う 

 「日本企業のイノベーション不足は、ビジネスパーソンの視野の狭さが一因」。そんな問題意識で書いた。目次の項目は「山田洋次監督を生んだ実践知」「日本の凋落」「イノベーターシップの確立」「企業倫理の再構築」「自然と人間」「東洋と西洋」「東京と地方」「キャリア形成」「コミュニケーション」「ジェンダー平等」「メディア活用」と幅広い。長い経済記者経験、定年退職後に在籍したライフシフト大学で得た知見をまとめた。反論は大歓迎。

 


PHPエディターズ・グループ / 1760円 / ISBN 4910739467

■ニッポンはじめて物語 世界初・日本初のヒット商品を生んだ開発者の熱き魂

北辻 利寿(CBCテレビ論説室・特別解説委員)

▼日本生まれ 開発秘話を追う 

 ビニール傘、カッターナイフ、乾電池、食品サンプル、そして自動改札機。暮らしの中に当たり前のように存在しているもの、実は多くは日本生まれです。そんな〝開発秘話〟を追いました。ラジオ番組で紹介したテーマをコラムとして執筆、120ものテーマの中から、厳選した70のエピソードを1冊にまとめました。ニッポンの開発魂と商品にかける細やかさ。歴史を刻んだ数々の「はじめて物語」は、現在の私たちへの熱きエールにあふれています。

 


東京ニュース通信社 / 1650円 / ISBN 4065350425

■僕らはまだテレビをあきらめない

「早大そうだったのか!ジャーナリズム研究会」など共著

▼政治によるメディア介入に警鐘 

 放送・新聞・通信にまたがるベテランジャーナリストや大学教員6人が、早稲田大学の研究プロジェクトとして、政権への忖度や萎縮に流されがちな近年のテレビ報道について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送倫理検証委員会」委員だった映画監督の是枝裕和氏、元委員長で弁護士の川端和治氏らにインタビューした。その詳細や6人による座談会などを収録した。テレビ・ドキュメンタリー制作経験も豊富な是枝氏による「放送と公権力の関係について」の論考は示唆に富み、メディア関係者必読。

高橋 弘司(毎日新聞出身)筆

 


緑風出版 / 2750円 / ISBN 484612312X

■宇宙の地政学

倉澤 治雄(日本テレビ出身)

▼宇宙開発最前線、日本は勝ち残れるか? 

 科学技術の世界では人類史上、例を見ないパラダイムシフトが起きています。とくに宇宙開発分野では「米ソから米中へ」「国威発揚からビジネスへ」「国策から民間へ」「平和利用から軍民融合へ」と大きな地政学的変化に見舞われています。21世紀初となる有人月探査レースを中心に、世界の宇宙開発の現状をフラットな視点で紹介します。また日本が宇宙イノベーションの時代を勝ち抜き、「科学技術立国」として復活するための方策を読者とともに考えます。


筑摩書房 / 1012円 / ISBN 4480076190

■ドキュメント 平成政治史5 安倍「超長期政権」の終焉

後藤 謙次(共同通信社客員論説委員)

▼安倍政治が残したもの

 本書執筆の発想は、政治記者として長く担当した竹下登元首相の遺言とも言える著者とのインタビューにあった。

 「老兵は消え去るのみと思う一方で、体で覚えた体験を語り継ぐ『平成の語り部』となるか」―。本書はシリーズの第5巻、完結編でもある。異例の天皇陛下の退位による平成から令和の時代への橋渡しを担った超長期安倍政権の終わりに何があったのか。それを語らずに今の政治の混乱を読み解くことはできない。


岩波書店 / 3520円 / ISBN 4000281801
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