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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■老いぼれ記者魂 青山学院春木教授事件45年目の結末

早瀬 圭一(毎日新聞出身)

▼事件の真相を探る執念 45年前の昭和48年2月、青山学院大学で教授が女子学生を研究室に連れ込み、前後3回も暴行するというスキャンダルが起こった。

 朝日新聞がスクープで報じ、世間に知れ渡った。当時、私は毎日新聞の現職社会部員で、取材陣の一員に加わった。被害者とされる女子学生の不可解な言動や、教授間の派閥争い、不動産業者なども絡み複雑怪奇だった。2015年になって、事件に関する膨大な資料を入手、その結末をようやく書き上げた。


幻戯書房 / 2592円 / ISBN 4864881413

■わたしたちの英語 地球市民のコミュニケーション力

宮武 久佳(共同通信出身)

▼日本はコミュ障の国? 「尖閣諸島」の英語を知らないと、国際社会で国益を主張できません。英語が下手な私たちは、日本語もあやしいかも。東京では、地下鉄で「すみません、降ります」の一言が聞けません。会見では、コワモテの相手には、記者が自由に質問しません。昨年8月9日の長崎、被爆者代表の「あなたはどこの国の総理ですか」に、安倍首相は言葉が出てきませんでした。大学教員の私は漢字をうまく板書できません。日本人のコミュ力、気になります。


青土社 / 1620円 / ISBN 479177051X

■官僚たちのアベノミクス――異形の経済政策はいかに作られたか

軽部謙介(時事通信社解説委員)

▼国家意思形成の舞台裏に迫る 権力を持つ側と、行使される側は、立場が違う。「ペンタゴン・ペーパーズ事件」の米最高裁判決でブラック判事が述べた有名な箴言もこう説く。

 報道の自由が保障されるのは、統治する者ではなく統治される者に奉仕するからだ―。

 それゆえわれわれの基本任務は「権力の監視」。事実を積み上げ国家意思の形成プロセスを解剖する試みは、その表現形態の一つだろうと考えている。この本が「統治される者」に奉仕できているなら本望です。

 


岩波新書 / 929円 / ISBN 4004317037

■ルポ 最期をどう迎えるか

共同通信社・生活報道部

▼老いと死、丹念に取材 高齢化に伴い、年間130万人以上が亡くなる「多死社会」に突入した日本。老いの最期に人々は何を思うのか。自宅で親を看取った家族、延命治療を巡る葛藤、ひとり身で逝く選択…。共同通信の取材班が「死」に真正面から向き合い、ルポした連載記事を1冊にまとめた。介護施設での看取りの実践や救急現場の実態、ホームホスピスの試みなども収録。識者インタビューを交え、最期まで自分らしく生きるためのヒントを探る。

 


岩波書店 / 1512円 / ISBN 4000230697

■平成デモクラシー史

清水 真人(日本経済新聞社編集委員)

▼統治構造改革の政治史 「平成の政治史」には違いないが、実力政治家が主役を演じる「権力闘争の政治史」ではないし、保守やリベラルの「イデオロギーの政治史」でもない。

 衆院に小選挙区制を導入した政治改革。首相官邸を強化した橋本行革。さらに司法制度改革や地方分権改革へ広がった平成の統治構造改革は、政党政治のゲームのルールを一変させた。政権交代と首相主導が「平成デモクラシー」の両輪となった。

 そんな統治構造改革のロジックで、この30年の政治史を読み解く一冊です。

 


ちくま新書 / 1188円 / ISBN 4480071199

■北京スケッチー素顔の中国人

渡辺 陽介(共同通信社編集局次長)

▼庶民の思いを伝える 国同士はときに激しく対立するが、日本も中国も一般市民の思いに大きな違いはない。子どもの受験を心配し、老後を懸念し、日々のやりくりに頭を悩ます毎日だ。長く中国報道に関わったが、先鋭化した政治情勢などに焦点が当たることが多く、庶民の声を伝え切れていない、との思いがあった。激しい変化の中に生きる中国人を傍らで点描したにすぎないが、隣人の素顔を垣間見ていただければ幸いだ。共同通信配信の記事を大きく加筆、修正した。

 


明石書店 / 1836円 / ISBN 4750345873

■破綻するアメリカ

会田 弘継(共同通信社出身)

▼トランプ時代の地殻掘り下げ 選別と排除を真正面に掲げて「アメリカ・ファースト」を叫ぶトランプ政権。8年前に初の黒人大統領オバマを選んだ米国は、なぜ今度は白人優越主義者のような大統領を選び、自爆とも見える道をたどり始めたのか。米国の自由・民主・平等は、どこへ向かおうとしているのか。政治・経済・文化・思想の4つの角度から地殻変動を掘り下げた。米国と米国人が、大きな曲がり角に来ている気配がうかがえる。

 


岩波現代全書 / 2700円 / ISBN 4000292102

■ブエン カミーノ 妻と歩いた50日

江口 義孝(NHK出身)

▼第三の聖地への足跡 退職後に夫婦でスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの道800キロを歩いた旅日記である。徒歩旅行は初めてという妻は、炎天下で息絶え絶えとなるが、出会った20数カ国の人たちや名物料理に励まされてゴールまでたどり着く。途中、ロマネスクの教会や由緒ある建築物を訪ねる楽しみも堪能した。これから挑戦したい方々への参考書か。部数限定の自費出版ですが、希望者は(juriegu@ae.auone-net.jp)へお問い合わせください。

 


 / 円 / ISBN

■心の華2 「思いを集めて」41人のメッセージ

坪田 知己(日本経済新聞社出身)

▼普通の人の人生にも「宝物」がある 「一人で自費出版するのは、文章の量も費用もヘビーだが、みんなでやればできる」と2016年2月に『心の華1』を作った。今回は41人が参加。前号に増して、素晴らしい作品が集まった。40歳を過ぎての結婚、亡父への思い、子どもへの期待、背が高くなりたいと「背伸びクリーム」やサプリメントを通販で買った女性の手記…など。参加者全員から感謝のメールが届いた。今後も続けたい。参加費は1万円で10冊入手できる。

 


 / 円 / ISBN

■1967中国文化大革命写真集

荒牧 万佐行(元毎日新聞社)

▼文革時代の人々の姿 1967年1月から2月の約2週間、毎日新聞中国特派視察団として、深圳、広州、武漢、北京、上海を足早に回った。カメラを向けると〝われわれの問題だ〟写真はヤメロ、と何度も追いかえされた。これらの写真の中から160枚の写真を選び①街は巨大な掲示板になった。②議論を尽くし社会と自己を改造する。③ひたすら歩く。④群れる、好奇心。⑤労働は権利だ。⑥天の半分。⑦生活の中の革命。7章に分類した。

 


集広舎 / 2700円 / ISBN 4904213548
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