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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■安倍なきニッポンの未来 令和大乱を救う13人

乾 正人(産経新聞社上席論説委員)

▼日本の保守とはいったい何かを考え

 自分の本を宣伝するのは、本当に恥ずかしいが、これまで出した4冊のうちで一番面白い(よくも「恥ずかしい」と書けたねぇ)。

 言うまでもなく、令和4年7月8日に安倍晋三元首相が暗殺されていなかったら、この本が世に出ることもなかった。

 店頭に並んだのは安倍「国葬」直後の10月初頭。実質的な執筆期間は1ヵ月半だったが、「日本の保守とはいったい何か」を自分なりに走りながら考えた次第である。乞御高評。


ビジネス社 / 1650円 / ISBN 4828424474

■強い国より優しい国 元旭川市長・元内閣官房長官 五十嵐広三伝

北野 宏明(北海道新聞出身)

▼村山連立政権で扇の要に

 自、社、さ三党によるリベラルな村山連立政権で扇の要を担ったのが、五十嵐広三官房長官だった。新生党の小沢一郎氏の「普通の国」に対抗し「強い国より優しい国」を目指した。戦後50年の節目には、日本の戦争責任を認めた「村山談話」発表に心血を注ぎ込んだ。小選挙区制導入で与野党問わず、政治家の質が随分落ちた。五十嵐の生涯を振り返る中で、政治家とは、どうあるべきかを考えるヒントになればと考え、執筆しました。


北海道新聞社 / 2200円 / ISBN 4867210811

■踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代

小倉 孝保(毎日新聞社論説委員)

▼「時代」が生んだ女性の評伝

 ストリップの一条さゆりさんとミスタープロ野球、長嶋茂雄さんは同じ1958(昭和33)年にデビューしました。この年、東京タワーが開業しています。

 一条さんが引退公演中に逮捕されたのが72(昭和47)年。連合赤軍による浅間山荘立てこもり、沖縄の日本復帰、日中国交回復もこの年です。

 「伝説」の人生は時代を象徴する出来事と符合します。中田カウス、鈴木敏夫、小沢昭一各氏ら交流のあった人々の言葉を通し、日本の女性と社会の変遷も描きました。

 


講談社 / 2200円 / ISBN 4065292557

■朝日新聞記者の書く力 始め方、終わり方

真田 正明(朝日新聞出身)

▼語感、季節感、比喩などについて

 夏目漱石からフーテンの寅さんまで、好きな題材をたくさん取り上げました。前作の『朝日新聞記者の200字文章術』では、現役時代に担当していた「素粒子」の話を中心に書きましたが、今回はほとんど触れていません。その代わり、語感の違い、季節感の取り入れ方、比喩やオノマトペの使用法、パロディの本質などについて、いろんな作品をもとに考えてみました。すぐに役立つハウツー本ではありません。読み物として読んでいただければ幸いです。

 


さくら舎 / 1650円 / ISBN 486581356X

■首都圏の「綻び」 記者が出会った識者と考察

長竹 孝夫(中日新聞・東京新聞出身)

▼社会の「本質」に迫る一冊

 福島原発事故と足尾銅山鉱毒事件の共通性をひもとき、首都直下地震や首都機能バックアップ論。富士山噴火による影響。2025年問題を視野に高齢者や介護、医療や健康のほか、老朽インフラや大水害など首都圏の諸課題を識者63人と考察しました。急激に広がるドローンやAI社会を展望。そして「言葉の政治家」ワイツゼッカ―(元ドイツ大統領)来日の足跡。「抵抗の新聞人」として名を残した桐生悠々の言葉で締めくくっています。


あけび書房 / 1650円 / ISBN 487154219X

■冤罪をほどく〝供述弱者〟とは誰か

秦 融(元中日新聞編集委員)

▼捜査、司法にはない独自の視点で

 「裁判は裁判、報道は報道」。原審から7回も有罪が認定された殺人事件を「冤罪」と訴え続けた報道「西山美香受刑者(出所後は「さん」)の手紙」には、自分たちの取材を信じる記者たちの信念が込められていました。冤罪報道で求められるのは捜査機関、裁判所にはない独自の視点です。必要なのは勇気ではなく、紙面化までの技術的なハードルをどう越えるか。余すことなく明らかにしました。講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。


風媒社 / 1980円 / ISBN 4833111446

■転生 満州国皇帝・愛新覚羅家と天皇家の昭和

牧 久(日本経済新聞出身)

▼溥儀と溥傑 波乱の生涯たどる評伝

 人はどこまで変わることができるのだろうか? 清朝最後の皇帝「宣統帝」、満州国皇帝「康徳帝」、戦後はソ連に抑留後、戦犯として中国に送還され、中国共産党の思想改造教育を受けた後は、北京市民として三つの人生を生きた溥儀。一方、弟の溥傑は嵯峨侯爵家の娘・浩と結婚、終戦後に生き別れになったものの16年後に奇跡の再会を果たし、生涯愛し続けた。ふたりの波乱の人生は日本と天皇家の「昭和」を裏側から照射している。


小学館 / 3300円 / ISBN 4093888582

■国際報道を問いなおす―ウクライナ戦争とメディアの使命

杉田 弘毅(共同通信社特別編集委員)

▼日本の国際報道の突破口に

 ウクライナ戦争を新聞もテレビも毎日ふんだんに伝えている。米国のメディアよりもその割合は大きいようだ。プーチン氏の悪魔性、可視化された爆撃被害、ガソリン・食料価格の高騰、そして核戦争の恐怖など、日本人が引きつけられる理由はある。外国メディアの「翻訳・紹介」としばしばやゆされた国際報道の突破口になりそうだ。戦争報道の歴史に始まり、投稿画像分析に代表されるOSINTなど最新事情も盛り込みました。


筑摩書房 / 968円 / ISBN 4480074945

■「ナパーム弾の少女」五〇年の物語

藤 えりか(朝日新聞社デジタル機動報道部記者)

▼少女が送った苦難と激動の人生

 ベトナム戦争末期の1972年、ナパーム弾を浴びた少女の写真がベトナム人のAP通信記者の手で撮影され、戦争の残酷な現実を世界に伝えて反戦のうねりを巻き起こしました。一方、被写体の女性がその後、いかに苦難と激動の人生を送ったかは意外と知られていません。本人や撮影者、関係者に取材を重ね、50年の節目にまとめました。カナダへの決死の亡命譚はまるで映画のよう。ロシアのウクライナ侵略などで戦争被害者や避難民が増える今こそ、広く伝えたいです。


講談社 / 1980円 / ISBN 4065288134

■アメリカの政治任用制度―国際公共システムとしての再評価

小池 洋次(日本経済新聞出身)

▼日本の改革論議にも一石投じたい

 アメリカの政策形成の核心というべき政治任用制度について、四半世紀にわたり調査・研究した結果です。専門書の体裁を取っていますが、多くの人々に読んでもらえるように書きました。政策を作るために国民各層の総力を結集できるのがアメリカのシステムです。我々はそれをもっと深く理解すべきではないでしょうか。国の統治のあり方を議論する際に、ぜひ、参考にしていただきたいと思っています。

 

 

 

 

 


東洋経済新報社 / 6050円 / ISBN 4492212493
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