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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■二人のウラジーミル レーニンとプーチン
伴野 文夫(NHK出身)
▼レーニンの失敗を解剖
今年はレーニンの死から100年。名編集長藤原良雄氏にお世話いただいてソヴィエト社会主義連邦の崩壊に至ったレーニンの理論的な失敗を解剖する本書を上梓することができた。レーニンは国家消滅論を唱え、国家に替わり独自のプロレタリア独裁論をはめ込むという誤りをおかした。
一方マルクスは階級と搾取なき自由と民主主義の社会、アソシエーション(協同体)を目指した。両者の思想は相いれない。70年間世界をだまし続けたマルクス・レーニン主義という思想はあり得ないのだ。プーチンのレーニン主義を追う大ロシア主義も、過酷なウクライナ侵略をおかす。マルクスにかけられた「冤罪」は晴らされなければならない。
藤原書店 / 2420円 / ISBN 4865784276
■風になった優ちゃんと学校給食
馬場 錬成(読売新聞出身)
▼学校給食・食育ものがたり
いま学校給食が進化して、美味しさはレストラン顔負けになっています。郷土料理、お袋の味の伝承する場でもあり、生活習慣病予防と長寿国の原点になっています。食材選定から調理、栄養・衛生管理、食文化の学びまで多彩な教育に広がっており、世界にない食育と栄養教諭制度は偉大なソフトパワーです。その現状と正しい理解を児童・生徒から大人まで共有するため、児童本にしました。お子さん、お孫さんと一緒にお読みください。
評論社 / 1760円 / ISBN 4566014630
■日航・松尾ファイル 日本航空はジャンボ機墜落事故の加害者なのか
木村 良一(元産経新聞論説委員)
▼御巣鷹山事故の新たな真相に迫る
日航はボーイング社の修理ミスを見逃して墜落事故を起こした加害者だ、と考えていました。ところが、詳細を知る元日航取締役(技術・整備担当)の松尾芳郎氏(94)からファイルを託され、取材を進めていくと、その考えが間違っていることに気付かされ、疑問が次々と湧いてきました。
どうして松尾氏は書類送検されたのか。なぜ警察・検察は刑事立件にこだわったのか。事故調の調査は的確だったのか。日米関係がどう影響したのか。本書でこうした疑問を解き明かします。
徳間書店 / 2200円 / ISBN 4198658471
■底知れないインド 「最強国家」の実力を探る
広瀬 公巳(NHK出身)
▼21世紀の大国を知るために
タイトルにある通りインドは底知れない国です。掘っても掘っても奥があるので全体像がつかみ難い。そこでイギリスやアメリカ、中国などすでに少しはなじみのある国を入り口にしてインドを身近なものとして紹介しようという試みです。21世紀の大国とされるインドの実力はいかほどのものなのか。歴史、人材、文化など個別のテーマで各国と渡り合うことができるのかを考えながら書きました。
マイナビ出版 / 1199円 / ISBN 4839986274
■満州、少国民の戦記 総集編
藤原 作弥(功労会員・時事通信出身)
▼平和の尊さ 若い世代に紡ぐ
昭和20年8月、ソ連戦車軍団の進攻を受け、満蒙の僻地から国境の街・安東に逃れた満9歳の私は日本に帰国するまでの1年半、闇市でタバコ売りをしながら家計を助けた。その時に見聞したのは強盗、殺人、強姦……など旧約聖書「ソドムとゴモラ」に描かれた大人の悪徳の世界。当時の放浪癖と好奇心がジャーナリストへの道につながった。本書は当時を振り返った自伝的ノンフィクションだが、若い世代に伝えたい戦争の悲劇と平和の尊さのメッセージでもある。
愛育出版 / 3960円 / ISBN 491109107X
■韓国消滅
鈴置 高史(日本経済新聞出身)
▼李朝末期、再び
韓国の危機を書いた。世界最悪の出生率により経済規模が縮む可能性が高い。内政は左右対立が激化する一方で、検察を私物化し反対勢力を陥れるのが常態化した。外交面では二股に失敗し、米中双方から軽んじられるに至った。というのに韓国の指導層は「日本を超える民主主義を実現」「米中を操る天才的外交」と自画自賛するばかり。世界情勢が激変する中、内紛に明け暮れたあげく亡んだ李朝末期を思い起こさせるものがある。
新潮社 / 968円 / ISBN 4106110571
■記事で綴る私の人生ノート
三山 秀昭(読売新聞出身、広島テレビ顧問)
▼真相と深層 原稿からみた人生史
かつての自らの原稿をそのまま晒した人生史。学生時代にチェコ事件に遭遇したルポ、田中角栄首相退陣の真相を本人から聞き出しながらボツになった原稿、レーガン米大統領に変造紙幣を手渡した逸話、読売グループ総帥・渡邉恒雄主筆の秘書時代の話、ジャイアンツ球団代表としての「異文化体験」、長嶋茂雄が病に倒れた主因、新聞からテレビへのトラバーユ、広島テレビ社長としてオバマ米大統領を広島に呼び寄せた真相と深層、今春、叙勲を受け、天皇陛下への拝謁を詳述したルポルタージュ……。
文藝春秋 / 3333円 / ISBN 4160090680
■人事と権力─日銀総裁ポストと中央銀行の独立
軽部 謙介(時事通信出身)
▼日銀の「独立性」と総裁人事
いつの世も耳目を集めるのが人事。「茶坊主のA部長が栄転するらしい」「B次長転勤の裏には不祥事があったそうだ」。会社の廊下や給湯室で、そして夜の居酒屋で、こんな会話が繰り広げられる。ただ、誰がどこに飛ばされようと「コップの中の嵐」で済むサラリーマン社会と、国民生活を左右する組織のトップ人事では意味が違う。日本銀行の独立性と総裁人事の政治化。そんなテーマに取り組んでみました。ゴシップ系は避けながら。
岩波書店 / 2750円 / ISBN 400061648X
■それでも昭和なニッポン 100年の呪縛が衰退を加速する
大橋 牧人(日本経済新聞出身)
▼悪弊先送りの日本社会に警鐘
岸田文雄首相が自民党総裁選への不出馬を表明した。派閥裏金問題などで内閣支持率が低迷し、高まる党内の危機感に押し切られた形だ。昨年来、この政治とカネをはじめ、ジャニーズ創業者による児童性加害、大手メーカーの認証不正など、各界で次々と不祥事が噴出している。
これらの問題の多くは、昭和や高度成長期以来、解決を先送りにしてきた悪弊、負の遺産ではないか――。そんな危機感から、「昭和100年」と「戦後80年」が重なる2025年を前に、しぶとい〝呪縛〟に警鐘を鳴らし、突破口を探る。
日本経済新聞出版 / 1045円 / ISBN 4296120697
■「時代」を切り拓いた女性たち 国境を越えた14人の闘い
原野 城治(時事通信出身)
▼「女性の時代」へ壁を打ち破る
国内政治の不信拡大で、政界にもようやく「女性の時代」の到来が予感される。本著はそんな趨勢の中、明治から平成まで、日本と世界をボーダーレスに生きた女性の列伝を収める。津田梅子から川上貞奴、市川房枝、加藤シヅエ、緒方貞子まで、「逆境の時代」を生き抜けた女性たち14人。留学、海外公演、国連機関での活躍など男性支配が当然だった時代、彼女たちの生涯は戦いの連続だった。日本を変えた彼女らに、今こそ学ぶ。
花伝社 / 1980円 / ISBN 4763421212
