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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■追跡・アメリカの思想家たち  

会田 弘継 (共同通信編集委員)
近代性と格闘した11人に焦点 現場ジャーナリストが思想を語るとこうなる。そんな本です。学者が書く概論とは違います。思想が生まれる裏の思想家や家族たちのつぶやきにも触れながら、近代国家アメリカの中でその「近代性」と格闘してきた11人に焦点を当てました。 多くは日本では知られなかったが、重要な意味を持つ思想家たちです。エピローグは自信作。漱石の『こころ』の翻訳が生まれた背景にあったアメリカ思想史のドラマ。F・A・ハイエクはなぜ『こころ』に魂を揺さぶられたのか。ぜひ、ご一読を。
新潮選書 / 0円 / ISBN

■西太后とフランス帰りの通訳

渡辺みどり(日本テレビ放送網出身)
西太后の素顔を浮き彫りに 西太后が逝って100年になる。20世紀初頭、外交官令嬢として西欧で近代的な教育を受けた帰国子女、裕徳齢は英・仏、堪能な語学力を駆使、通訳兼女官長として西太后に仕え寵愛される。日清戦争、義和団事件に相次いで敗れ、滅亡寸前の清朝宮廷にあって若い徳齢が体験した祖国での異文化ショックの数々。その中から知られざる西太后の素顔を浮き彫りにする。徳齢はアメリカ外交官と結婚。1944年カナダで交通事故で逝った。
朝日文庫 / 693円 / ISBN

■新 現場からみた新聞学

天野勝文・橋場義之編著    橋場義之(毎日新聞出身)
新聞の課題を4つの側面から  『現場からみたマスコミ学』シリーズのひとつで、6年ぶり3回目の全面改稿版。15人の筆者は、新聞記者出身の研究者や大学で教鞭をとっている現役の新聞記者が中心。現場での新聞ジャーナリズムの実践経験を踏まえた論考が特徴だ。今回は21世紀に入ってインターネットや携帯電話が急ピッチで進化する中、「取材と報道」「言論の役割」「新聞産業の変容」「読者の目」の4つの側面から現代日本の新聞が抱えているさまざまな課題を多角的に取り上げ、
<新聞>の役割を改めて捉え直している。
学文社 / 2730円 / ISBN

■シンプル英語で話す 映画に学ぶ上品な88フレーズ 

原島 一男(NHK出身)
シンプルな88の日常表現を紹介 これから英会話を学ぼうとする人たち、あるいは自らの英語を見直そうとする人たちに向けて、日常の表現をシンプルにした88のフレーズを紹介します。
  「よろしくお願いします」(Nice to meet you.)、「念のために」(just in case…)、「そんな余裕はありません」(I can’t afford it.)、など。どれも、これも、どこに出しても通用する上品な表現です。そうした表現が“言葉の宝庫”といわれる新旧の映画の中で、どのように使われているか、も実例として示してあります。映画にでてくるフレーズは,監督やシナリオライターが効果的なシーンを作るために選び抜いた表現です。きっと、お役に立つと思います。
荒地出版社 / 0円 / ISBN

■地球をかけめぐる 

堀越 作治(朝日新聞出身)
とびきり珍しい旅の記録 未知のものに対する好奇心が人一倍強く、地球儀とにらめっこしつつ世界をかけまわっているうちに、いつの間にか未踏の地域が少なくなってきた。もちろん、広い地球を隅なく踏破することなど夢物語だが、これまでまわった旅の記録だけでも優に数巻の大冊になる。そのうち、とびきり珍しい体験だけを選んだのが、本書である。 女人禁制の島、古寺巡礼、名城めぐり、今様「出世払い」の珍談。はてはアジアから北欧、西欧、東欧とソ連、中東、南北アメリカ大陸とアフリカの雄大な自然、人情の機微等。写真つきで楽しみながら、裏側の貧困、飢餓、温暖化にも光を当て
る。
東京図書出版会 / 0円 / ISBN

■炎の森へ 

砂原 和雄(産経新聞出身)
陶芸家目指した元銀行マンの物語 「小説の使命は、『人間の證巻』と『文明批評』とにある」(佐藤春夫)といいます。この小説は、10年前、まさかの自行の破綻を機に、「充実した人生を─」と、陶芸家を目指し、夢を実現した中年夫婦の物語で、充実した人生を目指す人への応援歌です。街の書店で、初めて読んだ小説雑誌を手に、作者に会ってみたいと、やみくもに佐藤春夫の門を叩いて50年。今、「書くことが自分の楽しみであり生活である」(同)の毎日です。願わくば、本書をお買い上げのうえ、次の作品にご期待あれ。
日本経済新聞出版社 / 0円 / ISBN

■4Bと自転車とお寺   

宇咲 冬男(ウェーブ産経幹事)
冬霧や離りて住めば深む愛 10月に船で地球一周のエッセイ『地球の風』が出たばかり。続けてのエッセイ。私の更新前のホームページに春・夏・秋・冬の四季に分け『宇咲冬男の歳時記』を5年間連載。前著の編集者が、その文章に目を留めて出版を促された。目的は若い人に季語の素晴らしさを教えるためだった。次第につまらなくなり、記者時代などのエピソードを季語に絡ませたらアクセスが急増した。本名・小久保誠
文芸社 / 0円 / ISBN

■闘う社説 朝日新聞論説委員室 2000日の記録

若宮 啓文(朝日新聞コラムニスト・  前論説主幹)
言論戦インサイド・ストーリー 「イラク戦争、靖国参拝、小泉郵政解散、安倍氏との大バトル、対『読売』『産経』社説ウォーズ、憲法改正議論…。ニッポンを動かした言論戦のインサイド・ストーリー!」。これが出版社の宣伝文句です。バトルはともかくウォーズとはオーバーな…とも思いますが、私の狙いがイラク戦争や靖国問題をめぐる言論戦の紹介にあったのは事実。そして、憲法などをめぐる社内論議の披露。ここまで書いていいのかと、自分でもまだ自問しています。
講談社 / 0円 / ISBN

■派閥の終焉と日本の針路 小泉政治の遺産

本澤二郎
小泉政治を徹底総括 「小泉チルドレン」が出版社の依頼でしたが、ついでに小泉政治を徹底して総括することにしました。郵政民営化の隠された背景やらワシントンが操作した市場原理主義、ブッシュ戦争への加担などなど。完璧なマスコミ対策も。80余人のチルドレンの当落が国民の小泉採点になります。また本来、中曽根バブル経済の崩壊で沈没したはずの自民党も、公明党を抱き込むという延命装置でここまできましたが、それも時間の問題でしかないでしょう。
長崎出版 / 0円 / ISBN

■社長の仕事作法 伸びる社員をつくる経営者の発想

長谷川洋三(日本経済新聞出身)  
大不況時代に健闘する社長たち 「成功するには、地道な努力とコツコツと積み上げていく忍耐力が必要です」─。「福島一のラーメン店を目指す」という目標を「東北一」「全国一」へと進化させてきた幸楽苑の社長の言葉だ。日本企業は多かれ少なかれこの「積み上げ」の原点を持っている。サブプライムローン問題の本質はある意味で、「地道な努力」を怠ったツケでもある。大不況時代でも健闘している社長たちにインタビュー。共通する仕事作法は「人を大事にする経営」と「粘り強い経営」だった。おもしろく読めるビジネス書であり、産業史の証言でもある。
講談社+α文庫 / 0円 / ISBN
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