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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■世界中を「南極」にしよう

柴田 鉄治(朝日新聞出身)
昔の取材現場にもう一度立ってみたい。そんな思いから昨年、40年ぶりに南極を再訪した。本書はその再訪記である。最近の南極の様子を詳しく伝えると同時に、国境もなければ軍事基地もない、まさに人類の理想を先取りした地であることを、それを支える南極条約などの背景とともに紹介する。そして、地球と人類の未来のために、世界中を「南極」にしよう、という夢を語り、南極は国境を超えた視点を育てる最高の教材なのだと説く。
集英社新書 / 0円 / ISBN 4087203913

■敗戦六十年の思い出

八巻 俊雄(日本経済新聞出身)
自叙伝・広告の世界へ 
昭和20年2月に米軍は硫黄島を占領し、その後は艦載機グラマンだけでなく、ムスタング戦闘機も飛来した。20年6月19日、都立第十中学校(現在西高)に入学して2カ月後だった。自転車で逃げ出した。第2章は8月に敗戦を知らず、故郷の八ヶ岳山麓まで5日間かけて歩いて帰ったことを書いた。第3章と第4章は日本経済新聞で広告の仕事をするようになった経緯、広告の仕事が誇り高い仕事と思い32年を経過した。
高井戸文庫 / 0円 / ISBN

■なんといってもメルセデス

原島 一男(NHK出身)
ベンツの本当の姿を カール・ベンツが世界ではじめて自動車を発明して120年。1960年代から現在まで新旧5台のメルセデス・ベンツを乗り継ぎ、30万キロを走った経験を元に、シュツットガルト本社/工場を取材した。乗り心地から安全対策までの技術的側面や今後の方向を分析し、年代順の発展史も加えた。このクルマの本当の姿をユーザーの立場から語ってみようという試みだ。
マネジメント社 / 0円 / ISBN

■新版 国際機関ってどんなところ

原 康(朝日新聞出身)
国際関係論3部作完結 この本は、IT革命下の21世紀はグローバル・ガバナンスの時代と展望し、9・11テロ以後、厳しい国際社会の現実に直面している国際機関の姿をとらえながら、世界の人々が共生していく道を切り開こうと活躍するその役割を実証的に解説したもの。これで旧版、新版、それに『国際関係がわかる本』を合わせて、国際関係論3部作が完成した。 幸い、シリーズ2作目の『国際関係がわかる本』は12刷を重ね、中学、高校、大学の入試問題、予備校の模擬試験問題などに抜粋、採用され、若い世代が世界で活躍してほしいという希望が少しは伝わるのではないかと期待している。
岩波ジュニア新書 / 0円 / ISBN

■ロシア闇の戦争

中澤孝之・監訳(時事通信出身)
アパート爆破事件の真相を追及 昨年11月23日、英国亡命中に毒殺された元ロシア連邦保安庁(FSB)中佐リトヴィネンコらの共著の監訳。99年9月、全ロシアを震撼させた一連のアパート爆破事件(99・9テロ)が起きた。チェチェン人の仕業と断定され、報復の名目で第2次チェチェン戦争が始まり、知名度を上げたプーチンがエリツィン後継大統領に当選した。真犯人は本当にチェチェン人なのか。著者たちは事件の真相追及を試みる。衝撃的な内容だ。ロシアでは発禁処分となった。
光文社 / 0円 / ISBN

■世界まちづくり事典

井上 繁(日本経済新聞出身)
海外取材のヒントに活用を 世界29カ国、120都市のまちづくりを現地調査し、魅力的なまちをつくる発想と手法をまとめた。そのジャンルは環境共生、景観・まち並み、市民活動、福祉、文化、芸術、都市再生など多岐にわたっている。別項の「この事例から日本は何を学ぶか」では、学ぶ点だけでなく、留意点や反面教師とすべき点にも触れている。キーワードで検索しやすいように、詳細な事項索引と地名索引を付けた。海外取材のヒントに活用していただければ幸いだ。
丸善 / 0円 / ISBN

■テレビニュースは終わらない

金平 茂紀(TBS報道局長)
他人事にしない試みとして  「あるある問題」以降のテレビに対する風当たりをまともに感じながら、心の片隅で「こんな叩かれ方じゃ何も解決しないよな」と思っていた。つまり、同じメディアの抱える病気から惹起した出来事なのに、まるで他人事のように非難している。そうすれば免罪符を得られるかのような、さもしい心根の持ち主たちがいる。米国で「イラク戦争報道」「大統領選挙報道」に接して考えた。他人事にしないための試みとして本書を上梓した。乞ご意見。
集英社新書 / 0円 / ISBN

■金融NPO

藤井 良広(日本経済新聞出身)
新しいお金の流れをつくる 膨大に膨れ上がった世界の富。グローバル金融は、そうしたお金を市場を通じて、“適正配分”するはずだが、現実はどうか。銀行を利用できる人は、世界人口の3分の1しかいない。本書は、お金を必要とするところに流すためには、人間の知恵と行動が不可欠であることを、内外の金融NPOの活動を通じて紹介している。欲望が原動力となる営利の金融システムとは別に、人間の創造力を基盤とする「非営利金融」の世界を提示する。
岩波新書 / 819円 / ISBN

■2011年7月24日─テレビが突然消える日

岡村 黎明(朝日放送出身)
地デジ問題からテレビを考える  家庭のアナログ受像機がデジタルに転換をせまられるまで4年を大きく切った。行政や局ではなく視聴者の視点からみると、とり残される“弱者”の姿が浮かび上がる。 期日のPRだけでは無為無策に等しい。ハードルが高い日本特有の状況にメス。  総務省、
菅大臣(当時)、審議会の反応は、5000円のチューナー、無料配布、日本方式を南米へなど。
個別の対応も重要だが、テレビをどう考えるかだ。ご意見を乞いたい。
朝日新書 / 0円 / ISBN

■この国の姿─藤原作弥のマルチ・エッセイ

藤原 作弥(時事通信出身)
三角形の視座からの日本のアイデンティティー  私にとっては15冊目の著作だが、45年間にわたるジャーナリスト生活の“卒論”的な成果物でもある。私の場合、“満州体験”が人間形成の原点となっており、昭和史に関するノンフィクションも何冊か書いてきた。さらに特派員としてのアメリカ体験も長かった。そうしたバックグラウンドから常に日中関係と日米関係を主軸とした三角形の視座で「世界の中の日本」を考えてきた。その視座で「日本および日本人」のアイデンティティーをテーマにまとめたのが本書である。
愛育社 / 0円 / ISBN
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