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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■読み直そうルソーの「自然」 ─J.-J.ルソーにおける自然界とその思想─
ルソー研究に新しい光を 18世紀ルソーは環境問題の進行を告発し、環境倫理を説いた。彼の教育論は現代の環境教育の、文学は環境文学の主張と重なる。ルソーの環境思想は、フランス啓蒙思想が環境思想を含みつつあったことを告げている。彼の自然界観を読み直すことを通じて、ルソー研究に新しい光を当ててみたい。中央公論3月号に紹介広告掲載。
中央公論事業出版 / 0円 / ISBN
■地球温暖化問題と森林行政の転換
行政の針路を森林にとれ! 21世紀は環境の世紀。地球規模の環境破壊に私たちはどのように対処すべきか。将来世代に大きなダメージを与える地球温暖化防止の決定打は、石油などの化石燃料への過剰依存から脱却することです。それと並行してCO2を吸収する森林保全の国際ネットワークを編成することが求められます。 国際的に森林の重要性が叫ばれるとき、日本の現状はどうか。手入れを怠って荒れ放題の森が増えています。人が森にかかわり、生態系を守っていくはずの林業はいまや崩壊の危機。行政の針路を森林にとれ! 温暖化問題を契機として森林保全の重要性を再認識し、林業を再興し、自然との共生を実現しようと訴えます。
論創社 / 0円 / ISBN
■追いやられる日本
日本の存在感の希薄さ 毎日新聞の隔週日曜日、経済面に「千波万波」というコラムを書いている。そのコラムを再録し、若干加筆してできた本である。 社説を仕事にしているから、コラムは逆に「お説教をしない」よう心がけている。ネタの鮮度と切り口で読み手を飽きさせない。それが理想だが、うまくいきませんね。 雑多な話がつまっているが、普段、日本の存在感の希薄さが気になっている。書名にそういう問題意識を反映させてみた。
毎日新聞社 / 0円 / ISBN
■いろんな英語をリスニング 「英語のなまり」に強くなろう!!
個性に富んだ実践的な英語を 記者がインタビューをするときは、相手は有名人か、何か面白い情報を持っているか、あるいは非常に特殊な何かを目撃したかのいずれかだ。 この本の場合はそうではなかった。相手は誰でもいいし、何を話してくれても結構。条件は「英語を話すこと」だけ。 ただ書く中で、ジャーナリストがときとして忘れがちなことを発見した。普通の人は誰でも面白い話題を持っているということだ。会計士であれ、エンジニアであれ、高校生であれ、である。 トムはコロラドの牧場で初めて自分の馬を捕まえたときの話をしたし、キャロリンはスコットランドの伝統を、サブヘンドゥはインドで行方不明になった家族のことを話してくれた──。 また、日本で英語を学ぶ学生ならほっとするようなことも発見した。いわゆる「ネイティブ」もしょっちゅう文法的な間違いをするということである。
研究社 / 0円 / ISBN
■狐と狸と大統領~ロシアを見る目~
名探偵ポアロの気持ちでロシアを考える このところロシアは怖いひどい国ですねとよく言われる。プーチン独裁はもう定着した言葉だし、多くの人はプーチンが批判派の殺人の元凶だと考えている。その大統領がなぜ8年間も70%を超える国民の支持を得ているのだろう。 ロシア人の目は節穴か。名探偵ポアロの気持ちでロシアの「?」を考えたのが本になりました。売りは「ユニークな男たちがロシアを揺るがした。ゴルバチョフは変革を、エリツィンは混乱を。そしてプーチンは…?」。 『エルミタージュの緞帳』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した著者がプーチン時代と次のロシアを複眼で見
る。 目から鱗のジャーナリスティック・エッセイです。
日本放送出版協会 / 0円 / ISBN
■ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」
歴史の転機の隠れた主役を追って 日本の公害の原点・足尾鉱毒事件を調べていて、北海道に集団移住した鉱毒被害民がジャガイモで生命をつないだことを知った。さらに調べていくと、次々と興味深い事実が浮かんできた。フランス革命、産業革命、戦争と飢饉、北海道開拓、ソ連(当時)の保守派のクーデターなど歴史の転機でいつも、ジャガイモは隠れた主役を演じていたのだった。
そんなジャガイモの歴史を追って国内外を旅し、近代民衆史にたどりついた。本書はその旅の報告である。
中公新書 / 0円 / ISBN
■世界広告行脚
世界50カ国の広告事情 世界50カ国の広告事情を探る。広告の仕事を始めて50年。当初、広告の仕事に科学は乏しかった。そこで、経済の先進国アメリカに習うことから始めた。こうして広告の科学化がやがて経済産業省から関心を呼び、広告の経済効果を証明してほしいということになった。5年ほど、世界の広告データを収集し分析するうちに、直接これらの国々の広告事情を見てこようと思った。こうして1990年から世界の広告行脚が始まった。本書では世界50ヵ国、100都市を訪問、30カ所で講演する機会を得たことをまとめた。
高井戸文庫 / 0円 / ISBN
■頭にちょっと風穴を ─洗練された日本人になるために─
ユーモアと食を通して世界が見える 「アイスクリームは民主主義の象徴」「砂のまじったオマーンのカレーには現代のすべてが凝縮されている」「冷戦の時代、部屋に仕掛けられた盗聴器を取り外すためにカーペットを安全カミソリで切っていったBBCモスクワ特派員を待っていたものは?」など、意外性のある具体例がいっぱい。食べ物とユーモアで、世界の今を浮かび上がらせようという野心的な試みのつもり。 「カダフィが老通訳の額の汗を拭った話」などの現地リポートも。
新潮社 / 0円 / ISBN
■事故と災害の歴史館 ─“あの時”から何を学ぶか─
労災の現場を検証 駆け出し記者のころ、労働災害現場の取材を何度もした。そのたびに思ったことは、「死ぬのは何時も底辺の労働者…」ということ。そんな思いもあって、現役時代に経験したり、発生した労働災害の現場をもう一度歩いて、今度は労働専門記者として検証してみた。災害が起きた時代背景とともに、トップの怠慢、イベントを意識しての無理、効率を優先した安全無視等々、様々な姿があらためて見えてきた。「人間はなんて想像力の乏しいことか」。書き終わっての感想だ。それでも、過去の経験から学び、少しずつでも進歩していくしかない。
中央労働災害防止協会 / 0円 / ISBN
■キャラバン・サライのロシア─歴史・民族・地政学 上・下
ロシア民族問題の深層 ソ連体制下でタブー視されてきたロシアの民族問題と民族精神の深層を源流にさかのぼって真正面から書いた。ロシアは西(ヨーロッパ)なのか、東(アジア)なのか、ロシアは今も東西世界の間で揺れ続けている。ユーラシア大草原の中で、タタールの頚木、スラブ対ゲルマンの宿命の対決、聖なるロシア、ロシア革命とユダヤ人、甦るロシアなど。ロシアはなぜ“普通の国”にならないか─ロシアの現在を理解し未来を読む鳥瞰の書。
東洋書店 / 0円 / ISBN
