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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■グリーン・リカバリー 日本再生の新シナリオ

三橋 規宏 (日本経済新聞出身)
最速出版の記念の書です 「変化恐怖症─ニッポン」というタイトルの本の執筆を9割近く書き上げた時、リーマン・ショックが起こった。100年に一度の世界同時不況が日本にも押し寄せ、日本も生き残りのために思い切った変化を迫られた。執筆中の本は一日で陳腐化し、幻の本になってしまった。
  日本が大変身しない限り、今度の不況から脱出することはできない。そのための処方箋を書こう。気持ちを切り換え、一気に書き上げたのが本書である。5月初めに出版社に原稿を持ち込み、同月20日過ぎに書店に並んだ。私の最速出版の記念の書でもある。
日本経済新聞出版 / 0円 / ISBN

■オバマのアメリカはどこへ行く

蓮見 博昭 (時事通信出身)
宗教関係に力点置く アメリカの主な分野の近況とそれについてのオバマ新大統領ないし同政権の考え方・施策を簡潔・平易に紹介・解説し、近未来の展望を試みた。   日本でもオバマ本はすでに数多く出版されているが、その中で本書に特色があるとすれば、宗教(キリスト教)関係に力点を置いたことだろう。講演の記録や雑誌論文を集め、大幅に加筆修正して単行本化した。アメリカは今後も「相対的衰退」を続けていくものと予測、オバマの改革や危機対策が失敗すれば、本格的衰退も不可避なのではないか、と警告している。
梨の木舎 / 0円 / ISBN

■日本の基本問題を考えてみよう

中馬 清福 (信濃毎日新聞主筆)
若者たちに期待して 信濃毎日新聞に連載中の大型コラム「考」を読んだ編集者に、こんな調子で書いてみたら、と勧められてこの本はできました。自分のこれまでをさらけ出した、全文これ若者へのメッセージですから、現役やOBの記者のみなさまに読んでいただくのは恐れ多いことです。立ち読みされて、じゃあ、子か孫に買ってやるか、と思っていただければ幸いです。なお、「考」をまとめた本も2冊目が同じ新聞社から出版されました。
岩波ジュニア新書 / 0円 / ISBN

■ベトナム戦場再訪

北畠 霞 共著 (毎日新聞出身)
ゲリラ兵士との再会 ベトナム戦争を追いかけていた特派員時代、サイゴンのすぐ西方のところで、解放戦線のゲリラ兵士に一時身柄を拘束されたことがあった。身なりから彼らは地元の村の兵士と判断し、戦争が終わり、時間ができたら捜すことを長らく温めていた。 リタイアしてから、2年前にその一人を探し出し、当時のことを思い出しあうことができた。この話を基に、ゲリラの戦いぶり、ベトナム戦争の芽、米国敗退の背景をまとめたのがこの本である。共著者はカメラマンで多数の写真を収めている。
連合出版 / 0円 / ISBN

■記者風伝

河谷 史夫 (朝日新聞記者)
新聞の申し子たち 新聞が輝き、新聞記者たちが生き生きとしていた時代があった。見ると、新聞記者は血まみれだ。 抜いた抜かれたの現場で切った張ったの記者は、返り血も浴びて全身赤く染まり、コラムの現場に立つ記 者は文章に秘術を尽くして人知れず血の汗を流している。 「新聞の申し子」というべき記者たちである。そのうちの24人の略伝を書き、列伝では司馬遷に悪いから「風伝」とした。むろん、身の程をわきまえぬことである。
朝日新聞出版 / 0円 / ISBN

■米原万里を語る

金平 茂紀 共著 (TBSテレビアメリカ総局長)
さわやかな毒舌とユーモア 米原万里さんがこの世を旅立たれたのは、2006年5月。まだ56歳だった。 実妹の井上ユリさんと義弟の井上ひさしさんに加え、万里さんと「義兄弟」の盃を交わした吉岡忍さん、小森陽一さんのお二人、そして義弟というよりは「贋弟・偽弟・愚弟」であった小生の計5人が、万里さんを自分流に偲んだら、こんな本になった。さわやかな毒舌と研ぎ澄まされたユーモアが今という息苦しい時代にこそどんなに必要であることか。乞ご一読。
かもがわ出版 / 0円 / ISBN

■新版 マス・コミュニケーション概論

山田 健太 共著 (日本新聞協会出身)
デジタル・ネットワーク時代に対応 初版が1974年、3分の1世紀にわたって版を重ねてきた「マスメディア」の概説書である。その内容は、コミュニケーション理論から始まり、ジャーナリズム、世論、宣伝、広告・PR等の体系的解説、さらには表現の自由とメディア倫理の基本を万遍なく抑えてい
る。 こうした理論編とともに、新聞、放送ほか主要メディアの産業別構造と事業を、誕生から最新事情までカバーし、同時に欧米・アジアの国別マスメディア事情がコンパクトにまとまっている。今回はデジタル・ネットワーク時代に対応するために、大幅に改訂を施した。
学陽書房 / 0円 / ISBN

■日本長寿の記録

内田 啓明 (共同通信出身)
米寿記念に長寿本 7月14日に米寿を迎えた記念に出版した。20年ぐらい前に日本は世界一の長寿国になった。数字と歴史が好きなので長寿の歴史、原因、経過の研究に取り組み地方紙に3年間連載した。 医療の発展、食生活改善の効果が大きい。最大の死病、結核はほぼ消滅、脳卒中も減塩効果で激変した。 それでも、都道府県間には長寿順位の変動が大きい。背景に県民性と食生活改善度の大きな相違がうかがわれる。その究明に長い年数がかかったが、ようやく自分なりの答えがまとまった。まだ疑問が多いが、時間がないので米寿を機にまとめた次第である。
善本社 / 0円 / ISBN

■金正日の後継者

重村 智計 (毎日新聞出身)
ガセネタと真実を見分ける 30年を超える取材経験では、北朝鮮情報の90%は、ガセネタだ。情報提供者の背後に、記者を利用する「悪意」が、常に隠れている。ガセネタと真実を見分けるのが、記者の能力だ。 北朝鮮の後継者は、三男の金正雲氏だと全マスコミが報じたが、中国外務次官の否定発言で下火になった。誰かが、意図的に書かせたのだ。日米韓三国を揺さぶろうとしたのか。 この本は、金正日の後継者は、金正雲氏ではない可能性を示すとともに、「ステレオタイプな報道」を乗り越えるのが、ジャーナリズムだと説く。
KKベストセラーズ / 0円 / ISBN

■新版 検証・免田事件

高峰 武 (熊本日日新聞社論説委員長)
足利事件を生んだ構造の原点 免田栄さん(83)が、わが国初の死刑囚から再審無罪となったのは1983(昭和58)年のことだ。本書の中心部分は、判決直後から事件の地元紙・熊本日日新聞が半年以上にわたって連載したもの。連載は2度出版されたが、絶版となったため、再審無罪判決を言い渡した裁判長への初めてのインタビューや、マス倫懇全国大会での免田さんの対談などを新たに加え出版した。   再審開始が決まった足利事件を生んだ構造の原点がここにある。
現代人文社 / 0円 / ISBN
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