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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■痛快無比!ニッポン超人図鑑

前坂 俊之(毎日新聞出身)
超人たちのケタはずれ人生 「日本人の知の限界値、ノーベル賞を超えた天才脳」といわれた南方熊楠を筆頭に明治・大正・昭和の歴史の中で、時代を大きくチェンジした超人、天才、奇人80人をピックアップし、そのケタはずれの人生を、思わず吹き出す抱腹絶倒のエピソードを交えながら紹介した本。この80人はある面では日本人の独創性、可能性の極限値を表わした人物ですが、近年このような破天荒な人物が少なくなっていることが日本人の創造性の衰弱ではないかと気になる。
新人物文庫 / 0円 / ISBN

■勉學の務め擲ちて 山高生の戦争体験

森脇 逸男(読売新聞出身)
旧制山口高校戦争体験の記録 戦争の時代の体験を次の世代に残すことは、今最も大切なことの一つだ。母校、旧制山口高校が昨年、創立90周年を迎えたのを機に、同窓生に戦争体験の寄稿を呼びかけ、物故者の文章も集めて、計81人の同窓生の文章83編と戦死者名簿、学徒動員記録などを収録し、424ページの記念文集を作った。
  初年兵時代の苛酷な訓練やしごき、紙一重の差で生死が分かれる前線の非情、何千キロにも及ぶ逃避行、木の根やカタツムリまで食べた飢餓、戦後の捕虜収容所での数々の屈辱など、壮絶な体験の数々は、まさしく本人でなければ語れないものだった。
東京鴻南会 / 0円 / ISBN

■日本力

エバレット・ブラウン (epa通信社日本支局長)
JAPANSを語りつくす 日本は、ただ一つの日本ではない。かつて日本文学研究者のドナルド・キーンやジョン・ダワーが指摘したように、日本はもともと単数の「JAPAN」というよりも、実は複数形の「JAPANS」なのである。「JAPANS」は、今どういう形で現れているのか。また、「日本力」はどこに潜んでいるのか。日本文化研究者の松岡正剛と語りつくした対談本。いまを生きる「日本人」に勇気を与える一冊である。構成は、対談+引用+写真。松岡正剛氏との共著。
PARCO出版 / 0円 / ISBN

■核なき世界へ

岩垂 弘 (朝日新聞出身)
核兵器を廃絶するにはどうしたらいいか 09年4月にプラハで行われたオバマ米大統領の演説を機に、世界は「核兵器のない世界」に向けて動き出した。こうしたまたとない好機に、日本の市民は何をなすべきか。こうした視点から、これまでの日本の反核運動の変遷や現状を紹介しながら、運動の方向と課題を提案したのが本書である。運動団体や自治体は本年5月のNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け核兵器廃絶署名に取り組んでいるが、運動やメディアの関係者にはぜひご一読いただきたい。
同時代社 / 0円 / ISBN

■東北ビジネス最前線

伊藤 裕造 (東日本放送社長 朝日新聞出身)
東北の強靱さと先進的取り組み 地方軽視の経済政策で、低迷を強いられてきた東北の新たな可能性を探る経済番組「東北ビジネス最前線」(月1回放送)を本にまとめました。トヨタグループの東北への本格的進出をきっかけに、弊社には経済記者がいなかったこともあり私自身も出演する形で始めたのですが、地球環境問題と戦後最悪の経済危機が重なり、東北には逆に大きな有用性とビジネスチャンスが生まれています。各分野のリーダーのインタビューをまとめたDVD付きです。東北の強靭さと先進的な取り組みは、今後の日本経済の進むべき方向のヒントになると思います。
東日本放送 / 0円 / ISBN

■ウィーン─多民族文化のフーガ

加藤 雅彦(共著) (NHK出身)
多様な視点からみた旧帝都 欧州統合の父クーデンホーフ=カレルギー伯。彼の思想の原点は、多民族文化の都ウィーンにあったのではないか。そんな問題意識も念頭におきながら、政治、音楽、建築、文学、思想、都市、市民生活など、多様な視点から旧帝都にスポットをあてた本です。中欧に関心のある方はもちろん、旅行への知的ガイドとしても役立てばと願っています。
大修館書店 / 0円 / ISBN

■検証 シベリア抑留 

白井 久也 (朝日新聞出身)
抑留問題の核心に迫る 戦後、大きな政治・社会問題となった関東軍将兵約64万人のシベリア抑留とは、日本人にとって一体、何だったのか?モスクワのロシア国立軍事公文書館で、約70万人分の名簿が新たに発見されて、にわかにホットな問題になった。 日ソ中立条約を一方的に破棄して、日本人捕虜に強制労働を科したソ連に最大の「非」があることは言うまでもない。では、日本は「無罪放免」か。そうではあるまい。明治以来の大陸侵略政策の破産が、結果的にシベリア抑留につながっていった歴史的事実を、見逃すわけにはいかない。 様々な文献や証言を駆使して、長年、棚ざらしになってきたシベリア抑留問題の核心に迫った本である。
平凡社新書 / 0円 / ISBN

■軍談 秋山真之の日露戦争回顧録 

前坂 俊之(編解題) (毎日新聞出身)
参謀・将校の貴重な証言を収録 NHK大型歴史ドラマ『坂の上の雲』の放送などで日露戦争への関心が高まっていますが、今の若い世代の理解を深めるために連合艦隊名参謀・秋山真之の幻の名著「軍談」とともに日露戦争30周年を記念した1935(昭和10)年に毎日新聞が行なった陸海軍の参戦将星、提督の大座談会を再編集して1冊にまとめて、詳細な解説をほどこしました。 奇跡的な大勝利となった日本海海戦を秋山が回想し当時の参謀・将校の貴重な証言を満載しています。
新人物文庫 / 0円 / ISBN

■現代ロシアの深層─揺れ動く政治・経済・外交

小田 健(日本経済新聞編集委員)
隣の大国を包括的に解説 エリツィン以降の現代ロシアを分野別に論じた書は多いが、政治、経済、社会、軍事、外交と総合的にかつ深掘りして取りあげた。このため600ページ近い厚い本になった。
  ロシアはソ連崩壊後、紆余曲折を経て西側諸国とは一線を画す独自の道を模索する国として台頭してきた。しかし、日本におけるロシアへの関心は低く、時にゆがみもあるとの問題意識もあった。エピソードを交え冷静にロシアの実像を描く試みに挑戦した。
日本経済新聞出版社 / 6300円 / ISBN

■ここに記者あり! 村岡博人の戦後取材史

片山 正彦 (共同通信出身)
不屈の生涯一記者 サッカー日本代表のゴールキーパーから記者になった村岡博人は、共同通信の社会部で私の先輩だった。村岡は定年まで、いや定年後も最前線の現場で記者活
動を続けた。文字通りの生涯一記者・村岡は、戦後史の様々な取材現場で権力とぶつかった。どんな誹謗・中傷にも屈せず、鋭い質問を権力に浴びせ続けた村岡。その足跡を伝えることで、記者の仕事とは何かを読者に、とりわけ後輩記者たちに考えてもらいたいという思いで本書を書いた。
岩波書店 / 1995円 / ISBN
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