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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■ベトナム戦場再訪
ゲリラ兵士との再会 ベトナム戦争を追いかけていた特派員時代、サイゴンのすぐ西方のところで、解放戦線のゲリラ兵士に一時身柄を拘束されたことがあった。身なりから彼らは地元の村の兵士と判断し、戦争が終わり、時間ができたら捜すことを長らく温めていた。 リタイアしてから、2年前にその一人を探し出し、当時のことを思い出しあうことができた。この話を基に、ゲリラの戦いぶり、ベトナム戦争の芽、米国敗退の背景をまとめたのがこの本である。共著者はカメラマンで多数の写真を収めている。
連合出版 / 0円 / ISBN
■記者風伝
新聞の申し子たち 新聞が輝き、新聞記者たちが生き生きとしていた時代があった。見ると、新聞記者は血まみれだ。 抜いた抜かれたの現場で切った張ったの記者は、返り血も浴びて全身赤く染まり、コラムの現場に立つ記 者は文章に秘術を尽くして人知れず血の汗を流している。 「新聞の申し子」というべき記者たちである。そのうちの24人の略伝を書き、列伝では司馬遷に悪いから「風伝」とした。むろん、身の程をわきまえぬことである。
朝日新聞出版 / 0円 / ISBN
■米原万里を語る
さわやかな毒舌とユーモア 米原万里さんがこの世を旅立たれたのは、2006年5月。まだ56歳だった。 実妹の井上ユリさんと義弟の井上ひさしさんに加え、万里さんと「義兄弟」の盃を交わした吉岡忍さん、小森陽一さんのお二人、そして義弟というよりは「贋弟・偽弟・愚弟」であった小生の計5人が、万里さんを自分流に偲んだら、こんな本になった。さわやかな毒舌と研ぎ澄まされたユーモアが今という息苦しい時代にこそどんなに必要であることか。乞ご一読。
かもがわ出版 / 0円 / ISBN
■新版 マス・コミュニケーション概論
デジタル・ネットワーク時代に対応 初版が1974年、3分の1世紀にわたって版を重ねてきた「マスメディア」の概説書である。その内容は、コミュニケーション理論から始まり、ジャーナリズム、世論、宣伝、広告・PR等の体系的解説、さらには表現の自由とメディア倫理の基本を万遍なく抑えてい
る。 こうした理論編とともに、新聞、放送ほか主要メディアの産業別構造と事業を、誕生から最新事情までカバーし、同時に欧米・アジアの国別マスメディア事情がコンパクトにまとまっている。今回はデジタル・ネットワーク時代に対応するために、大幅に改訂を施した。
学陽書房 / 0円 / ISBN
■日本長寿の記録
米寿記念に長寿本 7月14日に米寿を迎えた記念に出版した。20年ぐらい前に日本は世界一の長寿国になった。数字と歴史が好きなので長寿の歴史、原因、経過の研究に取り組み地方紙に3年間連載した。 医療の発展、食生活改善の効果が大きい。最大の死病、結核はほぼ消滅、脳卒中も減塩効果で激変した。 それでも、都道府県間には長寿順位の変動が大きい。背景に県民性と食生活改善度の大きな相違がうかがわれる。その究明に長い年数がかかったが、ようやく自分なりの答えがまとまった。まだ疑問が多いが、時間がないので米寿を機にまとめた次第である。
善本社 / 0円 / ISBN
■金正日の後継者
ガセネタと真実を見分ける 30年を超える取材経験では、北朝鮮情報の90%は、ガセネタだ。情報提供者の背後に、記者を利用する「悪意」が、常に隠れている。ガセネタと真実を見分けるのが、記者の能力だ。 北朝鮮の後継者は、三男の金正雲氏だと全マスコミが報じたが、中国外務次官の否定発言で下火になった。誰かが、意図的に書かせたのだ。日米韓三国を揺さぶろうとしたのか。 この本は、金正日の後継者は、金正雲氏ではない可能性を示すとともに、「ステレオタイプな報道」を乗り越えるのが、ジャーナリズムだと説く。
KKベストセラーズ / 0円 / ISBN
■新版 検証・免田事件
足利事件を生んだ構造の原点 免田栄さん(83)が、わが国初の死刑囚から再審無罪となったのは1983(昭和58)年のことだ。本書の中心部分は、判決直後から事件の地元紙・熊本日日新聞が半年以上にわたって連載したもの。連載は2度出版されたが、絶版となったため、再審無罪判決を言い渡した裁判長への初めてのインタビューや、マス倫懇全国大会での免田さんの対談などを新たに加え出版した。 再審開始が決まった足利事件を生んだ構造の原点がここにある。
現代人文社 / 0円 / ISBN
■サイゴンの火焔樹 もうひとつのベトナム戦争
サイゴン革命の記録 面映いので、最近、楽天の商品ブログにのった一読者の声を紹介する。「元ベトナム特派員のサイゴン陥落後、数カ月の記録である。北ベトナムの占領下、情報鎖国の中にあって、非常手段で日本に送信した記事を挿入している。ベトナムの実態を描いた本は多いが、国外強制退去の最後まで残った日本人記者の記録は貴重である。(中略)また、当時のベトナムの宣伝にのせられず、それを掲載した日経新聞にも骨があった」。陥落後、閉ざされた国で何が起きたか。それを記録に残したかった。
ウェッジ社 / 0円 / ISBN
■民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?
民主党の政策の全体像と理念を徹底分析 マニフェストは選挙用の広報資料であり、そこからは民主党の政策の本質は見えてこない。本著は過去に民主党が提出してきた法案や政策提言をもとに99の主要政策を徹底検証した上で、その底流にある理念を浮き彫りにすることを試みている。その民主党が政権の座についた今、これまで提案してきた政策を実行に移すことを監視する意味でも、ぜひ多くの人に活用してほしい。
ダイヤモンド社 / 0円 / ISBN
■血の政治 青嵐会という物語
青嵐会の軌跡 血判で契りを交わし、武道館で決起集会を行い、全国紙に意見広告を出した。いつでも口角泡を飛ばし、胸ぐらをつかみ合い、灰皿や瓶を投げつけ、野蛮な極右とメディアに酷評され
た。1970年代半ば、戦後政治史上未曽有の熱さと厚かましさで一躍脚光を浴びた政治集団「青嵐会」。今、政治に求められている“何か”が彼らにはあった。太く、短く、謎多きその軌跡をあらためて現在に問う異色ノンフィクション。(本書カバーのことばから)
新潮新書 / 0円 / ISBN