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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■科学技術記者クラブ名鑑

(財)新技術振興渡辺記念会発行
省庁再編で2001年(平成13)1月に科学技術庁と文部省が「文部科学省」になると同時に、「科学技術記者クラブ」は45年間の幕を閉じた。科技庁が発足した1956年(昭和31)5月当初、記者クラブは「原子力記者会」といい、首相官邸の中にあった。「科学技術庁記者クラブ」と称したのは翌年、通称“馬小屋”と言われる科技庁だった。以来、記者クラブ員は述べ約1100人にもなる。そのような科学技術記者の足跡を残した「記者クラブ名簿」が出てきたが、貴重な資料である。どんな方がクラブの歴史を築いてきたかが分かる、というので何らかの形で残したいと思った。 個人情報やプライバシーのわずらわしい時代だが、単なる名簿である。思い出話も加えて大げさだが「名鑑」とした。各社に記者への配布方を協力してもらう予定だ。浅井 恒雄(日経出身)
非売品 / 円 / ISBN

■百寿者百話─生き方上手の生活法

前坂俊之(毎日新聞出身)
90・100歳生涯現役の秘訣を解明 日本を代表する健康長寿・生涯現役の達人たち70人の生き方、創造力の秘訣を名言百語にまとめたもの。平櫛田中(107)、大西良慶(107)、小倉遊亀(105)、三浦敬三(102)、瀬島龍三(95)、山本玄峰(95)、徳富蘇峰(94)、松下幸之助(94)と多士済々の不老長寿の天才たちです。粗食・腹7分、食わなければ創造的な長生きができる。また、高齢になるほど体力・筋力が大切という健康訓、それ以上に気力・精神力・持続力こそ天寿の秘訣という生活習慣など、高齢社会の真っただ中にいるわれわれには元気のでる指針です。
海竜社 / 1500円 / ISBN

■凛として潔く   桑野美栄子の生き方  

武藤 誠 (朝日新聞出身)
波乱万丈の生涯 激動の昭和とともに、波乱万丈の人生を生き抜いた女性に出会った。嬰児で捨てられた一人息子の母への思いが、一冊の本を産んだ。 取材をしながら、残すべき記録にはぎりぎりの期限があることを思い知らされた。 また巻末の発起人名簿は、一枚で時代を物語っている。安保闘争の頃には、大学教授、作家、侍従長、裁判官、編集者、新聞記者らが、新宿の一つの飲み屋に集まって侃々諤々 の議論を繰り広げていたのだと。
自費出版 / 円 / ISBN

■アフリカ・レポート ─壊れる国、生きる人々

松本 仁一 (朝日新聞出身)
アフリカ政府の批判を事例で報告 「独立の時代」から半世紀がたつのに、アフリカが貧しいのはなぜか。それは指導者が人々を食い物にしているからだ。これまでタブーだったアフリカ政府批判を、本書は具体的な事例をあげながら報告する。すぐれた農業力を、自らつぶしたジンバブエのムガベ政権。貴重な石油資源を中国に売り渡して平気なアンゴラ政府、スーダン政府……。その結果、食えなくなった国民は母国を捨て、世界に散っていく。ロンドンへ、パリへ、そして東京の歌舞伎町へ。
岩波新書 / 0円 / ISBN

■反米主義  

近藤 健 (毎日新聞出身)
ブッシュ政権を超えて まっとうなアメリカ批判を反米主義ときめつけるレッテル貼り、無分別なアメリカ・バッシングという反米主義が流行している。この両方に牽制球を投げる意図で書いた。 反米主義と反米感情は同じではない。アメリカニズムに反対するという本来の意味での反米主義の内実とはなにか、現在の反米現象の源であるブッシュ政権を超えて考えてみた。結論的にいえば、それは資本主義システムのなかでよりましな資本主義を模索する自分探しであるというのが、私の解釈である。
講談社現代新書 / 0円 / ISBN

■地球の風 港のバラード101日  

宇咲 冬男 (産経新聞ウエーブ産経幹事)
赤道や銀河は海へなだれ込み
虫聴くや戦車の墓場見て来し夜

俳句と連句の普及で西欧の主要国のメインは巡った。一昨年、安い船で地球一周の船旅の話が舞い込んだ。千載一遇のチャンスだった。101日間、19の寄港地で23カ国の裏街道が歩けた。地元民との交流、船の仲間のシニア、ヤングのへだてない友情。ドラマがあった。記者の目に戻った。「SANKEI EXPRESS」にコラム風紀行を半年連載。それが目に止まり文芸社から『地球の風』が出版された。紀行文であってそうでない文。本名・小久保誠
文芸社 / 0円 / ISBN

■惜別 仕事人生  

大倉 文雄 (朝日新聞出身)
正史に残らない記録 朝日新聞東京本社の有楽町から築地への移転、マリオン建設、六本木ヒルズ再開発の秘話。新聞記者としてスタートしテレビ朝日、静岡朝日テレビと移った48年間の「仕事人生」をまとめた。 南極観測やアフリカのチンパンジー調査を取材し、テレビ事業ではブロードウェー・ミュージカルでトニー賞を取り、地方テレビ局の経営。そしてデジタル化の放送政策に携わった18年間の記録。学生時代から憧れた中国の大自然と文化遺産を訪ねた旅行記を加えた。
近代文芸社 / 0円 / ISBN

■追跡・アメリカの思想家たち  

会田 弘継 (共同通信編集委員)
近代性と格闘した11人に焦点 現場ジャーナリストが思想を語るとこうなる。そんな本です。学者が書く概論とは違います。思想が生まれる裏の思想家や家族たちのつぶやきにも触れながら、近代国家アメリカの中でその「近代性」と格闘してきた11人に焦点を当てました。 多くは日本では知られなかったが、重要な意味を持つ思想家たちです。エピローグは自信作。漱石の『こころ』の翻訳が生まれた背景にあったアメリカ思想史のドラマ。F・A・ハイエクはなぜ『こころ』に魂を揺さぶられたのか。ぜひ、ご一読を。
新潮選書 / 0円 / ISBN

■西太后とフランス帰りの通訳

渡辺みどり(日本テレビ放送網出身)
西太后の素顔を浮き彫りに 西太后が逝って100年になる。20世紀初頭、外交官令嬢として西欧で近代的な教育を受けた帰国子女、裕徳齢は英・仏、堪能な語学力を駆使、通訳兼女官長として西太后に仕え寵愛される。日清戦争、義和団事件に相次いで敗れ、滅亡寸前の清朝宮廷にあって若い徳齢が体験した祖国での異文化ショックの数々。その中から知られざる西太后の素顔を浮き彫りにする。徳齢はアメリカ外交官と結婚。1944年カナダで交通事故で逝った。
朝日文庫 / 693円 / ISBN

■新 現場からみた新聞学

天野勝文・橋場義之編著    橋場義之(毎日新聞出身)
新聞の課題を4つの側面から  『現場からみたマスコミ学』シリーズのひとつで、6年ぶり3回目の全面改稿版。15人の筆者は、新聞記者出身の研究者や大学で教鞭をとっている現役の新聞記者が中心。現場での新聞ジャーナリズムの実践経験を踏まえた論考が特徴だ。今回は21世紀に入ってインターネットや携帯電話が急ピッチで進化する中、「取材と報道」「言論の役割」「新聞産業の変容」「読者の目」の4つの側面から現代日本の新聞が抱えているさまざまな課題を多角的に取り上げ、
<新聞>の役割を改めて捉え直している。
学文社 / 2730円 / ISBN
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