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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■ウェルチの哲学「日本復活」
経済記者として39年。企業を動かすのは人だという確信を得た。その一人が、米GE(ゼネラル・エレクトリック)会長のジャック・ウェルチだった。初めは近づくのが難しかった。日本の記者とのインタビューに興味を示さなかった。何度も手紙を出し、時には体当たり取材を試みた。ウェルチを知る有力者の推薦が糸口となって出会いのチャンスが生まれた。出た記事を見てウェルチが納得した。それから始まった約15年にわたる交流からできたのが本書である。 「ミスターハセガワがカーペットの下からでてくるのではないか」─。そんな冗談がウェルチの口から飛び出したことを聞いて、苦い時代を思い出した。
講談社+α文庫 / 0円 / ISBN 406281059X
■わが終わりにわが始めあり
男子の世継ぎがない場合に女王を認めているヨーロッパでも女性の元首は久しく歓迎されなかっ た。プリンセス誕生と聞くと、国王も王妃も国民もみんな嘆いたという。女性の王位継承者に有力な外国の王子を配偶者に迎えれば相手国の影響を受ける。国内の貴族から夫を選べば周辺の嫉妬で王権は安定しない。何よりも女王は妊娠中は行動が制限されるし、出産で死亡することも少なくなかった。エリザベス一世はあえて独身を貫くことによってイングランドを強国に導くことに成功した代わりに、当然直系の子孫はなかった。 当代随一の美女とうたわれたスコットランド女王メリー・スチュアートは恋のままに生きてついに王冠を失い断頭台に消えたが、何とその息子はイングランドの玉座についた。
麗澤大学出版会 / 0円 / ISBN 4892055166
■自治基本条例をつくる 「みたか市民の会」がめざしたもの
自治体の憲法といわれる自治基本条例を地元市に制定させる運動に参加した。行政に先駆けて「市民案」を提示して働きかけるというユニークな運動だったが、市民参加を皮相的にしか理解しない行政と、旧態依然たる運営を続ける議会の壁を突き崩せなかった。 そのてん末を反省をこめて記録し、いくつかの問題提起をしたのだが、この際「自治基本条例」というものの入門書を兼ねようと二兎追った試みは成功したかどうか。
自治体研究社 / 0円 / ISBN 4880374733
■小泉純一郎とは何者だったのか
郵政造反議員の復党は参院選にどのような影響を与えるのか! この問題の根源のすべては小泉前首相の05年8月8日の決断に立脚していることになる。変人と呼称される彼の改革や政治手法・政局運営は安倍首相以降の日本政治に何を残し、どこを変えていくのだろうか。そしてその功罪とは?これらを点検しつつ、内外に難問山積みの政治の進路を模索していく必要もあろう! この視点で前首相と抵抗勢力とは何者だったのかを解明。
講談社文庫 / 0円 / ISBN 4062755777
■コーポレート・コミュニケーション 国際シンポジウム(一九六八─二〇〇四)
コーポレート・コミュニケーションには広告とPRが含まれる。私が最初に参加したコーポレート・コミュニケーションの国際シンポジウムは1968年に、電通PRセンター(現在電通パブリック・リレーションズ)の社長だった故永田久光氏が創立5周年を記念して行ったPRシンポジウムであった。アメリカで最も有名なPR学者ウィスコンシン大学のスコット・M・カトリップ教授が目玉であった。 この後、13の国際会議にスピーカーあるいは司会者として出席した。コーポレート・コミュニケーション関係が7つ、広告関係が5回、マーケティング・コミュニケーション関係が2つである。
プラトー出版 / 0円 / ISBN
■介護保険の再出発 医療を変える・福祉も変わる
“長寿ニッポン”は、まもなく「大量死の時代」を迎える。年間の死亡者総数は100万人台から160万人台へ跳ね上がっていく。 その死亡場所は病院が82%(一部診療所を含む)、自宅死は13%(03年)。病院に頼るならベッド数を増やすほかないが、政府・厚労省は病院自体を大幅削減しつつある。 私たちはいったい、どこで看取ってもらうのか。それ以前に、どこで最晩年を支えてもらえるのか。現場をあるきながら介護保険の大幅見直しや一連の医療制度改革は、この深刻な問いに答える内容なのか、検証した。
保健同人社 / 0円 / ISBN 483270317X
■急成長する町 淘汰される町─全市町村の5年後10年後
日本の全市町村2、217を成長と衰退の5段階にランキングしたところ、衰退都市が72・4%に達している。とくに東北は89・3%が衰退している。そこでは自殺率が最も高い。 他方、成長都市が多いのは、関東などの大都市地域であるが、そこでは凶悪犯罪比率が高い。この現実を直視するかぎり、経済の論理だけでは解決できない政治の課題があることを見失ってはなるまいと論じている。
大和書房 / 0円 / ISBN 4479300694
■自白の理由 冤罪・幼児殺人事件の真相
幼児殺しの汚名を着て8年の刑期を終え、出所した男は雪冤を誓って再審を申し立てた。当時の恋人が自白しているにもかかわらず、なぜ男は犯人に仕立てられたのか。これまで10本近く冤罪のドキュメンタリー番組を作ってきたが、テレビでは言い足りないこともあり一冊の本にまとめた。「どんなミステリーも冤罪にはかなわない」と言った人がいる。この事件も正しく、事実は小説よりも奇なり、の連続である。
インパクト出版会 / 0円 / ISBN 4755401682
■裏中国史 墓どろぼうは金持ちへの道
中国政府は墓泥棒の横行に手を焼いている。中国は昔から厚葬の国である。人知れず眠っている古墓を掘り当てれば、副葬品のお宝が驚きの高値で日本や欧米の愛好家に売り飛ばせる。墓ドロは大昔からいたのだが、人民中国でも1980年代後半から、開放政策に乗じて復活してきた。貴重な文化遺産の流出に政府は頭が痛い。墓泥棒の暗躍は中国史の点景ではあるのだが。深刻だが卑しく、どこか滑稽な墓泥棒…。
講談社 / 0円 / ISBN 4062131722
■サステナビリティ経営
最近、サステナビリティ(持続可能性)という言葉が叫ばれるようになった。その理由は現在の地球がサステナビリティを失ってしまったからである。地球は有限な存在だし、生態系が破壊されれば、きれいな空気や水も失われてしまう。未来世代への利益配慮も必要だ。企業が永続するためには以上のようなサステナビリティの視点を経営の中に組み込まなければならない。これからは、社会に必要とされる企業だけが生き残れる。そのためには、明確な企業理念の提示とそれに基づく透明度の高い環境経営の実践が不可欠だ。
講談社 / 0円 / ISBN 406282034X