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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■いろんな英語をリスニング 「英語のなまり」に強くなろう!! 

ジョセフ・コールマン (AP通信社東京支局長)
個性に富んだ実践的な英語を 記者がインタビューをするときは、相手は有名人か、何か面白い情報を持っているか、あるいは非常に特殊な何かを目撃したかのいずれかだ。 この本の場合はそうではなかった。相手は誰でもいいし、何を話してくれても結構。条件は「英語を話すこと」だけ。 ただ書く中で、ジャーナリストがときとして忘れがちなことを発見した。普通の人は誰でも面白い話題を持っているということだ。会計士であれ、エンジニアであれ、高校生であれ、である。 トムはコロラドの牧場で初めて自分の馬を捕まえたときの話をしたし、キャロリンはスコットランドの伝統を、サブヘンドゥはインドで行方不明になった家族のことを話してくれた──。 また、日本で英語を学ぶ学生ならほっとするようなことも発見した。いわゆる「ネイティブ」もしょっちゅう文法的な間違いをするということである。
研究社 / 0円 / ISBN

■狐と狸と大統領~ロシアを見る目~

小林 和男 (NHK出身)
名探偵ポアロの気持ちでロシアを考える このところロシアは怖いひどい国ですねとよく言われる。プーチン独裁はもう定着した言葉だし、多くの人はプーチンが批判派の殺人の元凶だと考えている。その大統領がなぜ8年間も70%を超える国民の支持を得ているのだろう。 ロシア人の目は節穴か。名探偵ポアロの気持ちでロシアの「?」を考えたのが本になりました。売りは「ユニークな男たちがロシアを揺るがした。ゴルバチョフは変革を、エリツィンは混乱を。そしてプーチンは…?」。  『エルミタージュの緞帳』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した著者がプーチン時代と次のロシアを複眼で見
る。 目から鱗のジャーナリスティック・エッセイです。
日本放送出版協会 / 0円 / ISBN

■ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」 

伊藤 章治 (中日新聞出身)
歴史の転機の隠れた主役を追って 日本の公害の原点・足尾鉱毒事件を調べていて、北海道に集団移住した鉱毒被害民がジャガイモで生命をつないだことを知った。さらに調べていくと、次々と興味深い事実が浮かんできた。フランス革命、産業革命、戦争と飢饉、北海道開拓、ソ連(当時)の保守派のクーデターなど歴史の転機でいつも、ジャガイモは隠れた主役を演じていたのだった。
  そんなジャガイモの歴史を追って国内外を旅し、近代民衆史にたどりついた。本書はその旅の報告である。
中公新書 / 0円 / ISBN

■世界広告行脚 

八巻俊雄 (日本経済新聞出身) 
世界50カ国の広告事情 世界50カ国の広告事情を探る。広告の仕事を始めて50年。当初、広告の仕事に科学は乏しかった。そこで、経済の先進国アメリカに習うことから始めた。こうして広告の科学化がやがて経済産業省から関心を呼び、広告の経済効果を証明してほしいということになった。5年ほど、世界の広告データを収集し分析するうちに、直接これらの国々の広告事情を見てこようと思った。こうして1990年から世界の広告行脚が始まった。本書では世界50ヵ国、100都市を訪問、30カ所で講演する機会を得たことをまとめた。
高井戸文庫 / 0円 / ISBN

■頭にちょっと風穴を ─洗練された日本人になるために─

廣淵升彦 (テレビ朝日出身) 
ユーモアと食を通して世界が見える 「アイスクリームは民主主義の象徴」「砂のまじったオマーンのカレーには現代のすべてが凝縮されている」「冷戦の時代、部屋に仕掛けられた盗聴器を取り外すためにカーペットを安全カミソリで切っていったBBCモスクワ特派員を待っていたものは?」など、意外性のある具体例がいっぱい。食べ物とユーモアで、世界の今を浮かび上がらせようという野心的な試みのつもり。   「カダフィが老通訳の額の汗を拭った話」などの現地リポートも。
新潮社 / 0円 / ISBN

■事故と災害の歴史館  ─“あの時”から何を学ぶか─

久谷與四郎(読売新聞出身)
労災の現場を検証 駆け出し記者のころ、労働災害現場の取材を何度もした。そのたびに思ったことは、「死ぬのは何時も底辺の労働者…」ということ。そんな思いもあって、現役時代に経験したり、発生した労働災害の現場をもう一度歩いて、今度は労働専門記者として検証してみた。災害が起きた時代背景とともに、トップの怠慢、イベントを意識しての無理、効率を優先した安全無視等々、様々な姿があらためて見えてきた。「人間はなんて想像力の乏しいことか」。書き終わっての感想だ。それでも、過去の経験から学び、少しずつでも進歩していくしかない。
中央労働災害防止協会 / 0円 / ISBN

■キャラバン・サライのロシア─歴史・民族・地政学 上・下

植田樹( NHK出身)
ロシア民族問題の深層 ソ連体制下でタブー視されてきたロシアの民族問題と民族精神の深層を源流にさかのぼって真正面から書いた。ロシアは西(ヨーロッパ)なのか、東(アジア)なのか、ロシアは今も東西世界の間で揺れ続けている。ユーラシア大草原の中で、タタールの頚木、スラブ対ゲルマンの宿命の対決、聖なるロシア、ロシア革命とユダヤ人、甦るロシアなど。ロシアはなぜ“普通の国”にならないか─ロシアの現在を理解し未来を読む鳥瞰の書。
東洋書店 / 0円 / ISBN

■小沢一郎 独走す 

浅川博忠 (山形新聞客員論説委員・東京駐在)
政界生活39年の総決算 民主党内の8割の賛成を無視してかたくなに渡辺日銀副総裁案に反対した小沢一郎。以前から彼に対する評価は“改革者”と“壊し屋”に二分されている。彼も今年で66歳。短期決戦での大勝負を強いられるに至った。そこで小沢本人へのインタビューを含めて、彼の心情や軌跡を再点検してみたり、恩師・田中角栄との比較論も加えてみた。総選挙前後の政界再編の予測が高まる昨今、小沢は何を目指しつつ、どのような独走ぶりを示すのか…。
東洋経済新報社 / 0円 / ISBN

■「中国問題」の内幕  

清水美和 (東京・中日新聞論説委員)
中国共産党政策決定の内情 8月の北京五輪開幕を控え、チベット騒乱やギョーザ事件で再び中国に注目が集まる。しかし、共産党最高指導部の意思決定の内情は、うかがいしれない。昨秋の党大会人事で、胡錦濤総書記の後継本命候補とみられていた李克強が、なぜ習近平の後塵を拝することになったか。靖国問題で強硬だった中国の対日姿勢が突然変化した理由は。 波乱に富んだ政策決定の内情を公式報道や、ニュースソースなどからの情報を基に明らかにすることを試みた。今後の中国情勢の展開で本書の真価は問われるだろう。
ちくま新書 / 0円 / ISBN

■宗教に揺れる国際関係─米国キリスト教の功と罪   米キリスト教界の地殻変動

時事通信出身 蓮見 博昭
米キリスト教界の地殻変動 アメリカが他の諸国にとって非常に付き合いづらい国になり、世界各方面で反米主義が高まってきた背景には、アメリカ・キリスト教界の地殻変動があるというのが本書の核心。 かつてのアメリカではリベラルなプロテスタント主流各派が文字通り主流だったが、1970年代ころからキリスト教原理主義者を中心とする超保守的なプロテスタント福音派が主導権を握ってしまった。 この国が国連嫌いになったことなど、多くの事情はその結果にほかならない。
日本評論社 / 0円 / ISBN
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