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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■アジアの潮流と中国 半世紀の変動から見えるもの

田所 竹彦(朝日新聞出身)

体験的アジア論 外国特派員をした経験などをもとに、「体験的アジア論」式のものを書いてみた。出来栄えのほどは、本人にはよく分からない。

個人の予測や経験は、もとより実際の動きとは別物である。ベトナム戦争も、中国の文化大革命も、結果は予想とは異なった点が少なくなかった。こうして見ると、歴史とは存外移り気なものだが、脇道にそれるようで実は本道を進んでいることもある。禍福はあざなえる縄の如し、とはうまいことを言ったものだ。


里文出版 / 0円 / ISBN 4898063659

■監査法人を叱る男─トーマツ創業者・富田岩芳の経営思想

早房 長治(朝日新聞出身)
日本初の国際監査法人を創った男 日本企業の会計報告書と監査報告書の透明度は欧米先進国に比べて低い。企業経営者が真実の提示を嫌い、監査法人が独立性を欠いているからだ。このような状況に生涯をかけて闘ってきたのがトーマツの創業者・富田岩芳である。粉飾決算の撲滅に貢献しただけではない。トーマツを国際的な監査法人に育て上げ、欧米主導の巨大会計事務所グループが支配する世界に「デロイト・トーシュ・トーマツ」と、唯一、日本人の名を刻んだ。


プレジデント社 / 0円 / ISBN 4833491222

■報道再生 グーグルとメディア崩壊

河内 孝(毎日新聞出身)

新時代の報道スタイルを探る 2010年は電子書籍元年といわれた。しかし、それはインターネットをベースにしたデジタル情報化時代の現象のひとつにすぎない。より深刻な問題は、この産業革命によって引き起こされるアナログ情報生産システムの崩壊(新聞印刷、流通過程など)と価格破壊がジャーナリズムの世界に何をもたらすのか、である。

米のジャーナリスト、研究者の中には、新聞やネットワークテレビがなくなっても、ジャーナリズムが死ぬことはない、と考える人が少なくない。しかし既存の新聞社やテレビ局が経営困難に陥り、彼らが担ってきた調査報道や、スクープのための人員や経費がさけなくなったら、誰が、どのようにその空隙を埋めてゆくのだろう。

金平茂紀・TBSテレビ「報道特集」キャスターとの共著。


角川oneテーマ21 / 0円 / ISBN 4047102679

■消防官になるには

菅原 順臣 (産経新聞出身)

ファイヤーマンの世界をのぞく 厳しい就職難が続いている。しかし、次代を担う青少年にはあくまでも目指す道というものを抱いてほしい。

例として「消防官」にスポットを当てた。火災の消火、救急搬送、防火指導、原因調査…。すべては市民の財産や生命を守る崇高な任務である。

そのための心身の鍛錬、専門知識の習得に賭ける努力は並大抵ではない。「人のために役立ちたかった」。第一線で活躍するプロたちの就職動機は極めて明快だった。


ぺりかん社 / 0円 / ISBN 4831507547

■現代ロシアを見る眼

山内 聡彦(NHK解説主幹)
プーチン10年の総合的な分析 メドベージェフ大統領の北方領土訪問をきっかけに日ロ関係が風雲急を告げる中、ロシアで何が起きているのか再び関心が高まっている。本書は「プーチンの10年」をキーワードに現代ロシアを読み解こうとする試みである。KGB出身の無名のプーチンが連邦崩壊後、混乱を極めたロシアをいかにして立て直したのか、そしてその功罪をどう見るのか。本書は新生ロシアの方向性を決定づけたプーチンの10年の総合的な分析に挑むものである。木村汎、袴田茂樹両氏との共著。

NHK出版 / 0円 / ISBN 414091162X

■朝鮮半島201Z年

鈴置 高史(日本経済新聞編集委員)
不気味なアジアの近未来を小説で メディアはニュースが発生した後に「なぜ、起きたか」を説明する。だが、それではもう間に合わない。物事の展開が速くなり、解説を読んでもらった時には「手遅れ」だからだ。
そこで「近未来」をフィクションの形式で書き「そんなことが起こりうる」現在の危うい構造を説明した。
書き終わった瞬間に尖閣と延坪島の事件が起きた。中国が韓国の社債を大量に買っていることが判明した。我ながら不気味な物語になった。


日本経済新聞出版社 / 0円 / ISBN 4532167698

■法とジャーナリズム 第2版 

山田 健太(日本新聞協会出身)
日本の表現の自由のあり方 2004年の初版の全面的な改訂版。有事法制、裁判員裁判、憲法改正手続き、通信と放送にかかわる法制度などのほか、新たな法と40を超える条文改正を含み、表現にかかわる領域をカバーした。右ページには法条文や判例のほか、詳細解説を配し、報道の一線においても教育現場においてもハンドブックとして活用いただける。民主党に政権が変わっても、相変わらず表現の自由への「脅威」は続いている。日本の表現の自由はどのような形がありうるのか、考える一冊でもある。
学陽書房 / 0円 / ISBN 4313340203

■特務機関長 許斐氏利─風淅瀝として流水寒し 

牧 久(日本経済新聞出身)
昭和の“怪物”に辿りついて 北一輝のボディガードを務め、戦時下の上海・ハノイで100人の特務機関員を率いて地下活動に携わる。戦後は銀座で一大歓楽郷「東京温泉」を開業、クレー射撃でオリンピックにも出場した昭和の“怪物”がいま歴史の闇から浮上する(本の帯から)。前著『サイゴンの火焔樹』で書いたベトナム残留日本兵を追ったらこの男に辿りついた。東条英機が絞首刑にならなかったらこの男、終生、彼の暗殺を狙い続けたのではないか。
ウエッジ / 0円 / ISBN 4863100752

■ソニー、パナソニックが束になってもかなわない サムスンの最強マネジメント

(申元東著) 前坂 俊之監修(毎日新聞出身)
世界最強のカギは人材開発 今世界で最も注目されている企業のサムスン。その世界最強の秘密は人材開発にある。サムスン人事部で18年間働き人事部長まで務めた著者・申元東がそのグローバリズムに最適化された人事マネジメントを公開したのが本書だ。サムスンだけではなく、他の企業、政治、スポーツ、文化の面でも韓国の躍進は日本を凌駕しつつある。本書を読めば、韓国のグローバル時代の勝利の方程式を学ぶことができる。
徳間書店 / 0円 / ISBN 4198630038

■サツマイモと日本人──忘れられた食の足跡 

伊藤 章治(中日新聞出身)
進化しつづける「未来食」 3年ほど前、『ジャガイモの世界史』(中公新書)を書いたがそのとき、「日本の場合、ジャガイモだけでは〝貧者のパン〟の物語は語れない。サツマイモと併せて初めて、食の民衆史となる」と痛感した。そんなわけで、「二番煎じ」の批判を覚悟で本書を書いた。サツマイモが飢饉や戦乱の時、民衆を救ったのは周知の事実だが、いまやこのイモは宇宙食のエースだという。限りない進化を続ける「未来の食」でもある、と実感した。
PHP新書 / 0円 / ISBN 4569791921
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