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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■特務機関長 許斐氏利─風淅瀝として流水寒し 

牧 久(日本経済新聞出身)
昭和の“怪物”に辿りついて 北一輝のボディガードを務め、戦時下の上海・ハノイで100人の特務機関員を率いて地下活動に携わる。戦後は銀座で一大歓楽郷「東京温泉」を開業、クレー射撃でオリンピックにも出場した昭和の“怪物”がいま歴史の闇から浮上する(本の帯から)。前著『サイゴンの火焔樹』で書いたベトナム残留日本兵を追ったらこの男に辿りついた。東条英機が絞首刑にならなかったらこの男、終生、彼の暗殺を狙い続けたのではないか。
ウエッジ / 0円 / ISBN 4863100752

■ソニー、パナソニックが束になってもかなわない サムスンの最強マネジメント

(申元東著) 前坂 俊之監修(毎日新聞出身)
世界最強のカギは人材開発 今世界で最も注目されている企業のサムスン。その世界最強の秘密は人材開発にある。サムスン人事部で18年間働き人事部長まで務めた著者・申元東がそのグローバリズムに最適化された人事マネジメントを公開したのが本書だ。サムスンだけではなく、他の企業、政治、スポーツ、文化の面でも韓国の躍進は日本を凌駕しつつある。本書を読めば、韓国のグローバル時代の勝利の方程式を学ぶことができる。
徳間書店 / 0円 / ISBN 4198630038

■サツマイモと日本人──忘れられた食の足跡 

伊藤 章治(中日新聞出身)
進化しつづける「未来食」 3年ほど前、『ジャガイモの世界史』(中公新書)を書いたがそのとき、「日本の場合、ジャガイモだけでは〝貧者のパン〟の物語は語れない。サツマイモと併せて初めて、食の民衆史となる」と痛感した。そんなわけで、「二番煎じ」の批判を覚悟で本書を書いた。サツマイモが飢饉や戦乱の時、民衆を救ったのは周知の事実だが、いまやこのイモは宇宙食のエースだという。限りない進化を続ける「未来の食」でもある、と実感した。
PHP新書 / 0円 / ISBN 4569791921

■白球の絆─稲門倶楽部の100年

生原 伸久 (産経新聞出身)
早稲田精神を繋いだOB達の生涯 早稲田大学野球部には正史として『野球部百年史』があるが、本書は早大野球部の歴史を繋ぎ、支えたOBたちの生涯を人間ドラマとして描いた。「伝説の名選手列伝」のほか、大正3年ごろ米国プロ野球でプレーした日本初のプロ野球選手・三神吾朗の〝証拠写真〟や特捜検事、国際線パイロットなど、各界で活躍するユニークなOBも紹介している。
早稲田大学野球部稲門倶楽部発行 / 0円 / ISBN

■「真面目に 強く 上品に」 反骨校長 吉川昇の日記 

秋山 哲(毎日新聞出身)
祖父の教育姿勢と反骨精神 関西で進学校として知られる私立・高槻高校・中学校(大阪府高槻市)が今年創立70周年を迎えた。初代校長として20年間つとめた吉川昇は私の母方祖父で、1日も欠かさずにつけていた日記を解読、復刻し、読み物に仕立てた。開校と同時に太平洋戦争に巻き込まれ、戦後の教育改革にも苦闘する彼は、書名になっている教育モットーを掲げ、戦中・戦後を通じてぶれることのない教育者だった。その教育姿勢と反骨精神が浮かび上がる。
発行 「吉川日記」刊行委員会(電話072─671─0001 高槻高校内) / 0円 / ISBN

■イランはこれからどうなるのか 「イスラム大国」の真実

春日 孝之 毎日新聞前テヘラン特派員
イランと中東を読み解く イランは国家レベルでは反米・反イスラエル・パレスチナ支持だが、国民は米国にもイスラエルにもユダヤ人にも悪感情を持っていない。むしろアラブ人(パレスチナ人を含む)への差別意識が極めて強い。本書は、イランの民族性に着目し、サブカルチャーの状況にも力点を置いたルポ的要素を交え、核開発問題や対米関係、イスラム体制の行方に至るまでを分析した。
新潮新書 / 0円 / ISBN 4106103842

■アジアから時代を読む─北聞南望・百稿─ 

高木 暢之 (毎日新聞出身)
アジアの変化を見通すカギに アジアは今日、世界で存在感を強めていると同時に、混沌たる状況にある。中国の経済興隆と軍事力強化、そして北朝鮮の「核」を軸にした北東アジアにおける日本、米国、中国の駆け引き、さらにアフガニスタン戦争の先行き不透明などだ。この本は、海外の邦字紙に2005年後半から09年末まで連載した地域の時事小論文をまとめた。アジアの急激な変化は、10年後、20年後の日本の立場、そして国民生活さえも変えるだろう。多少でもそれを見通すカギを本書が秘めているならば幸いだ。
露満堂 / 0円 / ISBN 4434147714

■素顔の首相と大物政治家~戦後篇

清宮 龍 (時事通信出身)
戦後政治史彩る42人の政治家たち 吉田首相の番記者を振り出しに時事通信政治記者として、政治評論家として、直接取材した政治家たちを描いたのが本書。
登場するのは小泉純一郎氏までの自民党出身者に吉田茂氏を加えた歴代首相と日本の戦後政治史を彩った大物政治家計42人。病に倒れる直前まで財政再建について語っていた小渕恵三氏らの姿は、今の政治家に欠けているものを考えさせられる。
善本社 / 0円 / ISBN 4793904548

■Basic公共政策学第10巻『政策形成』 

小池 洋次編著  (日本経済新聞出身)
実務家による入門書 各分野の実務に通じた専門家による初の本格的な政策形成論。数々のエピソードが盛り込まれており、読者は政策に関する実務をより具体的に理解することになろう。このシリーズの多くが理論や手法を解説しているのに対し、本書は現場からの視点を堅持しているのが特徴だ。政策形成に関わろうとする人々だけでなく、政策から多大な影響を受ける多くの市民に読んでいただきたい。大学のテキストにも最適の書であると確信している。
ミネルヴァ書房 / 0円 / ISBN 4623056597

■新世界 国々の興亡 

船橋 洋一  朝日新聞社主筆
新世界の動態と力学を解析 世界は、第一次大戦後、第二次大戦後、冷戦後のいずれをも上回る国際政治の大地殻変動期に突入している。中国とインドの台頭は、こうした「新世界」幕開けの序幕にすぎない。新たなパワーゲーム「国々の興亡」が始まっている。その動態と力学を解析すべく、世界の戦略知性11人の胸を借りた。この挑戦の下、日本は、バランス力、グリーン力、財政力、開かれたネットワーク力、グローバル人材力の構築が不可欠であると論じた。
朝日新書 / 0円 / ISBN 4022733586
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