マイBOOK マイPR
会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■さかな記者が見た大震災 石巻讃歌
高成田享(朝日新聞出身)
奮闘と復興の展望 東日本大震災の直前まで石巻支局長をしていたこともあり、震災後の復興に向けた石巻の人々の奮闘ぶりを伝えようと思いました。政府の復興構想会議の委員になったり、震災孤児・遺児基金を立ち上げたり、自分自身も復興にかかわってきたので、あわせてその体験も書きました。震災から1年、復興の足取りは重いのですが、何が問題なのか、何に力を入れるべきなのか、復興の焦点や展望も記したつもりです。
講談社 / 0円 / ISBN 406217359X
■あぜみち逍遥─都を離れて世相を観る
横島庄治(NHK出身)
上州高崎からの発信 放送現場を定年で離れ、上州高崎の在に居を移してから15年。スタジオから不特定多数の人々に語りかけ、地方大学で学生と語り合い、最後にNPOで実社会と渡り合うという変化の中で視点が変わり、別の視界が開けてきました。
その折々に書き留めた中から最近のものを中心に68篇をつまみ上げ、7章にくくり直して出版しました。ほとんど手作り本ですが、俳画を能くする友人の表紙と挿絵で味が加わり、ふんわりとした風合いに仕上ったつもりです。
NPO法人環境システム研究会 / 1円 / ISBN
■ジャーナリストの現場─もの書きをめざす人へ
岩垂 弘(朝日新聞出身)
現場からの報告 初任地赴任から定年退職までの37年間にわたる記者生活での経験を書きました。入社早々、先輩記者から「新聞記者は現場にこだわれ」とたたきこまれましたから、在任中はできるだけ現場取材を心がけました。いわば、記者としてニュースの現場で何を見、何を考え、どう感じたかの報告です。ですから、タイトルも『ジャーナリストの現場』としました。とくに若い記者諸君に読んでいただけたら幸甚です。
同時代社 / 2円 / ISBN 4886837069
■周防人月性 謹んで申す─維新回天へ錫を飛ばす
秋田 博(読売新聞出身)
2人の勤王僧 安政ノ大獄の年、2人の勤王僧・月性と月照が死去しました。月照は西郷隆盛と錦江湾で入水死しドラマ等で有名です。もう一人の月性は「男児・立志」の詩僧として知られますが、二人を混同する例も多く、月性の姿が見えません。維新回天の魁は、月性でした。西欧列強の侵出を「神州陸沈」の危機と先覚し、長州毛利藩を勤王・倒幕に先駆させたのです。一読くだされば幸いです。 (自費出版)
/ 円 / ISBN
■攻めの保護農政―直接支払で「TPPに負けない日本農業」
村田 泰夫(朝日新聞出身)
*TPPと国内農業の両立策* 環太平洋経済連携協定(TPP)反対運動が農協を中心に高まっている。関税が撤廃されれば農産物価格が下がって、農家の所得が減るからである。だが、TPP反対の先に日本農業再生の展望が開けるわけではない。市場は開放するが、国内農業も守る「両立策」はないものか。実はある。米国やEUの農政が採用している「直接支払制度」である。農産物価格は下げるが、農家の所得は財政で補填し再生産を維持する。一方、価格引き下げで国際競争力がつき輸出も可能となる。関税引き下げは「攻めの農政」でもある。
農林統計協会 / 0円 / ISBN 4541037777
■戦後日米交渉を担った男 外交官・東郷文彦の生涯
伊奈 久喜 日本経済新聞特別編集委員
*圧倒的存在感の外交官* 日米安保条約改定と沖縄返還のふたつの交渉に外務省の担当課長、局長としてかかわった東郷文彦氏は、多くの記録を書き残しました。「密約」をめぐる調査で機密解除された膨大な外交文書に目を通すと、東郷茂徳元外相の女婿でもある、この外交官の圧倒的存在感に気づきます。記録を読み、ともに仕事をした人々や当時の記者たちの話を聞いて、彼の生涯の再現を試みました。岸、佐藤時代に懐かしさを感じるという読後感を寄せてくださった方がいます。
中央公論新社 / 0円 / ISBN 4120042863
■ジャーナリズムの行方
山田健太(日本新聞協会出身)
「伝統メディア」の存在意義を問う 新聞・放送・出版等の伝統メディアに期待されてきたジャーナリズム性とは何か。ジャーナリズムを取り巻く法・社会制度を議論の基本に据えつつ、編集(ジャーナリズム論)と経営(メディア産業論)の双方の立場から、あるべき姿を現在進行形のさまざまな個別事案を通じて検証する。序章では、世界でもユニークな「マスメディア」社会である日本の状況を説き、終章では、グーグル的世界を前にデジタルがもたらす知の公共空間の今後を問う。
三省堂 / 0円 / ISBN 4385365377
■ゴーンさんが学んだ日本的経営
長谷川洋三(日本経済新聞出身)
日産改革の徹底検証 ゴーン本というより日本的経営を改めて考える本である。筆者は日経時代から自動車業界を中心に長年企業取材をしており、ゴーンの着任直後から12年にわたって密着取材をしてきた。そのインタビュー記録や関係者の証言を丹念に積み上げ、ゴーンが学んだ日本の経営の強みと日本が学ぶべき経営の課題を浮き彫りにした。トヨタ自動車の大量リコール問題の教訓なども織り込みながらトヨタとの企業文化の違いなどにも踏み込んでおり、日本企業を支えてきた「家の文化」のこれからのあり方を考えるうえでも面白く読める。
日経ビジネス人文庫 / 0円 / ISBN 4532196043
■国が共犯! 日中米4大謀略事件+3・11
壱岐一郎(九州朝日放送出身)
元テレビ記者が国家犯罪を追う テレビの側から新聞の人にぜひ言っておきたいというのが本音。満州事変の年に生まれ、東京で真珠湾攻撃を知り、松川列車転覆の前後に金沢から仙台に遊学、控訴審にかかわる。
福岡でケネディ暗殺を疑い、9・11前年に沖縄からダラスを訪問、現場に立つ。9・11では先輩の令息が犠牲に。「同時多発テロ」はアラブ青年だけの犯行か、3大事件と対比、疑い続ける。
かもがわ出版 / 0円 / ISBN 4903882381
■最後の民権政治家 立川雲平
田川 五郎(読売新聞出身)
埋もれた手記を発掘 最近、親類の家で自由民権運動に取り組んだ人の手記を発見しました。読んでみると、波乱に満ちた生涯だけでなく、希望に溢れた明治といふ時代が生き生きと描かれてゐるのに驚嘆しました。遠い昔の親族に、かういふ人がゐたことをはじめて知り、その評伝を書く気になつたのです。
四百部ほど刷り、関係者に配布したところ、意外に反響があつたので、意を強くしてクラブの書棚に置かせていただいた次第です。少々残部がありますので、ご希望があれば贈呈いたします。
(非売品)
/ 円 / ISBN