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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■世界が日本のことを考えている 3・11後の文明を問う──17賢人のメッセージ 共同通信社取材班

杉田弘毅(共同通信編集委員)

 
▼地球を揺さぶった大震災 共同通信の記者たちが世界を歩いて問い続けた「東日本大震災は人類にどんな意味を持つのか」のインタビュー17編を書籍にしました。アントニオ・ネグリ、フランシス・フクヤマ、ベネディクト・アンダーソン、バルガス・リョサ、レベッカ・ソルニット、アピチャッポン・ウィーラセタクン、鄭浩承など、時代と向き合う賢人たちの言葉はいずれも刺激的で意表を突き、震災は日本だけでなく地球を激しく揺さぶったことを実感させます。


太郎次郎社エディタス / 0円 / ISBN 4811807545

■メディアとジャーナリズムーこれから学ぶ人のために

山本泰夫(産経新聞出身)

 

 

わかりやすく、コンパクトな入門書 大学でメディア論やジャーナリズム論を教えているが、意外にわかりやすい教科書がないことに気がついた。メディアを論じた本はたくさんあるが、これから学ぼうという若者にとっては、現状批判ばかりで難し過ぎる。それでは自分で書こうと、2年がかりで新聞、テレビ、出版などメディアの歴史や課題を分かりやすく、コンパクトにまとめてみた。後半では調査報道などについても触れた。教科書、入門書として最適、とPRさせていただこう。


産経新聞出版 / 0円 / ISBN 4863060890

■大村智 2億人を病魔から守った化学者

馬場錬成(読売新聞出身)



異色の化学者の実像を記録
  夜間高校の教師から研究者に転じ、世界トップの化学者になった大村智博士の実録伝記である。静岡県の土壌から見つけた細菌産出の化学物質が、盲目になるオンコセルカ症から守る抗寄生虫薬となり、熱帯地方の2億人の人々を毎年守っている。書いた論文約1000報のほとんどは英文。国内より海外でよく知られており、ノーベル賞に最も近い一人である。美術品にも造詣が深く、女子美術大学理事長も務める異色の化学者の実像を記録したものだ。


中央公論新社 / 0円 / ISBN 4120043266

■さかな記者が見た大震災 石巻讃歌

高成田享(朝日新聞出身)


奮闘と復興の展望
 東日本大震災の直前まで石巻支局長をしていたこともあり、震災後の復興に向けた石巻の人々の奮闘ぶりを伝えようと思いました。政府の復興構想会議の委員になったり、震災孤児・遺児基金を立ち上げたり、自分自身も復興にかかわってきたので、あわせてその体験も書きました。震災から1年、復興の足取りは重いのですが、何が問題なのか、何に力を入れるべきなのか、復興の焦点や展望も記したつもりです。


講談社 / 0円 / ISBN 406217359X

■あぜみち逍遥─都を離れて世相を観る

横島庄治(NHK出身)
上州高崎からの発信 放送現場を定年で離れ、上州高崎の在に居を移してから15年。スタジオから不特定多数の人々に語りかけ、地方大学で学生と語り合い、最後にNPOで実社会と渡り合うという変化の中で視点が変わり、別の視界が開けてきました。


その折々に書き留めた中から最近のものを中心に68篇をつまみ上げ、7章にくくり直して出版しました。ほとんど手作り本ですが、俳画を能くする友人の表紙と挿絵で味が加わり、ふんわりとした風合いに仕上ったつもりです。


NPO法人環境システム研究会 / 1円 / ISBN

■ジャーナリストの現場─もの書きをめざす人へ

岩垂 弘(朝日新聞出身)


現場からの報告 初任地赴任から定年退職までの37年間にわたる記者生活での経験を書きました。入社早々、先輩記者から「新聞記者は現場にこだわれ」とたたきこまれましたから、在任中はできるだけ現場取材を心がけました。いわば、記者としてニュースの現場で何を見、何を考え、どう感じたかの報告です。ですから、タイトルも『ジャーナリストの現場』としました。とくに若い記者諸君に読んでいただけたら幸甚です。


同時代社 / 2円 / ISBN 4886837069

■周防人月性 謹んで申す─維新回天へ錫を飛ばす

秋田 博(読売新聞出身)


2人の勤王僧 安政ノ大獄の年、2人の勤王僧・月性と月照が死去しました。月照は西郷隆盛と錦江湾で入水死しドラマ等で有名です。もう一人の月性は「男児・立志」の詩僧として知られますが、二人を混同する例も多く、月性の姿が見えません。維新回天の魁は、月性でした。西欧列強の侵出を「神州陸沈」の危機と先覚し、長州毛利藩を勤王・倒幕に先駆させたのです。一読くだされば幸いです。 (自費出版)


 / 円 / ISBN

■攻めの保護農政―直接支払で「TPPに負けない日本農業」

村田 泰夫(朝日新聞出身)



*TPPと国内農業の両立策* 環太平洋経済連携協定(TPP)反対運動が農協を中心に高まっている。関税が撤廃されれば農産物価格が下がって、農家の所得が減るからである。だが、TPP反対の先に日本農業再生の展望が開けるわけではない。市場は開放するが、国内農業も守る「両立策」はないものか。実はある。米国やEUの農政が採用している「直接支払制度」である。農産物価格は下げるが、農家の所得は財政で補填し再生産を維持する。一方、価格引き下げで国際競争力がつき輸出も可能となる。関税引き下げは「攻めの農政」でもある。


農林統計協会 / 0円 / ISBN 4541037777

■戦後日米交渉を担った男 外交官・東郷文彦の生涯

伊奈 久喜 日本経済新聞特別編集委員


*圧倒的存在感の外交官* 日米安保条約改定と沖縄返還のふたつの交渉に外務省の担当課長、局長としてかかわった東郷文彦氏は、多くの記録を書き残しました。「密約」をめぐる調査で機密解除された膨大な外交文書に目を通すと、東郷茂徳元外相の女婿でもある、この外交官の圧倒的存在感に気づきます。記録を読み、ともに仕事をした人々や当時の記者たちの話を聞いて、彼の生涯の再現を試みました。岸、佐藤時代に懐かしさを感じるという読後感を寄せてくださった方がいます。


中央公論新社 / 0円 / ISBN 4120042863

■ジャーナリズムの行方

山田健太(日本新聞協会出身)


「伝統メディア」の存在意義を問う 新聞・放送・出版等の伝統メディアに期待されてきたジャーナリズム性とは何か。ジャーナリズムを取り巻く法・社会制度を議論の基本に据えつつ、編集(ジャーナリズム論)と経営(メディア産業論)の双方の立場から、あるべき姿を現在進行形のさまざまな個別事案を通じて検証する。序章では、世界でもユニークな「マスメディア」社会である日本の状況を説き、終章では、グーグル的世界を前にデジタルがもたらす知の公共空間の今後を問う。


三省堂 / 0円 / ISBN 4385365377
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