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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■晩年長寿の達人たちー生涯現役の秘訣

前坂 俊之(毎日新聞出身)
歴史的な偉人、達人の知恵 日本は世界一の“超高齢社会”で、いまや誰もが人生80年以上を謳歌する時代。明治以来、90、100歳以上の健康長寿を保ち、生涯現役で最後まで活躍した歴史的な偉人、達人80人をリストアップし、その精神力、創造力、健康法、食生活などに迫ったものです。佐藤一斎の『言志晩録』に「壮にして学べば、則ち老ゆとも衰へず。老いて学べば、則ち死すとも朽ちず」とある。日本人の遺産とも言うべきこうした達人・超人の知恵、教えから大いに学び、目指せ!元気な『セントナリアン』(百寿者)です。
別冊歴史読本 / 0円 / ISBN

■メディア・イノベーションの衝撃 ─爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス

橋場 義之(毎日新聞出身)
近未来のジャーナリズムのヒント ブログ、掲示板、SNS、WEB2.0…技術もシステムも実態も分からないことが多すぎるネットの世界。しかし、そこで情報を発信し、仕事をし、楽しんでいる人たちは、われら旧マス・メディアを「マスゴミ」とあざけり、不信感を露骨に表す。「敵(?)を知り、己を知れば…」。そんな気持ちから、彼らに参加してもらって始めた約1年の連続討論会の記録をまとめました。すぐそこに来ている近未来のジャーナリズムを考えるヒントがみつかるはずです。
日本評論社 / 0円 / ISBN

■私の後藤田正晴─57人の証言

栗原 猛(共同通信出身)
「ちょっと待てよ」が大事だ 後藤田正晴元副総理といえば、「護憲と平和」「権力の自制」などを説いたことで知られるが、晩年はよく「日本人は付和雷同しやすいところがあるから、『ちょっと待てよ』という勇気が大事だ」と言っていた。政治家や財界人が若手将校や右翼の活動家に次々に暗殺され、軍国主義に流れていく時代に中学、高校時代を送ったことがバックボーンになっている。 中曽根康弘、村山富市,佐々淳行、加藤紘一、ジェラルド・カーティス氏ら57人が後藤田論を寄せており、現代史の生きた資料でもある。 編纂委員は北原健児、瀬下英雄、福家康宣の各氏と私。
講談社 / 0円 / ISBN

■平和構築の仕事──フィンランド前大統領アハティサーリとアチェ和平交渉

脇阪 紀行・訳 (朝日新聞論説委員)
和平交渉と武装解除の舞台裏 インドネシア・アチェ紛争をめぐる和平交渉が05年に終結し、約30年ぶりの平和が訪れた。独立派ゲリラと政府との交渉を仲介したのは、フィンランド前大統領アハティサーリ氏だった。なぜ、北欧の政治家が調停に成功したのか。日本は役割を果たせなかったのか。和平交渉と武装解除の舞台裏を描いたフィンランド人記者カトゥリ・メリカリオの著書を翻訳し、そんな疑問が氷解した。理屈ばかりの平和構築論はうんざり、という方に一読をお薦めしたい。
明石書店 / 0円 / ISBN

■日本の選択のモデルへ

小島 明 (日本経済新聞社顧問)
21世紀新たな成長への課題 日本がバブル景気崩壊後の経済停滞のなかで内向き指向になって「眠っている間」に、世界は地経学、地政学的に歴史的なパラダイムシフトをした。まず、ようやく長期不況から脱して目覚めた日本のグローバル化する世界における立ち位置を確認し、21世紀の日本の新たな発展・成長への課題を点検する。同時に、日本が様々な制約要因を発展・成長要因に転換させてきた歴史の教訓を確認する。そこから「適者」のモデルが浮かび上る。
NTT出版 / 0円 / ISBN

■中国デスク日記

藤村 幸義 (日本経済新聞出身)
中国の悪戦苦闘ぶりを観察 中国が今後どうなるか、いまほど見方の分かれている時はありません。いま求められているのは、先入観を交えずに中国で起きている様々な出来事をあるがままにとらえ、分析していくことではないでしょうか。 そのための材料集めを兼ねて、「中国デスク日記」を書き始めました。かつて共同通信の記者が「デスク日記」を何年にもわたってまとめていたのを思い出して、ちょっとまねてみる気になりました。気が付いてみたら、5年間(2002年~2006年)も書き続けていました。この時期の中国は、高成長の半面、様々な問題が噴出して対策に追われた時期でもあります。悩める中国の悪戦苦闘ぶりをじっくりとご覧いただけると思います。
桜美林大学北東アジア総合研究所 / 0円 / ISBN

■世界を不幸にする原爆カード ヒロシマ・ナガサキが歴史を変えた

金子 敦郎  (共同通信出身)
原爆の真実に迫る 原爆投下は人類史上、最大(悪)の出来事なのに、その「真実」はあまりにも知られないできた。トルーマンは最高機密のヴェールをかぶせ、徹底的に隠ぺいを図った。日本側でも、原爆で「一億玉砕」を免れたとの思いが「寛容」を生んだ。 だが、少数の歴史家やジャーナリストの執念が、隠された資料を掘り起こし、つなぎあわせ、半世紀かけて真実を引き出した。広島・長崎に始まる愚かな「原爆カード」が今も世界を危機にさらしている。
明石書店 / 0円 / ISBN

■読み直そうルソーの「自然」 ─J.-J.ルソーにおける自然界とその思想─

荒井 宏祐 (NHK出身)
ルソー研究に新しい光を 18世紀ルソーは環境問題の進行を告発し、環境倫理を説いた。彼の教育論は現代の環境教育の、文学は環境文学の主張と重なる。ルソーの環境思想は、フランス啓蒙思想が環境思想を含みつつあったことを告げている。彼の自然界観を読み直すことを通じて、ルソー研究に新しい光を当ててみたい。中央公論3月号に紹介広告掲載。
中央公論事業出版 / 0円 / ISBN

■地球温暖化問題と森林行政の転換 

滑志田 隆 毎日新聞人口問題調査会
行政の針路を森林にとれ! 21世紀は環境の世紀。地球規模の環境破壊に私たちはどのように対処すべきか。将来世代に大きなダメージを与える地球温暖化防止の決定打は、石油などの化石燃料への過剰依存から脱却することです。それと並行してCO2を吸収する森林保全の国際ネットワークを編成することが求められます。 国際的に森林の重要性が叫ばれるとき、日本の現状はどうか。手入れを怠って荒れ放題の森が増えています。人が森にかかわり、生態系を守っていくはずの林業はいまや崩壊の危機。行政の針路を森林にとれ! 温暖化問題を契機として森林保全の重要性を再認識し、林業を再興し、自然との共生を実現しようと訴えます。
論創社 / 0円 / ISBN

■追いやられる日本

潮田 道夫 毎日新聞論説委員長
日本の存在感の希薄さ 毎日新聞の隔週日曜日、経済面に「千波万波」というコラムを書いている。そのコラムを再録し、若干加筆してできた本である。 社説を仕事にしているから、コラムは逆に「お説教をしない」よう心がけている。ネタの鮮度と切り口で読み手を飽きさせない。それが理想だが、うまくいきませんね。 雑多な話がつまっているが、普段、日本の存在感の希薄さが気になっている。書名にそういう問題意識を反映させてみた。
毎日新聞社 / 0円 / ISBN
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