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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■軍国少年"Fe"の日記 

堀越作治(朝日新聞出身)
あの戦争は自分にとって一体何であったのか─戦後60年を機に改めて自問した人も多かったに違いない。昭和一ケタの私もそうで、旧制中学一年以来の日記をもとに戦争体験をまとめた。天皇を現人神と仰ぎ、宮城遙拝、靖国参拝、軍事教練、勤労動員に励んだ軍国少年。空をつんざく爆弾の音に肝を潰し、焼夷弾の笠であわや真っ二つかということも。敗戦の夜は切腹まで思い詰めたが、やがて新憲法によって蘇生する。 知人の勧めで北九州市の「森鴎外記念自分史文学賞」に応募したら最終候補に残ったが、結局は次点に。
東京図書出版会 / 0円 / ISBN 4862230695

■いまを読む名言 昭和天皇からホリエモンまで

轡田隆史(朝日新聞出身)
陸軍の愚鈍さと「闘う」昭和天皇の発言や、「ヤミ金融」東大生社長の自殺の遺書などにはじまる、ざっと90人の発言を集めて、拙い解説をつけた。7年前にハードカバーで出したものに、ホリエモンの
「人の心はお金で買える」など新発言を加えて文庫化した。 作為なしに選んだのに、半世紀の行動と発言が、深いところでつながり、繰り返されているのに驚く。
講談社文庫 / 0円 / ISBN 4062753707

■ユビキタス・コンテンツ ビジネスのすべて

前坂俊之(毎日新聞出身)
「ユビキタス」とはいつでも、誰とでも、どこからでも、どのような端末からでも、自由自在に情報のやりとりが可能になるネット世界をさす。パソコン、ケイタイ電話、ICチップの進化でインターネットの世界は今、「ユビキタス」に突入しており、日本は世界最先端のユビキタス社会が幕開けようとしている。その中でテレビ、映画、放送、ゲーム、通信業界など、コンテンツビジネス産業の問題点や未来図を「Q&A」方式で解説した。
PHP研究所 / 0円 / ISBN 4569648290

■企業スキャンダルと監査法人 なぜ不祥事 は続発するのか

早房長治 (朝日新聞出身)
今日、大企業のトップは「コーポレートガバナンス(企業統治)こそ企業の命です」「内部統制システムづくりに全力を注ぎます」といった言葉を常に口にする。ところが、大企業のスキャンダルが続発している。昨年から今年にかけて、東京地検などが摘発した官製談合事件では、三菱重、新日鉄、石播などの日本の代表的企業までもが登場した。不祥事続発の原因はモラル低下、ルールなき規制緩和に加えて、マスコミの無力化がある。
彩流社 / 1890円 / ISBN 4779111714

■マリー・ルイーゼ─ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ

塚本哲也 (毎日新聞出身)
脳出血に襲われ、右半身右手が麻痺、何とか左手でと、パソコンをいじっているうちに本になった。国を救うためにナポレオンの二番目の皇妃に売られたウィーンの皇女の話である。この時代は、戦争が20年も続き、皇女はじめ人々は苦労する。やっと平和がきてほっとしたものの、平和を維持するには問題も多く、やがて平和の功労者メッテルニヒ宰相は失脚し、激動が始まる。昭和平成の戦争と平和を思いながら、平和の舵取りは危機と紙一 重というのが教訓。
文藝春秋 / 2600円 / ISBN 4167574055

■ニッポン偉人奇行録 

前坂俊之 (毎日新聞出身)
伊藤博文、吉田茂、川端康成、南方熊楠、内田百閒…明治、大正、昭和の日本を作った各界の代表的偉人たち約50人の思わず噴出す面白いエピソードを満載した。 「偉人は天才、奇人、変人なり」との視点から、その栄光の裏に隠された人間味あふれる奇行、ジョークの数々を白日の下にさらした抱腹絶倒の人物記。コラムを執筆する記者にとってはニヤリ、ピリ辛の隠し味となるネタ本になること受け合いの1冊です。
ぶんか社 / 0円 / ISBN 4821150549

■自民党幹事長   

浅川博忠 (山形新聞客員論説委員)
平成8年に橋本首相で自民党が政権政党に復帰して以来、安倍新首相は5人目の首相となる。この中で幹事長ポストを経験していないのは小泉前首相のみ。やはりこのポストは最高位への登竜門なのだ。しかも安倍氏は祖父、実父と3代に及ぶ幹事長経験者。300億のカネと800のポストを握る強大な権力と職務。この椅子の変貌ぶりや辞任後の明暗。歴代幹事長の総てを本書で探るのはそのまま結党51年の自民党史にも通じよう。
講談社文庫 / 0円 / ISBN 406275388X

■針路を海にとれ 海洋国家日本のかたち

大山高明 (日本海事新聞社代表取締役社長)
「この国を駄目にしているのは大手メディアではないか」という一部の人がいる。時代のすう勢、時の指導者、見えざる手等々に責を帰する意見もある。「所詮国家はその国民のレベルにしかなれない」のが実態ではなかろうか。このままでは民族の自覚と誇りを失った日本になりかねない。縄文の祖先が持っていた日本海洋民のDNAと勇気を取り戻す時が来た。専門新聞の親父の静かな咆哮にも耳を傾けてもらいたい。
産経新聞出版 / 0円 / ISBN 4902970686

■安倍政権の日本

星 浩 (朝日新聞編集委員)
戦後では最も若い52歳の首相が誕生した。自民党総裁選は、福田康夫氏の出馬断念で「消化試合」となり、盛り上がりを欠いた。それでも、安倍政権の誕生は、日本政治の一つの転換点となるだろう。憲法改正、アジア外交、構造改革はどうなるのか、そして小沢民主党との対決は……。政権発足の経過をたどるとともに、さまざまな政策課題の行方を占った。学者との対談も収録。朝日新聞が創刊した12冊の新書の一冊。
朝日新書 / 0円 / ISBN 4022731125

■写説 占領と単独講和

前坂俊之(毎日新聞出身)
占領中の昭和24年から、サンフランシスコ講和条約締結(26年)を経て29年まで計6年間の政治、国際状況、経済、社会などの出来事を写真と文章で記録したもの。ちょうど吉田茂首相の6年間の在任期間中で、いま問題となっている米国の押し付け憲法、朝鮮戦争、再軍備、日米安保条約など吉田が戦後日本のフレームを決める重大な決断をしたわけだが、その背景をしっかり解説した。ワンマン総理の歴史的評価を下す通信簿でもある。
ビジネス社 / 0円 / ISBN 4828412999
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