マイBOOK マイPR

会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■Basic公共政策学第10巻『政策形成』 

小池 洋次編著  (日本経済新聞出身)
実務家による入門書 各分野の実務に通じた専門家による初の本格的な政策形成論。数々のエピソードが盛り込まれており、読者は政策に関する実務をより具体的に理解することになろう。このシリーズの多くが理論や手法を解説しているのに対し、本書は現場からの視点を堅持しているのが特徴だ。政策形成に関わろうとする人々だけでなく、政策から多大な影響を受ける多くの市民に読んでいただきたい。大学のテキストにも最適の書であると確信している。
ミネルヴァ書房 / 0円 / ISBN 4623056597

■新世界 国々の興亡 

船橋 洋一  朝日新聞社主筆
新世界の動態と力学を解析 世界は、第一次大戦後、第二次大戦後、冷戦後のいずれをも上回る国際政治の大地殻変動期に突入している。中国とインドの台頭は、こうした「新世界」幕開けの序幕にすぎない。新たなパワーゲーム「国々の興亡」が始まっている。その動態と力学を解析すべく、世界の戦略知性11人の胸を借りた。この挑戦の下、日本は、バランス力、グリーン力、財政力、開かれたネットワーク力、グローバル人材力の構築が不可欠であると論じた。
朝日新書 / 0円 / ISBN 4022733586

■二・二六事件とは何だったのか

前坂俊之 (毎日新聞出身)
70年経った今でも、日付をもって呼ぶ以外に名づけられていない昭和11年の「2・26事件」。国内外のメディアの報道と、同時代人の受け取り方を総合的に検証したもの。私の担当は朝、毎、読、時事などの日本の新聞の報道、雑誌の特集などの分析で約50頁。同事件が言論の自由に完全にトドメをさした経緯を明らかにした。世界のメディアの報道ぶりも各国10紙を紹介しており興味深い。昭和史研究の必読書。
藤原書店 / 0円 / ISBN 4894345552

■角栄伝説 番記者が見た光と影

増山栄太郎(時事通信出身)
星の数ほどある田中角栄モノにこれ以上付け加える必要があるのか、と著者の私は思った。だが、田中氏に会ったこともない人が、あたかも見てきたようなことを書く。その上で「巨悪」とか「偉人」とかの評価を下す。そんな田中論に番記者の私は違和感を感じていた。その上、番記者仲間たちのなかに鬼籍に入る人もでてきた。「私自身がやらなければ」そんな思いで筆を執ったのが本書だ。
出窓社 / 1680円 / ISBN 4931178553

■シアトル日刊邦字紙の100年 

有馬純達(朝日新聞出身)
1902年、米西海岸のシアトルで在留邦人向け日刊邦字紙『北米時事』が創刊された。日米開戦で廃刊、しかし戦後『北米報知』が後継紙として登場し、通算100年を超えた。この新聞にかかわった古きジャーナリストたち(わが祖父・父・叔父)のコラムなどを収録し、そのリベラルな論調を紹介するとともに、購読者であった在留邦人が戦前・戦中「排日」の嵐のなかを生き抜いた苦難を描いた。ささやかながら日米関係をめぐる現代史の一断面。
築地書館 / 2100円 / ISBN 4806713228

■グローバル通貨戦争 

山田伸二(NHK解説主幹)
昨年はプラザ合意からちょうど20年、プラザ合意は日本の経済や社会を大きく変えた歴史的な出来事でした。当時取材現場で立ち会った生き証人として、通貨問題を軸にこの20年間に日本と世界がいかに変わったか、私たちはいかに多くの問題を先送りしたかを検証しました。小著は経済について、国際金融についてどう考えたらよいか、私の試行錯誤の過程を振り返ったものでもあり、特に若い方々に読んでもらえればと願っています。
東洋経済新報社 / 1575円 / ISBN 4492681272

■ジハードとフィトナ イスラム精神の戦い

早良哲夫(訳)(NHK出身)
なぜテロが…それもイスラム世界を拠点にして……繰り返されるのか。その原因はイスラム世界に内蔵されている。著者(ジル・ケペル)は、ジハード(聖戦)がイスラムと非イスラムの対立であるのに対して、フィトナはイスラム世界の心臓部を揺るがす内部対立であり、これがイスラム世界の混迷を呼んでいると結論づけている。イスラムの心をめぐって、アメリカとは一味違うフランスの鋭い見方を紹介したいと願って翻訳した。
NTT出版社 / 0円 / ISBN 4757141203

■「うたかたの恋」の真実─ハプスブルク皇太子心中事件

仲晃(共同通信出身)
ハプスブルク王朝史、とりわけ美人皇后エリーザベトの一代記の出版は、翻訳を中心に後を絶たないが、本書は王朝崩壊の出発点となった皇太子の死の真相に初めて焦点をしぼった。妻との冷え切った結婚生活に絶望して可憐な少女との「天国に結ぶ恋」を選んだという通説を、いわば調査報道の手法で次々と崩し、心中事件の真相はハムレット、ドンファン、ドンキホーテの三重性格を持つ皇太子が、自らの政治的無力と自堕落な生活に絶望したあげくの自裁と見る。
青灯社 / 0円 / ISBN 486228003X

■メディアコントロール

前坂俊之(毎日新聞出身)
昨年は昭和戦後60年。歴史認識をめぐりメディア界は揺れたが、満州事変、日中戦争、太平洋戦争へ至る15年戦争からベトナム戦争、湾岸戦争、9・11テロ、イラク戦争までの日本のメディアの戦争報道の歴史をたどったのが本書である。アルジャジーラも現地取材し、その報道姿勢に心を打たれた。戦争報道はジャーナリズムのオリンピックといわれる。日本のメディアは健闘したのかどうか、その通信簿でもある。
旬報社 / 0円 / ISBN 4845109441

■広告─ものと人間の文化史130

八巻俊雄(日本経済新聞出身)
フランスの広告クリエーター、ロベール・ゲランは「広告がなければ、われわれはまだ洞窟の中で暮らしているだろう」と書いている(原書はフランス人は広告が嫌い "Les Franais n'aiment pas laPublicit")広告は人に代わって媒体が情報を伝えるので、情報の伝達は無限に広く、また到達者当たりの費用が安くなった。本書は広告の発生から、今日の多様化した消費生活ができあがっていく過程をくわしく述べている。
法政大学出版局 / 0円 / ISBN 4588213016
前へ 2025年06月 次へ
1
2
7
8
9
10
12
13
14
15
21
22
23
24
25
26
27
28
29
1
2
3
4
5
ページのTOPへ