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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■捏造の科学者 STAP細胞事件(須田桃子著)
文藝春秋 / 1728円 / ISBN 4163901914
■ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方
金曜日 / 1296円 / ISBN 4865720006
■ドキュメント平成政治史3 幻滅の政権交代
岩波書店 / 3024円 / ISBN 4000281690
■戦後70年 保守のアジア観
朝日選書 / 1944円 / ISBN 4022630272
■習近平の強権政治で中国はどこへ向かうのか
ミネルヴァ書房 / 4860円 / ISBN 462307174X
■今だから言えること3 歴代総理大臣の姿が語る、日本の光と影
電子書籍版 / 350円 / ISBN
■中国が愛する国、ニッポン
八牧 浩行(時事通信出身)
▽中国庶民の率直な思い
日中両国の相手国に対する国民感情は最悪の状態。こんな時に必要なのは、旅行や留学などによる相互交流であり、正確な情報や本当の考え方が相手に伝わること。「たった5日間の旅行が私を変えた」「日本の小学校で見た忘れられない光景」「日本は窮地に救いの手―この差は何だ!」「世界が驚く日本の〝当たり前〟」など興味深い50のコラムを収載。日本人と同じ悩みや喜びを持つ中国庶民の新鮮な驚きや包み隠しのない心情が込められている。中国の若者世代には日本アニメを好む人が多く、訪日旅行客も急増。本当の日本を知れば知るほど「夢の国、日本」と認識し、日本人と仲良くしたいと思うようです。
竹書房 / 980円 / ISBN 4801900429
■坂本龍一×東京新聞 脱原発とメディアを考える
日本人初のアカデミー作曲賞受賞者で、環境問題にも関心が高い音楽家の坂本龍一さんが、菊池寛賞や日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞などを受賞して定評のある本紙原発報道に携わってきた記者たちと討論した。テーマは、原発や政治をめぐる問題や、相手の心を開かせる伝え方。東京新聞(中日新聞東京本社)で昨年末に行ったその討論の内容に、原発問題の現状が分かる解説を加えてまとめた。「二つの意見があったら、人は信じたい方を信じる」「『正しいことを言ってるんだから聞けよ』という言い方ではダメ」など、討論の中で特に印象深かった坂本さんの言葉もピックアップ。さらに、書籍化に当たって坂本さんが呼び掛け、村上龍、内田樹、國分功一郎、津田大介、堀潤の5氏が寄稿したコラム「メディアに求めるもの」も収録。東日本大震災以降のメディアの在り方を考察し、今後についても展望する1冊となっている。
岩岡 千景 東京新聞文化部
東京新聞編集局 / 900円 / ISBN 4808309963
■韓国人の研究
黒田 勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)
▽韓国に〝長居〟できる秘訣
1973年、金大中拉致事件が起きた後、日本の韓国叩きはすごかった。これを第1次反韓ブームとするなら現在は第2次反韓ブームか。前回は「金大中だけが韓国ではないだろう」と韓国留学を思い立ち、今回は「反日だけが韓国ではないよ」と、この本を書いた。「反日」の腹いせに韓国のマイナスばかりあげつらうのは「日本の韓国化」みたいで見苦しい。反韓ストレス解消の流儀を教えます。
角川学芸出版 / 800円 / ISBN 4046534273
■緊急報道写真集「2014・9・27 御嶽山噴火」
紅葉期の週末、御嶽山(長野・岐阜県境、3067㍍)の山頂付近にいた人のうち、誰があの噴火を想像していただろうか。9月27日午前11時52分。突如噴き出した岩、熱風が登山者を襲い、57人の命を奪った。6人の行方不明者を残したまま年内の捜索活動は打ち切られた。緊急報道写真集『御嶽山噴火』は、戦後最悪となった火山災害の現実を約170枚の写真で伝える。立ち上る噴煙、登山者が逃げ込んだ山小屋、火山灰に覆われた山頂一帯…。救助・捜索活動は難航し、隊員たちに疲労がにじむ。捜索隊員に食事を差し入れ、山に祈りを捧げる山麓の人々。日々のドキュメントも載せた。東濃地震科学研究所の木股文昭・副首席主任研究員は巻末の寄稿で、こう指摘した。「いかに御嶽山と共に生きるか。いかに登山者に御嶽山を安全に楽しんでもらうか」。不十分だった観測・研究を検証し、二度と悲劇を起こさない道筋を描く覚悟が問われている。
小市 昭夫 信濃毎日新聞社報道部長
信濃毎日新聞社 / 700円 / ISBN 4784072497