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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。


■世界のエリートは人前で話す力をどう身につけるか?

赤阪 清隆(フォーリン・プレスセンター理事長) ▽話し上手への工夫やコツ伝授 日本では、「話す力」よりも「聞く力」のほうが大事なせいか、人前で話すのが苦手な人が断然多数です。人前で上手に話すための学習や訓練も十分ではありません。競争が激化するこれからの世界で、話し下手では、就活や、ビジネス、学究、メディアの世界などで大きなチャンスをものにできないでしょう。幸い、私は外交官、国際公務員としての長い海外生活を通じて、世界の素晴らしい話し上手を身近に観察する機会に恵まれました。クリントン夫妻などもいろいろと工夫を凝らしています。そうした工夫やコツをこの本でお教えします。
河出書房新社 / 1404円 / ISBN 4309247202

■諜報の現代史~政治行動としての情報戦争~

植田 樹(NHK出身) ▽情報と政治を考察 「見ざる、言わざる、聴かざる」は個人にとっては安楽であっても国家にとってはどうか。情報は生き残るためには必須の要件ではないか。情報の収集や防衛を政治の延長線上でとりあげた。  「スパイは生きている」では近年のスパイ事件をめぐる水面下の政治駆け引き。「政治権力と謀略」ではロシアの国内政治と情報機関の暗闘。「国家権力と情報機関」ではKGBとその継承組織、CIA、FBI、MI6など各国の機関の歴史や組織、活動の概略。「狩りと罠(わな)」では日本を舞台にした事件や各国機関の暗殺や謀略、攻防の実態。「情報戦争の行方」では国家機密と内部告発、情報産業の繁栄、始まっているサイバー戦争、中国のサイバー戦略などをとりあげている。
彩流社 / 3780円 / ISBN 4779121396

■満蒙開拓、夢はるかなり―加藤完治と東宮鐵男(上・下)

牧 久(日本経済新聞出身) ▽開拓の父2人が描いた夢 敗戦の年の夏、ソ満国境を越えて侵攻してきたソ連軍によって、日本人開拓団8万人が命を失い、4千人を超える残留孤児が生まれた。北満の未墾の曠野に鍬を振るい、豊かな農村建設を夢見た農民に、なぜこれほどの犠牲者がでたのか。彼らは戦後「中国侵略の先兵」として否定され続けた。戦前、戦中に「満蒙開拓の父」と呼ばれた2人の人物(農本主義教育者・加藤完治と軍人・東宮鐵男)を通して、日本人の〝満蒙開拓の真実〟に迫る。加藤、東宮両家から戦後、歴史の底に沈んでいた貴重な資料の提供を受けた。
ウェッジ / 0円 / ISBN 4863101473

■政の言葉から読み解く戦後70年

宇治 敏彦(中日新聞社) ▽明日の日本を読む 「いま書かないとマスコミ人として一生後悔するに違いない」。そんな思いで本書の終章では「『戦後』を終わらせてはならない」など戦後100年(2045年)に向けて5つの提言をしました。「一億総懺悔」「曲学阿世」「政界一寸先は闇」など戦後70年にわたる100以上の流行語を解説しながら、その背後の政治状況を分析しました。発言者の意図と違って言葉だけが独り歩きした例もありますが、これらの言葉を読み解くことで明日の日本が見える気がします。「平和の屈折点」にある戦後70年の意味を一緒に考えてみませんか。
新評論 / 3024円 / ISBN 4794810105

■CD BOOK 心をなごませる感じのよい英会話(English To Soothe The Mind)

原島 一男(NHK出身) ▽標準かつ上品な英語を 「絵になるじゃない」(Aren’t you a picture?)、「お手柔らかに」(Go easy on me.)、「おみそれしました」(I didn’t recognize you.)  こうした言葉をかけるだけで、相手はあなたに好印象を持つことでしょう。そんなフレーズを100ばかり集めてみました。フレーズはアルファベット順に並べてあり、長くても7語程度。ですから、暗記しやすいうえ、F,L,Vなど、日本人にとって発音しにくい単語は省きました。  どれもこれも標準的で上品なフレーズばかりです。身につけておけば世界中で使え、きっと、あなたの英語のレベルアップにつながります。そういう気持ちで書きました。
ベレ出版 / 1728円 / ISBN 4860644417

■銀幕のハーストリー ~映画に生きた女たち~

松本侑壬子(共同通信出身) ▽誕生120年 ひと味違う映画史 ハーストリーは「her story」。映画で描かれる女性像は、女性側からすると現実にはありえない夢の女や理想の女が多い。悪女ですら、男を破滅させるほどの魅力の持ち主だ。それは長らく映画を作るのは主に男性監督だったからではないか―。ちょうど今年は映画誕生120年。ここらで草創期以来の古今東西の映画における女性の存在に光を当て、作品、人物、出来事などを、従来の映画史(his story)とひと味違う視点から見てみようという読み物です。巻末にお勧め映画307本のリスト付き。
パド・ウィメンズ・オフィス / 2700円 / ISBN 4864621012

■韓国知識人との対話Ⅰ 日韓の未来をつくる

若宮 啓文(朝日新聞出身) ▽新しい風を感じた18人の声 自衛隊が竹島を奪いにくると予測する人気作家。慰安婦問題の意欲作で告訴された文学者。50年前の日韓交渉を生々しく語る生き証人。伝説の金大中スピーチを書いた教授。日本人コーチを招いたサッカー代表チーム監督。韓流ブームの前史を作った「歌王」。ピースボートと船旅を共催するNGO事務総長。セウォル号事件で韓国を問う社会学者。日本の拡大志向を憂うる『縮み志向の日本』著者…。彼ら18人との対話は発見の連続でした。
慶應義塾大学出版会 / 2700円 / ISBN 4766422260

■アマチュアオーケストラに乾杯! 素顔の休日音楽家たち

畑農 敏哉(フジテレビ情報制作局) ▽音楽とアマオケの「なるほど」満載 日本にはアマチュアオーケストラが(中学・高校や大学オケを除き)千団体以上あります。筆者は中学時代にアマオケでコントラバスを弾き始め、通信社・テレビ局でのニュース関係の不規則勤務の合間を縫って活動してきました。さらに、ベートーヴェンを演奏するオケを自ら立ち上げ、運営を取り仕切るとともに指揮者も務めています。この本には奏者、指揮者そして運営など、アマオケとクラシック音楽に関する「なるほど」が満載です。
NTT出版 / 1836円 / ISBN 4757170483

■東京新聞の「筆洗」~朝刊名物コラムで読み解く時代の流れ~

瀬口 晴義(東京新聞社会部長) ▽「現場」意識し書いた1面コラム 2009年8月から13年9月までの間、東京新聞1面コラムを担当した。約980本の中から編集者が選んでくれた156本(後任のコラムニストの分も含む)を採録した。よくぞ週5本も書いてきたなあ。思い出すと寒けがする。他社のコラムニストはベテランの知識人ばかり。40代で足腰が動く若さ?を生かし、「現場」に出掛けて書くように心がけた。4年2カ月、よく乗り切ったなと自分をほめてあげたくなりました。
廣済堂出版 / 864円 / ISBN 4331519279

■終戦詔書と日本政治―義命と時運の相克

老川 祥一(読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理) ▽終戦詔書のドラマが明かす政治の病根 昭和天皇の玉音放送として知られる終戦詔書の文言をめぐって、政府と軍部、また閣僚たちの間で、激しい論争が繰り広げられていたことは、あまり知られていません。その緊迫したドラマを物語る原案類が、そっくり国立公文書館に眠っていました。161箇所に及ぶおびただしい原案修正の検証を通じ、政治の無責任さや劣化の軌跡とその原因を、近代日本や欧州諸国の歴史、国際情勢の変化、現代日本社会の変容ぶりを視野に入れながら、考察したものです。
中央公論新社 / 3024円 / ISBN 412004713X
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