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会員が出版した書籍を、著者自身によるワンポイント紹介とともに掲載しています。
■わけあり記者 過労でウツ、両親のダブル介護、パーキンソン病に罹った私
三浦 耕喜(中日新聞社生活部)
▼「わけあり」を抱えて生きる全ての人へ 夜討ち朝駆け、事件・政局では三カ月は休みなし…メディアにおいても、そんな働き方はそろそろ限界です。人もいて経費もハイヤーも使い放題、携帯もなかった時代の自慢話では、もはや説得力はありません。
意義ある仕事を苦役にするクラッシャー上司がいます。見渡せば、介護や子育てできりきり舞いの人ばかり。病との闘いも深刻です。「わけあり人材」をどう活用するか。拙著が共に考えるきっかけになればと思います。
高文研 / 1620円 / ISBN 4874986234
■戦略の地政学 ランドパワーVSシーパワー
秋元 千明(RUSI Japan所長・NHK出身)
▼地政学で読み解く世界 集団的自衛権、北朝鮮核問題、日本の安全保障論議は意見の幅が非常に広い。武力を行使してでも世界に貢献せよとの意見もあれば、非武装こそ真の平和主義という意見もある。大戦後、日本の針路について明確なビジョンがないまま大国に成長してしまったからだ。いくら欧州の小国に憧れても、1億人の人口と経済力を抱える日本には、はじめから大国としての生き方しかない。日本の未来を考えるとき、地政学が役に立つ。
ウェッジ / 1728円 / ISBN 4863101864
■香害 そのニオイから身を守るには
岡田 幹治(朝日新聞出身)
▼「香害」の実態・原因・対策を網羅 身の回りに香りつき商品があふれるようになり、そこから放散される微量の化学物質によって深刻な健康被害を受ける人が急増している。これが「公害」ならぬ「香害」だ。
本書は、ようやく新聞やテレビが報道し出したこの問題を、初めて正面から取り上げ、CMを見て「便利そう」と思って買った商品が、しばしば使う人自身や周囲の人たちの健康を損ねること、その原因は、ごく微量の化学物質にあることを明らかにした。この本を参考に、家族の健康を守ってほしい。
金曜日 / 1512円 / ISBN 4865720189
■美智子さまに学ぶエレガンス
渡邉 みどり(日本テレビ出身)
▼日本で最も「エレガンス」を身に付けた女性 気品、人間の品格こそが「エレガンス」だ。皇后美智子さまの装いや立ち居振る舞い、笑顔、お言葉から感じる「エレガンス」の源には、「お相手を思いやる心」がある。だからこそ国民からの尊敬を集め、愛される存在なのだろう。美智子さまは、日本人が、今だからこそ、お手本にしたい「エレガンス」を多く持っていられる。その「エレガンス」の秘密を、お写真ととっておきのエピソードと共にお伝えする1冊。
学研プラス / 1512円 / ISBN 4054065767
■男女平等は進化したか 男女共同参画基本計画の策定、施策の監視から
鹿嶋 敬(一般財団法人女性労働協会会長・日本経済新聞出身)
▼固定的性別役割分担意識の解消こそ 男女共同参画基本計画の策定には20年近く関わり、また政府の政策会議、男女共同参画会議の議員や男女共同参画行政を監視する専門調査会会長等も長く務めてきた。その体験をもとに男女平等が進化したのかどうかを考察したもの。
女性の活躍推進が主流化しているなか、男女共同参画とはどんな関係なのか、結局何が変わらなければならないか等にメスを入れた。浮上したのは古くて新しい難問、固定的性別役割分担意識の解消問題だった。
新曜社 / 3888円 / ISBN 4788515288
■ビジネスパーソンのための世界情勢を読み解く10の視点 ベルリンの壁からメキシコの壁へ
森 千春(読売新聞東京本社論説委員)
▼若者に役立つ「昔話」 記者にとって大事件を取材した体験は貴重な財産だが、若者は往々にして興味を持ってくれない。
過去の出来事から今日でも役立つ教訓を引き出した。世界を読む視点の一例。「激動期にこそ各国の性格が現れる」。現場で取材した「ベルリンの壁」崩壊に立ち返って、ドイツについて考察した。扱った地域は、欧州、米国、朝鮮半島、中東、ロシア、中国、日本と広い。管見を補うべく、優れた専門家の意見を紹介した。
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 1944円 / ISBN 479932165X
■メディアの驕り
廣淵 升彦(元テレビ朝日報道制作部長)
▼初めて聞く話で語る「世界」 「ずいぶんきつそうなタイトルだね。きっと難解なんだろう?」とお思いかもしれない。でも目次を見れば、そのご心配は吹っ飛ぶ。「カスバの女」が狂わす距離感、キャスターの頭上の雪、無知から出た『ベニスの商人』=悪人論、といったものだ。多くの読者から「初めて聞く話だ」「世界がよりはっきり見えてくる」といった反応をいただいている。近ごろの情緒的すぎる一部のメディアの危うさを突き、平和のためには「知力が要る」という当たり前のことを実例を挙げて語ったつもりだ。
新潮新書 / 842円 / ISBN 4106107260
■凛とした小国
伊藤 千尋(朝日新聞出身)
▼グローバリズムの中で独自の道を行く国 今や米国や欧州は国を閉ざすことに懸命になり、大国が存在感をなくしている。代わって輝いているのが独自の国家哲学を持って自立する小国だ。
国連で核兵器禁止条約を主導した平和憲法国家コスタリカ、国民の粘り強い努力でついに民主化を勝ち取ったミャンマー、超大国に屈服せず独自の道を貫くキューバやウズベキスタンの4カ国を現地から紹介する。
新日本出版社 / 1728円 / ISBN 4406061428
■隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿
黒田 勝弘(産経新聞社ソウル駐在客員論説委員)
▼日本は朝鮮半島から離れられない これは筆者がソウルで長く温めてきた〝個人史的日韓史〟です。日清、日露戦争から韓国併合、苦難の引き揚げ、朝鮮戦争、金嬉老事件、KAL機爆破の金賢姫、日本人拉致……などを、焼け跡の少年時代や広島での駆け出し記者時代のコリア体験を含め、ある種の記者物語として書きました。狙いは、この〝悩ましい隣国〟とどう付き合うかですが、暫定的結論は「引き込まれやすい相手だから深入りにはご用心」となりました。ご賞味ください。
KADOKAWA / 1728円 / ISBN 4041053676
■なぜメリル・ストリープはトランプに?みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える
藤 えりか(朝日新聞社GLOBE編集部)
▼世界の映画人へのインタビューを通して国際情勢に迫る 芸能人が政治に触れると「炎上」しがちな日本と違い、米欧の映画界は政治や社会を当然のように語る。影響力が大きいハリウッドは選挙の資金源にもなってきた。ポピュリズムや排外主義の台頭で声を強める彼らにインタビューを重ね、米国そして世界を浮き彫りにしようと朝日新聞「GLOBE」ウェブ版で始めた連載「シネマニア・リポート」に加筆し書籍化。今や既得権益層と化した彼らの「正論」がいかにトランプ支持層らに響かなくなっているかも、著者自身考えさせられている。
幻冬舎新書 / 907円 / ISBN 4344984536