2019年08月05日 13:30 〜 15:00 10階ホール
「2019参院選後の日本 民意を読む」(5) 待鳥聡史・京都大学大学院教授

会見メモ

比較政治の手法で米国政治、日本政治を分析する待鳥聡史教授が参院選から見る民意について話した。

 

司会 坪井ゆづる 日本記者クラブ企画委員(朝日新聞)

 

京都大学法学部・法学研究科教員紹介

『社会のなかのコモンズ』(宇野重規との共編 2019年、白水社)


会見リポート

参院の意義、再定義を

川上 高志 (企画委員 共同通信社特別編集委員)

 参院は創設から一度も存在意義が明瞭であったことはない︱。待鳥氏は厳しい言葉で参院の再定義の必要性を指摘した。過去2番目の低投票率は「何のために、誰を選ぶのか分からない」参院選への有権者のシグナルである。

 その結果としての自公両党の改選過半数獲得は安倍政権の具体的な政策への評価ではなく、安定感が支持された「消極的現状維持」でしかないと分析。政権が取り組むべき課題は憲法改正ではなく、社会・経済の長期的ビジョンの提示だと強調した。

 一部の支持層に偏った立憲民主党などの野党。最低得票率条項のない「無防備」な比例代表制の帰結として議席を得た「れいわ新選組」などの新党の行動の予測不能性―。統治機構改革を進めなければ政党政治はさらに混迷するとの指摘に、今の政治は応える力を持っているだろうか。


ゲスト / Guest

  • 待鳥聡史 / Satoshi Machidori

    日本 / Japan

    京都大学大学院法学研究科教授 / Professor, Graduate School of Law, Kyoto University

研究テーマ:2019参院選後の日本 民意を読む

研究会回数:5

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