会見リポート
2020年09月24日
16:00 〜 17:00
10階ホール
「次の10年 若手政治家に問う」(6) 武井俊輔・衆議院議員(自由民主党)
会見メモ
宏池会(岸田派)の武井俊輔衆議院議員が登壇し、保守中道政治について話した。
会見で、武井氏は大学院時代の恩師である筑紫哲也氏からもらったという色紙を掲げ、「『多事総論』の思いを大切にしている。政治を扱う人は特定の考えに満足してはいけない。自分に批判的な人の声をきかなくてはいけない。保守中道の政治はこうでなくてはいけない」と強調した。
司会 川上高志 日本記者クラブ企画委員(共同通信)
■「次の10年 若手政治家に問う」
(1)2020年1月9日(木) 薗浦健太郎・衆議院議員(自由民主党)
(2)2020年2月13日(木)鈴木隼人・衆議院議員(自由民主党)
(3)2020年3月23日(月) 鈴木貴子・衆議院議員(自由民主党)
会見リポート
「保守中道の政治を実現したい」
脇 正太郎 (時事通信・朝日新聞出身)
安倍政権7年8カ月で自民党内では絶滅危惧種になった「保守中道」を自任する。ツイッターでの発信が得意なのだが、悩みの種はしばしば炎上することだ。8月15日に靖国神社に参拝したと発信すると、リベラル派から「見損なった」と非難を浴びる。日韓議連で韓国を訪問したら、右派から「売国奴」と叩かれたという。「保守中道は費用対効果が悪い」「虚無感がある」と嘆く。
父は新聞記者で、バス会社の社員から無所属の県議を経て、衆院議員に。「正直に生きる人がバカを見るようなことがあってはならない」と政治の道を志した。宏池会入りは「保守中道の政治を実現するため」と話す。
派閥を率いる岸田文雄前政調会長を首相にと動く。個性の強さが足りないのかと思案し、「衆院の300小選挙区すべてで、せめて一人のファンを作ろう」と訴えている。
ゲスト / Guest
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武井俊輔 / Shunsuke Takei
衆議院議員(自由民主党) / Member of the House of Representatives, the Liberal Democratic Party
研究テーマ:次の10年 若手政治家に問う
研究会回数:6