2020年07月14日 14:00 〜 15:00 10階ホール
「次の10年 若手政治家に問う」(4) 田村智子・参議院議員(日本共産党)

会見メモ

政府や党で活躍する若手・中堅議員に話を聞くシリーズ企画「次の10年 若手政治家に問う」の第4回ゲストとして今年1月の党大会で女性初の党中央委員会政策委員長に就任した田村智子議員が登壇した。

田村氏は「新型コロナへの対応から展望する『新たな政治・連立政権』」をテーマに、今後の野党連携のあり方、行政機関・国家公務員が果たすべき役割などについて語った。

司会 山田惠資 時事通信解説委員

 

■ 「次の10年 若手政治家に問う」

(1)2020年1月9日(木) 薗浦健太郎・衆議院議員(自由民主党)

(2)2020年2月13日(木)鈴木隼人・衆議院議員(自由民主党)

(3)2020年3月23日(月)   鈴木貴子・衆議院議員(自由民主党)


会見リポート

「野党連合政権へ構想づくりを」

友江 惇 (共同通信社政治部)

   首相主催の「桜を見る会」を巡る問題で政権追及の先陣を切った田村氏。共産党が提唱する野党連合政権実現へ意欲を示した。

 新型コロナウイルス感染拡大に関し「安倍政権の無策と的外れな対応に対し、野党は提案型で一致団結して迫った」と述べ、連携して政府与党に相対した手応えを強調。東京都知事選の共闘にもつながったと振り返った。この動きを政権構想づくりに発展させるべきだと呼び掛けた。

 政権では、利益最優先から暮らしや命を守るためのルールに沿った経済活動への転換を実現したいと訴えた。立憲民主党の枝野幸男代表が新自由主義からの脱却などを掲げた政権構想案も前向きに評価した。

 「理想や心根を諦めない」を大事にする言葉に挙げた。「私たちのような頑固な政党が政権に入って踏ん張ることも必要だ」と閣内入りを目指す考えも表明した。


ゲスト / Guest

  • 田村智子 / Tomoko Tamura

    日本 / Japan

    参議院議員(日本共産党) / Member of the House of Councillors, the Japanese Communist Party

研究テーマ:次の10年 若手政治家に問う

研究会回数:4

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