2019年05月28日 13:30 〜 15:00 9階会見場
「アイヌからみた北海道150年と新法」 石原真衣・北海道大学大学院専門研究員

 法律として初めてアイヌ民族を「先住民族」と明記した新法が4月19日に成立した。石原真衣さんは文化人類学的な視点から現代アイヌ民族について研究する専門家。母方の祖母がアイヌの出自で、父は屯田兵の子孫という家庭に育った。アイヌの血を持つことで生じる葛藤をまとめた論文で博士号を取得した。新法で何が変わり、どのような課題が残るのかを自身の家族の歴史も交え語る。また、日本における多文化共生のあるべき姿も展望する。

論文ではアイヌ民族の曾祖母、祖母、母、そして石原さん自身に至る4代の足跡をたどり、アイヌ民族の出自を表に出せなかった歴史的状況を浮き彫りにした。

博士論文のタイトルは「〈沈黙〉のオートエスノグラフィー : 『サイレント・アイヌ』におけるサバルタン化のプロセスとポストコロニアル状況 」。これをベースとした著書『〈沈黙〉のオートエスノグラフィー』(仮題)が2020年2月に北海道大学出版から出版される予定。

 

写真は博士学位記を手に笑顔を見せる石原真衣さん


ゲスト / Guest

  • 石原真衣 / Mai Ishihara

    日本 / Japan

    北海道大学大学院文学研究院専門研究員 / Hokkaido university

研究テーマ:アイヌからみた北海道150年と新法

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