1993年03月12日 00:00 〜 00:00 10階ホール
フィデル・ラモス・フィリピン大統領

会見メモ

アキノ政権下で国防長官を務めた後、昨年6月大統領に。経済再建を重要課題として取り組んでいる。国賓として、主要閣僚や約80人の同行記者とともに来日した。

 

アジア・太平洋地域の安全保障問題について、「米国のアジア政策に大きな関心を持っている。米国との継続的な対話が必要。ASEAN拡大外相会議は、米国やEC代表も入っているので対話の場としても重要だと思っている」と。また、それに関連して、日本の果たす役割については、「経済力に見合った形での様々なイニシアチブを期待したい。途上国の安定、発展へ力を貸すことは、いかなる軍事協定や軍備増強よりも国際貢献になる」。

 

「カラヤアン」「チュオンサ」「スプラトリー」など呼び名もいろいろ、関係6カ国が領有を主張している「南沙諸島」関連の質問には、「ひとつの問題ではあるが〝脅威″ではない。政治的、軍事的にも重要な海域であり、関係国と対話を続けたい。共同利用という平和的な展開を期待したい」と答えた。

 

帰国後、大統領は「訪日は生産的で成功だった」と総括したが、一方で、8人の同行記者が姿を消し帰国しなかったという報道も。

 

日本記者クラブ会報1993年4月号11ページより)

 

※会見音声は、上がオリジナル、下が日本語です

会見音声


ゲスト / Guest

  • フィデル・ラモス / FIDEL V. RAMOS

    フィリピン / Philippines

    大統領 / President

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