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第18回（米国）メディア取材（2017年9月） の記事一覧に戻る

変化の速度、予想より早かった（五十嵐文）2017年9月

★クレッグ・ハインズ　元ヒューストン・クロニクルワシントン支局長を取材して

 

１９６０年代から半世紀にわたって米政界の取材を続けてきた同紙元ワシントン支局長のハインズ氏（72）は最近、購読していた３紙のうち２紙を宅配から電子版に切り替えた。「メディアの変化のスピードは予想より３年早かった」と言い、複数の新興オンライン・メディアの読み比べも欠かさない。

 

デジタル化やトランプ大統領の登場で激動する米メディア界。新聞・テレビなど「古いメディア」が生き残りを模索する中、27歳の気鋭のオンライン記者から、意外な成功の「秘訣」を聞いた。「最高の記者を雇い、記者がスクープのために多くの情報源を持つこと」。形態は変わっても、記者の本分は不変だと、少しだけ勇気づけられた。

 

（読売新聞社）

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