1992年06月12日 00:00 〜 00:00 10階ホール
細川護煕・日本新党代表

会見メモ

・・・静かな語り口。会見終了後、「迫力不足かな…」との会員の声も。新党結成の決意は、「魂の命ずるままに」だそうだ(谷村新司のヒット曲「昂」の一節)。
「日本の政治を変えるなら、今しかない。私も比例区の先頭に立って戦いたい」と述べ、出馬を表明した。
「牛歩は民主主義にとって死の病。本質的な議論をもっとすべきだ」と。参院選後に、他の会派にも呼びかけ、「党議拘束しない”新緑風会”のようなものを作りたい」とも。・・・

 

■「日本」の語感はみずみずしい
・・・細川氏(6・12)に「『日本新党』という名前には、右翼的なイメージを受けるが」という質問―。
党名のネーミングには、まず7人のコピーライターがあたった。いまの日本で生々としている言葉と死んでいる言葉を整理分析、ぼう大な作業の結果選ばれたもので、7人のうち4人が「日本新党」をあげたという。
「『日本』という言葉に敗戦後はアレルギーを持つ人々もいたが、現代の若い人は『みずみずしい』と感じているとか。”新しい日本を創造する”というので、若い人には全く抵抗がない」と細川氏。
ちなみに、いまや死に瀕している言葉は「自由」「連合」「市民」などだそうだ。・・・
日本記者クラブ会報1992年7月号8ページから引用)

会見音声


ゲスト / Guest

  • 細川護煕 / Morihiro Hosokawa

    日本 / Japan

    日本新党代表 / President, Japan New Party

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