1986年02月05日 00:00 〜 00:00 宴会場
浅利 慶太 演出家

会見メモ

ミラノのスカラ座で、日本製の「マダム・バタフライ」を演出し、大好評を博した。

 

六年余り前、親友のロリン・マゼール氏に、オークラのロビーで、ホテルの便せんにサインさせられ、演出することを誓約した。「欧州での“バタフライ”は絶望的で、あんな悲しい状態での上演は日本を知る自分にはつらいし、ヨーロッパ人があの程度にしか日本を理解していないと思われるのも心外だ。自分がオペラハウスの総監督になったら、ぜひ演出してほしい」と、以前からマゼール氏は浅利氏に話していたという。浅利氏の方にも「車とエレクトロニクスだけの国ではない」といった義憤があったようだ。

 

国籍不明だった「マダム・バタフライ」を、繊細な伝統美を生かした演出で生き返らせたとの評価さえある、浅利演出の手の内と苦心談を巧みに語り、あきさせない。人脈づくりのポイントや中曽根評、戦争観をきく質問も見事にさばく。巧みすぎるのが気になるくらい。

 

日本記者クラブ会報1986年3月10日号10ページから引用)

会見音声


ゲスト / Guest

  • 浅利 慶太 / Keita Asari

    日本 / Japan

    演出家 / Director

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