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いつまで歴史が日中関係を規定?(原川 貴郎)2015年11月

北京で会見した中国外務省幹部は「歴史問題は中日間の政治の基盤だ」と繰り返し、外務省OBの中国公共外交協会副会長も「歴史の直視」が大事だとたっぷり説いた。言うまでもなく過去の教訓に学ぶことは大切だが、戦後生まれの世代だけになっていく今後、日中関係はいつまで歴史に規定され続けるのだろう。中国が歴史にこだわる限り、両国民の感情は負の影響を受けるが、対日関係で道義的な優位を手にできる歴史という武器を中国が手放すとも思えない。

 

中国とは決定的な対立を避けつつ、淡々と付き合えばよいのではないか。現・元外交官2人の発言を聞いて、あらためてこう考えた。

 

(産経新聞外信部)

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