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第13回(ドイツ・イスラエルの戦後和解) の記事一覧に戻る

濃密な議論、重層的な理解(緒方 優子)2017年8月

今回の最大の成果は、ドイツ・イスラエル両国で立場や階層の異なるさまざまな人物から、濃密な議論を通じて率直な意見を聞くことができたということだ。ドイツでは政治家だけでなく、研究者や教育者、子どもたちにも直接話を聞いた。また、イスラエルではホロコースト生存者と膝を突き合わせ、戦後70年を経ても続く悲しみと憤りのメッセージを受け取った。こうした取材を通じ、両国の戦後和解が表面的な謝罪や金銭的な補償だけでなく、政治、経済、時間的なプロセスの中で生み出されたということが重層的に理解できたことは貴重だった。

 

(産経新聞社会部)

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