2022年01月12日 13:30 〜 14:30 10階ホール
山際大志郎 経済再生担当相 会見

会見メモ

新しい資本主義、経済財政政策、新型コロナ対策、全世代型社会保障改革などを担当する山際大志郎大臣が、新しい資本主義と経済政策など所管の課題、政策について話した。

 

司会 佐々木美恵 日本記者クラブ企画委員(産経新聞)


会見リポート

人への投資 分配戦略の柱

宮木 建一郎 (時事通信社経済部)

 「わたしに課された使命は、新型コロナウイルス対策をやり切り、一日も早く経済を成長軌道に戻すことだ」。岸田内閣で初入閣した山際大志郎経済再生担当相の所管分野はマクロ経済運営に加え、コロナ対策や「新しい資本主義」の構築、全世代型社会保障改革など広範に及ぶ。会見では、感染防止と社会経済活動の両立を図りながら、日本経済を再生させる重責を担う覚悟を表明した。

 足元では、変異株「オミクロン株」感染が急拡大しているが、山際氏は「この2年間、必死になってコロナと戦い、様々な知見が積み上がってきた。見えない敵と戦っていたときとは違うステージに入った」と強調。オミクロン株の特性に応じながら、柔軟に感染対策を講じていく考えを示した。

 「新しい資本主義」を掲げる岸田政権が目指す「成長と分配の好循環」実現については「人に対する投資は分配にもなる。分配戦略の大きな柱にもなり、成長戦略の柱にもなる」と訴えた。主要先進国の中で日本の人材投資が低水準にとどまる中、2022年春闘での賃上げに向けた働き掛けのほか、成長分野への労働移動を促すための3年間で4000億円規模の施策パッケージを進めるとした。

 政府は今春に実行計画を含む「新しい資本主義」のグランドデザインを策定する方針だ。いまだに目指すべき全体像が明確ではないとの指摘に対し、山際氏は「新しい資本主義とはこういうものだと簡単に説明できるものではない。理解してもらわないといけないので、今は七転八倒しているところだ」と心の内を明かした。

 山際氏は「景気の気の字は気持ちの気」と揮毫した色紙を紹介。「国民一人一人の気持ちが世の中を変える。官民がそれぞれの役割を果たせば、世の中はよい方向に必ず進む。一緒にやるという気持ちが景気をよくして、社会がうまく回るという思いを込めた」と述べた。


ゲスト / Guest

  • 山際大志郎 / Daishiro Yamagiwa

    経済再生担当相 / Minister in charge of Economic Revitalization

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