2005年08月29日 00:00 〜 00:00
6党党首討論会

会見メモ

6党党首討論会 2度目の戦い小泉VS岡田

小泉純一郎自民党総裁、岡田克也民主党代表、神崎武法公明党代表

志位和夫日本共産党委員長、福島みずほ社民党党首、綿貫民輔国民新党代表


「6党党首討論会」が、公示前日の8月29日(月)午後1時~3時、10階ホールで行われた。
郵政民営化法案が衆院(7・5)で5票差で可決したとき、ラウンジでテレビを見ていた国正武重会員は「政局になる」と。が、まさか解散・総選挙になるとは思わなかった。公明の冬柴さん(7・27)はクラブの昼食会で、質問に答え民主との連携に言及したが、選挙前の政治家特有のオーラはまだなかった。民主の岡田さん(8・1)も備えと身構えはみせていたが、選挙モードにはいまひとつだった。
他方、小泉首相は(参院否決なら)解散・総選挙の腹を完全に決めてサミットへ出発した(7・6)、という話も別の会員から聞いていた。
それでも、多分、自民らしく参院では僅差で可決、解散を回避するだろうと勝手読みをしていた。しかし、中曽根弘文氏の反対表明で、否決への流れが決定的に――。
結局、8月8日、参院は多数で否決、廃案に。同日午後8時30分、悲壮かつ真剣な表情で会見した首相は、「郵政解散」だとし、是か非かを国民に問いたい、と。
読み違えたのか、あぶり出されたのか、結果的に「郵政」造反組は新党、無所属、立候補断念に分かれた。
解散の日の夜、山﨑拓氏は民放テレビで「小泉さんの支持率がこれで10%くらいほどあがる」とつぶやいた。「刺客・くノ一」候補が繰り出され、盟友の期待通り内閣支持率は、大方の専門家の予想を超えて序盤戦で跳ね上がった。
こうした流れをみながら、事務局が記者研修会(8・18/19)の対応と並行してとった手続きは、こうだ。
まず宇治企画委員長の指名で、総合司会、第1部司会、代表質問団を決定。8月8日、滝鼻理事長名で、5党党首あてに討論会の開催日時を通知し、協力を依頼した。そして亀井派の動向を見定め18日に、正式開催要領を自民、民主、公明、共産、社民、国民の代表に向けた。
その後、21日に新党日本が政治団体として旗揚げし、24日公選法の政党要件をみたしたので、代表あてに開催要領を送った。が、田中氏は長野県知事としての公務のための参加を辞退した。
◇19日に主要政党がマニフェストを発表するまでは圧倒的な「小泉劇場」だった。が、翌日朝刊からテレビ主導の劇画モードから政策モードへやや変化の兆しも見えた。「抵抗勢力」の小泉手法への批判・反発も形を整え始めた。NHKが生中継したこの討論会の反響とその後の動き次第では、「埋没」報道ばかりだった民主にも風が吹くかもしれない。
昨年の参院選に次ぐ小泉VS岡田の2回戦。前回は小泉さんの「人生いろいろ」発言での開き直りもあって、禺直に政策を訴えた岡田さんが善戦した。今回は双方が退路を断った命がけの戦いになった。・・・
日本記者クラブ会報2005年9月号1ページから引用。同号2~3ページに特集があります)

会見音声


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