会見リポート
2024年07月09日
17:30 〜 19:20
10階ホール
能登半島地震 輪島支援 特別上映会「幻の光」
会見メモ
是枝裕和監督の長編デビュー作として国内外から高く評価された「幻の光」(1995年公開)は石川県輪島市で撮影された。 一人の女性の“喪失から再生”を描く宮本輝の同名小説を映画化したもので、撮影当時、是枝監督、主演の江角マキコさんはともに新人。プロデューサーも映画界での経験がなく、出資も配給のめども立たない中、撮影を支えたのが石川県輪島市の人々だったという。
今回の特別上映は能登半島と輪島市の復興支援を目的に企画された。収益から諸経費を除いた全額が輪島市に贈られる。
是枝監督は「自分の映画監督のキャリアは輪島から始まりました。今回の上映が、映画の中に描かれた朝市や海岸線の風景や、そこに暮らす人々の生活を取り戻す一助になれたらと強く思います」とコメントを寄せている。
上映会には、プロデューサーの合津直枝さんも参加。上映会を開催するに至った経緯や、輪島への思いを話すとともに、参加者からの質疑に応じた。
8月2日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で限定上映する。
© 1995 TV MAN UNION
ゲスト / Guest
-
幻の光