2019年04月12日 16:00 〜 17:00 10階ホール
ラウル・フロレンティン=アントラ駐日パラグアイ大使、アンヘラ・アイリョン駐日ボリビア臨時代理大使 会見

会見メモ

    日本との外交関係が樹立してから100年を迎えるパラグアイ。日本人が移住してから120周年を迎えるボリビア。対日関係で今年節目を迎える2国からフロレンティン駐日パラグアイ大使(右から3人目)とアイリョン・キスベルト駐日ボリビア代理大使(左から2人目)が登壇し、日本とのつながりや文化、音楽、踊り、観光資源など自国の魅力を語った。5月3日~5日には東京・台場で両国の文化紹介を中心テーマとする「第2回ラテンアメリカへの道フェスティバル」も開催される。会見では、主催者である日本ラテンアメリカ文化交流協会の三村秀二郎会長(右から2人目)も登壇し、概要を説明した。会見場の入り口には、民族衣装をまとった両国関係者が並び、アルパと呼ばれるインディアンハープやシークの演奏で来場者を出迎えた。

 

司会 中井良則前専務理事

 


会見リポート

遠くても近い国に

中井 良則 (前専務理事)

 パラグアイもボリビアも南米大陸の内陸国。日本から最も遠い国かもしれない。両国駐日大使の会見では、民族衣装を着たそれぞれの応援団の方々やアルパ(ハープ)演奏が記者たちを歓迎してくれた。

 5月の連休に東京・お台場で開く「ラテンアメリカへの道フェスティバル」の紹介が両大使の目的だった。パラグアイと日本が外交関係を樹立して今年は100周年。ボリビアは最初の日本人移民が働き始めて120周年。フェスティバルを主催する日本ラテンアメリカ文化交流協会会長の三村秀次郎さんによると、節目の年に合わせて、両国をもっと知ってほしいと企画した。舞台で音楽、踊りを披露し、テントではお国自慢の食事や民芸品を紹介する。

 パラグアイのラウル・フロレンティン=アントラ大使は「皇族の眞子さまを2016年にお迎えし、安倍晋三首相は2018年に訪問した。地球の反対側に位置するが、日本は近い存在になっている」と話した。

 ボリビアのアンヘラ・アイリョン臨時代理大使も「1万4000人の日系移民はボリビアの発展に貢献している。日本でもボリビアの日系人6000人が働いている。日本人の観光客は年1万7000人がボリビアを訪れた」と語り、人の往来でつながりが深まっていることを指摘した。

 フェスティバルの呼び物はパラグアイ自慢の楽器アルパの演奏。外交100周年に合わせ、100人の奏者を日本で募集した。当初、集まらないかと心配されたが、見事にクリア。日本で愛好者が多いことを証明した。一方、ボリビアは移民120周年に合わせ、120人のシーク(スペイン語のサンポーニャで知られる吹奏楽器)奏者を日本で集めた。シクリアーダと呼ぶ演奏行進を初めて行う。

 「国外でこんなに大規模な演奏が実現するのは初めて。とても楽しみです」と両大使は口をそろえる。遠くても近い国になりたいという大きな期待が伝わった。


ゲスト / Guest

  • ラウル・フロレンティン=アントラ / Raúl Florentín Antola

    パラグアイ / Republic of Paraguay

    駐日大使 / Ambassador

  • アンヘラ・カリン・アイリョン・キスベルト / Angela Karin Ayllon Quisbert

    ボリビア / Plurinational State of Bolivia

    臨時代理大使 / Chargé d'Affaires ad interim

  • 三村秀次郎 / Hidejiro Mimura

    日本ラテンアメリカ文化交流協会会長

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