2015年01月27日 17:00 〜 18:00 宴会場(9階)
駐日アラブ外交団 声明発表会見 ワリード・シアム駐日パレスチナ大使

会見メモ

駐日アラブ外交団(20カ国・地域)の団長を務めるワリード・シアム駐日パレスチナ大使が、イスラム国による日本人人質事件を受けての駐日アラブ外交団の声明文を発表し、記者の質問に答えた。
司会 杉田弘毅 日本記者クラブ企画委員(共同通信)
通訳 アルモーメン・アブドーラ(東海大学国際教育センター准教授)


会見リポート

「テロに強い憤り」日本との連携訴え声明文発表

津屋 尚 (NHK解説委員)

「イスラム国」による邦人人質事件を受けて緊急に開かれた記者会見。20のアラブ諸国・地域を代表して会見したパレスチナのシアム駐日大使は、イスラムの名のもとに残虐行為を繰り返すテロ組織への強い怒りと日本との連帯を何度も強調した。テロを「癌」にたとえ、毅然として戦い、排除しなければならないと訴えた。

 

では、どう打倒するのか。軍事力だけで壊滅できないのは自明のこと。取り組むべきは、若者が過激な思想に共感する背景にある貧困と絶望への対処か。シアム大使はそのためにも、アラブ諸国の友好国である日本には今後も人道支援や経済支援を続けてほしいと繰り返した。

 

一方、メディアに対して不満をあらわにする場面もあった。国家ではないテロ集団を「イスラム国」と呼び続けることで誤ったイメージが広がっていると批判し、改めるべきだと注文を付けた。

 

この会見の5日後、後藤健二さんが殺害される映像がネット上に流れた。「イスラム国」は今後も邦人の殺りくを続けると宣言している。この現実をどう受け止め、どう行動するのか、日本の知恵が問われている。


ゲスト / Guest

  • ワリード・シアム / Waleed Siam

    パレスチナ / Palestinian Authority

    駐日大使 / Ambassador

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