会見リポート
1994年05月31日
00:00 〜 00:00
10階ホール
羽田孜・首相
会見メモ
・・・特に31日には、羽田首相が会見に臨んでくれました。首相になっても言を左右にクラブからの招請に応じないケースが目だつ中、内閣発足から33日目というスピード会見。予算委員会の関係で午後6時半からの予定が7時にずれ込むというクラブとしては異例の夜の会見でしたが、予算審議の最中、時間を割いて出てくれた羽田さんに敬意を表します。・・・
(日本記者クラブ会報1994年6月号1ページから引用)
・・・就任して1カ月。当クラブでの会見要請に応じてくれた。衆院予算委員会の関係で、予定より30分遅れ、午後7時にスタート。
「解散は新しい区割りの下でやるべきだ」「税制改革は6月末までに方向を出し今年中に法案を通したい」「北朝鮮に対して安保理は議長声明という配慮ある対応をしている。粘り強い話し合いが重要だ。北朝鮮が国際社会に心を開くなら米中韓と協力して民生向上の支援に努めたい」―などなど。
小沢支配について。「強引すぎることがあったのは否定しないが、あれだけの課題を、期限を切られて処理するには強いリーダーシップが必要だった。小沢さんに、ああしろ、こうしろ、と言われた事はない。やるとなったら私の方がガンコだ」と。・・・
(日本記者クラブ会報1994年6月号15ページから引用)
会見音声
ゲスト / Guest
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羽田孜 / Tsutomu Hata
首相 / the Prime minister