会見リポート
1985年07月03日
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宴会場
ラフサンジャニ・イラン国会議長
会見メモ
・・・イラン首脳として革命後初の西側訪問。国際的な孤立から脱却を図ろうとする外交攻勢の先頭に立ち、6月下旬から、リビア、シリア、中国を訪問した。
冒頭スピーチなしで、約1時間半、質問に答えた。「国際テロ事件の背後にイランがいるとも言われているが?」との第1問にも、「われわれはあらゆるテロに反対するが、レバノン人だけをせめ、イスラエルやフランスを非難しないで済ますわけにはいかない。小さなテロの根本原因は超大国の行動にある」と冷静。この後質問は対米、対ソ、対中関係、部分停戦の可能性、IJPC問題等に及んだが、ペルシャ語、英語、日本語の三カ国語通訳で、会見が少しだれると、すかさず「眠っている人がいたら横の人は起こしてやってください」と笑わす。・・・
(日本記者クラブ会報1985年8月号8ページから引用)
会見音声
ゲスト / Guest
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ラフサンジャニ / RAFSANJANI
国会議長 / Speaker of the Parliament