2020年01月15日 14:00 〜 15:30 10階ホール
「2020年経済見通し」(1) 五輪後の日本経済 熊野英生・第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト


会見リポート

「五輪後の経済、リスクも」

橋田 正城 (朝日新聞社経済部 )

 「消費増税後の消費はどうなるのか」「五輪後、反動はあるのか」「2030年までに何がテーマになるのか」―。東京五輪・パラリンピックが開かれる今年、経済の関心事は3点に集約できる、と熊野氏は指摘した。

 

 東京五輪の経済効果は2兆円に達する。家電販売に期待が持て、外国人客の増加も見込める。エコノミストの多くは、今夏まで経済成長に相当プラスに寄与するとみる。熊野氏も「五輪効果で増税による痛みはいったん消える」との立場だ。しかし、「世の中は五輪後の反動減をリスクとして見込んでいない」。楽観論を戒めた。

 

 中長期の経済に目を転じると、テクノロジーを巡る米中の覇権争いが本格化。国内では社会保障や人口減が課題になるという。働き手が減り続ける中で、生産性をどう高めるのか。この難題に日本は10年後、答えを出すことができるのだろうか。

 


ゲスト / Guest

  • 熊野英生 / Hideo Kumano

    日本 / Japan

    第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト / executive chief economist, Dai-ichi Life Research Institute

研究テーマ:2020年経済見通し

研究会回数:1

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