2018年04月18日 15:30 〜 16:30 10階ホール
自民党憲法改正推進本部 会見

会見メモ

自民党憲法改正推進本部の細田博之・本部長、根本匠・事務総長、中谷元・本部長代理、岡田直樹・本部長代理が会見し、9条を含む改正4項目案などについて話した。

自民党憲法改正推進本部

 

 

司会 倉重篤郎 日本記者クラブ企画委員(毎日新聞)

 


会見リポート

あくまでも「たたき台」強調

 この日の会見には、自民党憲法改正推進本部の細田博之本部長以下4役がそろい踏みで、同本部がこのほどまとめた条文案を示しながら議論の経過を詳細に説明してくれた。細田氏は「この案はあくまでもたたき台」とした上で、今後衆参の憲法審査会の場で、この案を軸に各党との間で条文論争が活性化することに期待感を表明した。

 個々の条文案については様々な評価、疑問がある。そこも質疑したいところだが、まずは大状況として改憲が可能な政治状況なのかどうか。つまり、この森友加計問題で失速中の安倍晋三政権下で、憲法9条改正という歴史的大事業を成し遂げられるのか。

 そのへんを改憲4役はどう認識しているのか。司会の特権として、その質問から入った。誰もが聞きたい素朴な疑問だ、と思ったからだ。

 回答はそれぞれだったが、要は、疑惑解明も大切だが、日本の置かれた環境を考えると、憲法改正論議はより緊要であり、こういった与野党を超えた政治の大課題には政局を持ち込むべきではない、という建前論だった。

 ただ、果たしてそうか。政策遂行と政局とは無縁ではない。改憲といった「超政策」に至っては、ましてそうではないか。森友加計問題が日本の民主主義をどこまで毀損したか、ある意味憲法論議と無縁ではない、といった問題意識も伝わってこなかった。

 ただ、興味深い質疑もあった。「仮に首相が交代しても今の安倍首相案(1、2項はそのままにして9条2として自衛隊の存在を明記)のままか」という若干ひねった質問に対し、細田氏は「国民の理解が得られるギリギリの案。これが限界だ」と答えた。石破茂氏らの9条2項削除案を否定、首相の交代については肯定も否定もせず、であった。


企画委員 毎日新聞社専門編集委員  倉重 篤郎

ゲスト / Guest

  • 細田博之

    自民党憲法改正推進本部本部長

  • 根本匠

    自民党憲法改正推進本部事務総長

  • 中谷元

    自民党憲法改正推進本部本部長代理

  • 岡田直樹

    自民党憲法改正推進本部本部長代理

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