会見リポート
2020年11月25日
16:00 〜 17:00
10階ホール
「新型コロナウイルス」(52) ロックダウンのミュンヘンから ジャーナリスト 熊谷徹氏
会見メモ
欧州第2波を受け、ドイツは11月2日、部分的なロックダウン(都市封鎖)を開始した。持ち帰りを除く飲食店やバーを閉鎖。娯楽イベントも禁止するなどの措置を講じたもので1カ月間を予定している。NHKの記者を経て1990年にドイツ・ミュンヘンに移住、現在もジャーナリストとして活動する熊谷徹氏に、第1波との差、感染拡大の現状、市民の受け止め方などについて聞いた。
司会 鶴原徹也 日本記者クラブ企画委員(読売新聞)
■ロックダウンの欧州から―パリ、ロンドン、ミュンヘン―
会見リポート
昨年同期の売上の75%を補償
事務局
ドイツの2回目のロックダウンは外出許可証も不要、夜間外出禁止令もなくフランスに比べれば規制は緩い。営業禁止となっている飲食店、映画館、ジムなどは、昨年同期の売上高の75%が補償されている。出張はOKだが観光は禁止されている。対策の基本はPCR検査の徹底。現在、1日の感染者数は日本の9倍だが、PCR検査数は日本の10倍にのぼり、症状がなくても無料で検査を受けられる。
ゲスト / Guest
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熊谷徹 / Toru Kumagai
在独ジャーナリスト
研究テーマ:新型コロナウイルス
研究会回数:52