2020年01月30日 13:30 〜 14:30 9階会見場
「オリンピック・パラリンピックと社会」(6) 西村亮・東京2020組織委員会広報局プレスオペレーション部部長

会見メモ

2020東京オリパラ招致委員会国内広報担当、同組織委員会プレスオペレーション部長を務める西村亮氏が登壇し、東京2020での報道対応の概要のほか、イベントでの報道対応業務「プレスオペレーション」について紹介した。

西村氏はPR会社でスポーツ・文化イベントの報道対応を務め、2002年サッカーW杯招致委員会/組織委員会で広報、報道対応を担当。2005年、楽天イーグルスの立ち上げに広報部長として携わった経験をもつ。

 

司会 森田景史 日本記者クラブ企画委員(産経新聞)

 

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会


会見リポート

読者、視聴者が最終着地点

下山 博之 (読売新聞社運動部)

 「プレスオペレーションの最終着地点は、報道の受け手へいかに良い情報を届けるか」。西村部長はPR会社に入社以降、2002年サッカーワールドカップ組織委員会やプロ野球・楽天など様々な立場で広報業務を担ってきたが、信条は不変。取材者の向こう側にいる読者や視聴者の評価を常に意識するからこそ、伝え手であるプレスに対するきめ細かな対応を心掛けてきた。

 東京五輪に約6000人、パラリンピックにも約2000人の取材者が訪れる。プールの水中カメラやセーリングの報道船も用意して良い写真や映像を撮れるよう配慮しており、「ここに取材エリアがあると困るという競技側とのせめぎ合いが起こる」と苦笑する。

 20年大会ではボランティアも含めて約2500人が報道対応にあたるといい、「プレスオペレーションがレガシーになってほしい」と願う。


ゲスト / Guest

  • 西村亮

    東京2020組織委員会広報局プレスオペレーション部部長

研究テーマ:オリンピック・パラリンピックと社会

研究会回数:6

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