2014年04月17日 14:30 〜 15:45 宴会場(9階)
デニス・ブレア 元米国家情報長官 元米太平洋軍司令官 記者会見

会見メモ

デニス・ブレア(元国家情報長官、元米太平洋軍司令官)氏が会見し、日米安保関係の変遷、現状と課題を中心に話し、集団的自衛権行使の憲法解釈の変更、米政府の尖閣諸島に対する立場についての質問などに答えた。

司会 会田弘継 日本記者クラブ企画委員長(共同通信)

通訳 池田薫(サイマル・インターナショナル)


会見リポート

日米同盟新たな時代へ 日本に積極的役割を求める

「北朝鮮や中国ならわかるが、日本の市民がなぜ反対するのか理解できない」


安倍政権が目指す憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認をめぐる日本国内の論争について、こう問いかけた。もちろん、「席を替わりましょう。答えに興味がある」とユーモアを交じえ、場の雰囲気を損なうことはなかった。


2002年に米太平洋軍司令官として会見して以来、2度目の登場。今回は、公職を離れた身分での来日とあってか、日本側に安全保障分野での積極的な役割を求める発言が目立った。


ブレア氏は、日米同盟の「漂流の時代は終わった」と強調。両国が新たな安全保障環境に合わせた政策を「より対等に」「共同で」作る必要性を訴えた。そのためには、「日本がより腕を上げる必要がある」とも。日米の交渉は、事務方からの積み上げではなくトップダウン方式が望ましいとし、電話やメールによる非公式な意思疎通が頻繁に行われる欧州の同盟国とも対比してみせた。


ただ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる質疑では、米国政府の公式見解から踏み込んだ発言はなく、元政府高官の慎重さものぞかせた。


産経新聞外信部 田中 靖人

ゲスト / Guest

  • デニス・ブレア / Dennis Blair

    アメリカ / USA

    元米国家情報長官 元米太平洋軍司令官 / former Director of National Intelligence, Commander in Chief of U.S. Pacific Command

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