2009年08月17日 00:00 〜 00:00
6党党首討論会 麻生 太郎 自民党総裁 鳩山由紀夫 民主党代表 太田 昭宏 公明党代表 志位 和夫 共産党委員長 福島みずほ 社民党党首 綿貫 民輔 国民新党代表

会見メモ

天下分け目の討論会


公示日前日の8月17日午後1時から、クラブ主催の「6党党首討論会」が行われた。会場やテレビでご覧になった皆さんの評価や感想はどうだったでしょうか。
6月に急逝した水上健也元理事長が道を開いた「党首討論会」から数えて今度は10回目だった。回数を重ねるごとに、第1部の党首の方々の冒頭発言、ディベートが聞き応えのあるものになってきたと思うがどうだろうか。
この討論会に限れば、レフリーは判定で民主の鳩山代表の右手を挙げたのではないだろうか。最初は2分間での党首による有権者への訴えだった。麻生さんが初めで、鳩山さんが次だった。ここで一勝負ついたような気がする。
首相の「責任力」演説はよくできたものだったが、官僚的なそつのなさがマイナスだった。この日に出た4~6月のプラス成長に触れたあと「景気最優先」「安心社会実現」「日本を守る」の3点を強調。戦略なきばらまきでは経済は成長しないと民主を批判。行き過ぎた市場原理主義と決別し、改めるべきは改め国民の暮らしを守る、と決然と表明した。
一方の鳩山代表は有権者と対面して話しかけるように、政権与党の不始末で国民の暮らしに広がった格差を指摘する。そして「責任ある政治が聞いてあきれる」「待ち受けているのは借金地獄と消費税増税だ」と自民長期政権を総括。官僚まかせの政治に終止符を打ち、一人一人の命を大切にする政治をつくろうと呼びかけた。
最後の結びはこうだ。「民主党のためなどということはいいません。どうぞ、あなたのお暮らしのために、未来のために、民主党に政権交代の力をお与えいただき、ぜひ一緒にチェンジで日本をよみがえらせようではありませんか」
「主張」のあとの党首同士のやり取りも白熱した。ここでも鳩山さんは21世紀臨調主催(8・12)の自民、民主トップ討論のときに指摘された守勢を跳ね返すような勢いだった。麻生さんも終始笑顔一つみせず舌蜂鋭く、民主党・政策の裏付け財源の不備などを突いた。
だが、このディベートで特に精彩を放ったのは、太田さん、福島さんだった。もちろん、志位さんは毎回見事だし、綿貫さんにはいぶし銀の魅力が光っていた。
2部の企画委員4人による党首への代表質問はやりづらかったと思う。ニュースということを考えれば、質問は鳩山さんに向かわざるを得ない。だが、まだ勝ってもないうちに、具体的にいろいろ答えられるわけはない。それでも4人は奮戦し、「官房長官、財務大臣、外務大臣は議員から」などを引き出した。当夜のテレビも、翌日の朝刊も、1部を中心に大きく報道した。・・・
日本記者クラブ会報2009年9月号1ページから引用。同号2ページに特集があります)


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