2015年02月19日 16:00 〜 17:00 宴会場(9階)
ポール・ライアン議員ほか米下院超党派議員団

会見メモ

ポール・ライアン議員(共和党 下院歳入委員会委員長)を団長とする米下院超党派議員団が会見した。TPP問題などについて話し、記者の質問に答えた。
司会 杉田弘毅 日本記者クラブ企画委員(共同通信社)
通訳 長井鞠子 池田薫 (サイマル・インターナショナル)
写真左から エイドリアン・スミス Adrian Smith 、チャールズ・ブースタニー Charles Boustany 、グレゴリー・ミークス Gregory Meeks 、ポール・ライアン Paul Ryan 、デイブ・ライシャート Dave Reichert 、バーン・ブキャナン Vern Buchanan の各議員


会見リポート

ウィン・ウィンへの意欲

滝田 洋一 (日本経済新聞編集委員)

2012年の米大統領選で副大統領候補、下院歳入委員長。ティーパーティー(茶会党)の代表者でもある。そんなポール・ライアン議員(共和・左から4人目)が民主、共和の超党派議員団を率い訪日した。

 

茶会党というからにはコワモテなのだろう。そんな先入観は会見の冒頭であっさり覆された。「『イスラム国』の犠牲になられた方にお悔やみ申し上げます」。冒頭で弔意を表する折り目正しさに、40歳代半ばの若手リーダーのオーラが漂う。

 

訪日の大きな狙いは、佳境に差しかかった環太平洋経済連携協定(TPP)の後押しだ(会見後、安倍首相とも面談)。「カギを握る大統領貿易促進権限法(TPA)は今春に成立し、TPPも年内には実現する」。日程について踏み込んで発言した。「TPPには為替問題に触れるような条項は盛り込むべきでない」とも。

 

ウィスコンシン州選出のライアン氏を筆頭に、農業州出身の議員が多いため、農産品の販路拡大の狙いもあるだろう。が、それ以上に「高いレベルの自由貿易体制を作ろう」という意欲、そして「ウィン・ウィン」を目指す姿勢が伝わってきた。


ゲスト / Guest

  • ポール・ライアン議員ほか米下院超党派議員団 / Congressional Delegation led by Representative Paul Ryan

    アメリカ / USA

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