2014年09月18日 13:00 〜 14:00 10階ホール
ジョーンズ ラグビー日本代表ヘッドコーチ 記者会見

会見メモ

ラグビー日本代表チームヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が、2015年のワールドカップ(イングランド)に向けての抱負、強化策などについて語った。悲願の決勝トーナメント進出を目標とし、「とても難しいが可能」と話した。

司会 宮田一雄 日本記者クラブ企画委員(産経新聞)

通訳 久保毛ふみ(日本ラグビーフットボール協会)


会見リポート

2015年W杯 ハードな練習で〝成果〟を

椎橋 勝信 (毎日新聞出身)

「ジャパン」が昨年6月ウェールズに1勝して、この人から目を離せなくなった。11月からは国際試合10連勝で、ランキングも10位にまで上がった。


そこで、来年のイングランドW杯、さらにその4年後のW杯は?


「ジャパン」ヘッドコーチの会見はW杯開会日までちょうど1年という日だった。


「この3年間で日本チームの歴史を変えた」「が、一番のベンチマーク(指標)はW杯」「最初、日本チームはどこが問題なのか、よく知る人に聞いた。①体が小さすぎる②メンタルな面でも追いつかない――の2点だった」


「ボールは60%保持したい、パスとキックの割合は11対1にしたい(W杯1次リーグB組で当たる南アは4対1)」「そのためには筋力と走力のアップが必要」


で、どうしたのか。世界のどのチームよりもハードな練習。午前5時、10時、午後の1日3回。「試合よりずっと激しい」そうだ。


実績に裏付けられた自信と、日本ラグビー「再建請負仕事人」らしい緻密な計算。W杯準々決勝進出は可能と見通した。容易なことではないが、この人の話はその気にさせる。


早大ラグビー部監督、日本代表監督として活躍した日比野弘氏らによる黄金期の再来を期待できるか。


ゲスト / Guest

  • エディー・ジョーンズ / Eddie Jones

    オーストラリア / Australia

    ラグビー日本代表ヘッドコーチ / Japan national rugby union team head coach

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