会見記録/昼食会/研究会

2013年11月27日    15:00〜 16:30
スタンフォード大学助教授 フィリップ・リプシー    10階ホール 

氏名 フィリップ・リプシー Name Phillip Lipscy
アメリカ Nation USA
肩書 スタンフォード大学助教授 Title Assistant professor in Stanford University's Department of Political Science
研究テーマ 日本の政治

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記者による会見リポート

今後の政党政治への手掛かり示唆

研究テーマ:日本の政治

民主党政権の「失敗」を検証したシンクタンク「日本再建イニシアティブ」の著作で「選挙戦略」を担当した2人。米国の気鋭政治学者(右)と政治史を専門とする日本人学者(左)の会見は間口が広く、今後の政党政治への手掛かりも示唆し、刺激的だった。


民主党政権の混迷は、「改革思考」の浮動票に左右される衆院と、農村部偏重の参院という選挙制度の影響が大きいと指摘。改革政党として勢力を伸ばしてきた民主党は、小沢一郎氏の「川上戦略」の結果、思想の異なる議員を抱え込み、ガバナンスを喪失したと分析する。選挙での「大勝」が党内対立に転化する現象は日本に限らず、盤石とみえる安倍政権も避けられないとの見方も示した。


民主党に必要なのは明確な政治思想に基づく戦略の構築であると指摘。政権交代時代の政党を少し長い目で見極める必要性も2人は強調した。「政権交代を経験し、日本も民主主義の『普通の国』に近づいた。次はもっとうまくいく」とのリプシー氏の言葉は、日本政治へのエールか、後進性の指摘か。悩ましく、考えさせられる発言でもあった。


企画委員 共同通信編集局副センター長 川上 高志
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