2004年06月21日 00:00 〜 00:00
5党党首討論会

会見メモ

小泉さん6回目の討論会

小泉純一郎自民党総裁、岡田克也民主党代表、神崎武法公明党代表

志位和夫日本共産党委員長、福島みずほ社民党党首


・・・国政選挙でのクラブ主催の「党首討論会」を、これで7回経験したことになる。いつも始まりは、各党首、いずれも独特の気合が入って陽性。「それっ」とばかり選挙戦に突入していくが、開票とともに明暗がはっきり。昨年11月の総選挙では、「討論会」に出席した6党首のうち土井さん(比例で復活)、熊谷さんの2人が落選し、保守新は自民に合流した。
ドラマはあるのだろうか。6月21日開催の「五党党首討論会」の直前まで、耳に入ってきたのは「投票率は45~50%」で、自民も民主も負けず波乱が少ないという予想だった。だが、党首討論会が詳報された22日付朝刊で、複数紙が世論調査結果を発表したが、いずれも明らかな小泉さんの支持率低下。週末のキー局の調査も同じ傾向だった。はたして自民の危機感がバネにはたらくのか。それとも潮目に変化が見えるのだろうか。
この選挙では3年余の小泉政権の評価が問われることになる。小泉さんの「党首討論会」出席は3回目。最初は01年7月の参院選で、ブームの中で自民の勝利。そのときの揮毫は「自民党がいいねと君が言ったから29日は投票に行こう」だった。次は昨年の総選挙のときで、大きく「夢」と書いた。今回は別掲の通り。
民主党ははじめが鳩山さん、次が菅さん、そして岡田さん。前の2回では、小泉さんは核心部分だけを短く発言し、相手にならないというかそっけない感じだった。しかし、今回はこれまでに比べて説明もていねいでそれなりに熱っぽさも伝わってきた。弁明的と受け取られる可能性もあるが、積極的な対応だった。・・・
日本記者クラブ会報2004年7月号1ページから引用。同号2~3ページに特集があります)

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