2015年07月24日 11:00 〜 12:00 10階ホール
遠藤利明 五輪担当相 会見

会見メモ

遠藤利明 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣が会見し、記者の質問に答えた。
司会 和田圭 日本記者クラブ企画委員(フジテレビ)

総理大臣官邸HP オリンピック/パラリンピック推進本部


会見リポート

新国立競技場「責任もってやる」

小沢 剛 (共同通信編集委員)

2020年東京五輪の開幕まで「あと5年」にあたる日の会見を、こう切り出した。「ちょうど5年後の7月24日、夜の8時くらいでしょうか、新しくできる国立競技場で開会式を迎えます」。夜の開幕は、東京の夏の天候を考えると極めて妥当で、まだ調整が残るが、歓迎される方向性の示唆である。

 

と同時に、ここで述べた新しい国立競技場の建設が当面の最重要課題だ。巨額工費が批判を浴び、計画の白紙撤回が決まったばかり。5年後の五輪のメーンスタジアム建設に、関係閣僚会議の議長になり陣頭指揮にあたる。「建設主体はJSC(日本スポーツ振興センター)ですが、閣僚会議と(その下の)推進室で指揮監督する。私の下で責任をもってやっていく」。担当大臣としての自負をにじませた。

 

山形での少年時代からスポーツに熱中した。議員になってからも思い入れは強い。大会の成功へ、条件を3つ挙げた。安全安心な開催、日本選手の活躍、障害者と健常者の共生など五輪のレガシー(遺産)づくり―である。前回大会は戦後日本の復興を記した。今回は東日本大震災からの復興を世界に示す。「世界最大のお祭り」と五輪を位置付けつつ、被災3県の住民への視線も持つ。


ゲスト / Guest

  • 遠藤利明 / Toshiaki Endo

    日本 / Japan

    東京オリンピック・パラリンピック担当相 / Minister in charge of the Tokyo Olympic and Paralympic Game

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