会見記録/昼食会/研究会

2015年3月20日    15:00〜 16:00
国境なき医師団インターナショナル会長 ジョアンヌ・リュー    10階ホール

氏名 ジョアンヌ・リュー Name Joanne Liu
肩書 国境なき医師団インターナショナル会長 Title president, MSF's international

会見メモ

国境なき医師団インターナショナルのジョアンヌ・リュー会長が会見し、西アフリカでのエボラ出血熱対策やシリアほか紛争地での活動について話し、記者の質問に答えた。
司会 宮田一雄 日本記者クラブ企画委員(産経新聞)
通訳 大野理恵(サイマル・インターナショナル)
国境なき医師団日本

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国境なき医師団インターナショナル会長 ジョアンヌ・リュー 写真 1 国境なき医師団インターナショナル会長 ジョアンヌ・リュー 写真 2 国境なき医師団インターナショナル会長 ジョアンヌ・リュー 写真 3 国境なき医師団インターナショナル会長 ジョアンヌ・リュー 写真 4  

記者による会見リポート

たゆむことなき弱者医療救援の道

人道主義の博愛の精神に基づく「国境なき医師団」の活動は、国家の枠組みにとらわれない緊急医療を旨とする。人や物が国境を越えて自由に行き交う、グローバル化の時代にこそ初めてあり得た活動だろう。今や世界中の紛争地帯、貧困地帯で「国境なき医師団」の姿がある。小児科医であり2013年の就任以来重責をこなす、リュー会長の会見は時宜を得たものであり、その語り口は若さのなかにも精悍さを感じさせるものだった。

 

昨年、西アフリカで危機的に流行したエボラ出血熱では「国境なき医師団」の活躍が頻繁に伝えられたが、今回の会見では、そのエボラ出血熱はじめ、内戦のシリア、さらには紛争地域のウクライナ東部、アフガニスタンと広範にわたる医療救援活動が現在進行形で語られた。

 

エボラ出血熱の流行はまだ終息していないとし、あくまで患者ゼロ、新規感染ゼロを目指すとする。シリアでの医療活動はイスラム国の問題もあり、数カ所を除いて直接の医療援助ができていない現状にも触れた。メディアとの関係を問われ、DNAに深いつながりがあるとし、声を上げて活動していく姿勢を語ったのが印象に残る。


東京新聞事業局長 鷲見 卓
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